ファッションデザイナーのジャン・ポール・ゴルチエの軌跡を描く舞台「ファッションフリークショー」が9月12日より東京・東急シアターオーブで再上演される。本作のアンバサダーに増田貴久(NEWS)、森星、萬田久子が就任し、本日6月5日に東京都内で行われたお披露目会見に登壇した。
「ファッションフリークショー」はゴルチエの半生をファッション、音楽、ダンスを通じて表現するエンタテインメントショー。衣装としてパリコレクションのランウェイを彩った実際のオートクチュール200着以上が登場する。2018年にフランス・パリで初演され、2023年からは東京を含めた世界ツアーが行われた。
会見に白いフレアジャケットで登場した増田は、この日の自らの衣装について「『問題をスカートで覆う』というテーマがあって、ジャケットを腰のところに巻いてスカートみたいにするシーンがあるんです。心がキュッとしてワクワクする、そういう素敵なパワーを持った洋服だなと思います」とコメント。森はスタッズをあしらったパンクなレザージャケットとスカート、萬田は羽根をあしらった巨大なヘッドドレスとカモフラージュ柄のドレスで登壇した。
アンバサダーのオファーを受けたときの心境を尋ねられると、増田は「大好きなゴルチエのお仕事させてもらうということで、もうホントにうれしくて『やったー!』って声が出て、すぐにお受けしました」と振り返る。2023年に日本で上演された際にはドラマの撮影時期と重なり、鑑賞できなかったと明かしつつ「再上演と聞いて観るのを楽しみにしてたら、なぜかここに立ってます(笑)」といつの間にかアンバサダーの立場になっていた喜びを語った。
また会見後半には日本公演のオフィシャルフォトグラファーで、アンバサダーが公演の衣装を着用したビジュアルの撮影を手がけたレスリー・キーも登壇し、4人で撮影時のエピソードを語る場面も。セーラー風の衣装を身に付けた増田の撮影は公演の劇中曲をBGMに、踊りながら行われたとのこと。クールな目線をキメた増田のカットに萬田が「乱れないね! 素敵だわ」と驚くと、増田は「乱れないですねえ(笑)。逆にもうちょっと乱れてたほうがよかったのかな」と自画自賛。レスリーは「やっぱり踊りが上手。この写真はジャンプしながら撮ったんです」と増田の表現者としての実力を褒め称え、「これからアザーカットがどんどん出てきますよ。ぜひ『ファッションフリークショー』のSNSでたくさん見てください」と、アンバサダービジュアルのさらなる公開も予告した。
