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LE SSERAFIMとFEARNOTは“不可能を可能”にする、日本ツアー最終日「次は東京ドーム」が現実に

LE SSERAFIM (P)&(C) SOURCE MUSIC
5分前2025年06月16日 3:01

LE SSERAFIMの日本ツアー「2025 LE SSERAFIM TOUR ‘EASY CRAZY HOT’ IN JAPAN」が昨日6月15日の埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演にて幕を閉じた。

「EASY CRAZY HOT」日本公演完走

今回の日本ツアーは、4月の韓国公演を皮切りに全10以上の都市で行われるグループ初のワールドツアー「2025 LE SSERAFIM TOUR ‘EASY CRAZY HOT’」の日本公演。5月6、7日の愛知・ポートメッセ名古屋公演でスタートし、その後は大阪・大阪城ホール、福岡・西日本総合展示場を経て埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演でフィナーレを迎えた。

韓国内外の大型授賞式や海外フェスなど世界各国でのステージを経験しながら、“魅せる”だけにとどまらず、観客も“巻き込む”ライブへと進化を遂げてきたLE SSERAFIM。その成果はこの日さいたまスーパーアリーナにて、FEARNOTとの間に生まれた濃密な一体感となって結実していた。本稿では、6月12、14、15日の3日にわたって開催された埼玉公演より、日本ツアーの千秋楽となったDAY3公演の模様をレポートする。

スーパーLE SSERAFIM、スーパーFEARNOT

ただならぬ雰囲気に包まれる開演時刻間近の会場。観客が今か今かとライブの始まりを待ちわびていると、大勢のダンサーたちが客席エリアから現れ、そのままセンターステージへと集結。重厚な雰囲気の中で披露する群舞が張り詰めた空気を生み出す中、舞台上で舞うダンサーたちが“雷に打たれる”姿が白のレーザー照明によって演出され、観客の視線を釘付けにする。ものものしい空気がただよう中、やがてメインステージの奥からLE SSERAFIMが姿を現し、「Ash」「HOT」と最新曲を続けて披露。流麗かつパワフルなダンスで会場を掌握し、続く「Come Over」のラストでは、5人はリーダーKIM CHAEWON(キム・チェウォン)のウインクを合図にメインステージへ続く花道を颯爽と駆け抜ける。顔を見合わせて笑い合いながら、まるで先ほどまでの張り詰めた空気が幻だったかのように、柔らかな笑顔でステージをあとにした。その後はメンバー1人ひとりをフィーチャーした壮大なVTR映像が流れ、ライブの始まりが改めて観客に周知された。

LE SSERAFIMにとって、日本ツアーの開催は2023年開催の「‘FLAME RISES’ IN JAPAN」以来およそ2年ぶりとなる。日本ツアーの最終地点であるさいたまスーパーアリーナはグループ最大規模とのことで、メンバーたちも気合十分。会場名をもじって、メンバーは「スーパーLE SSERAFIMでがんばります! 皆さんもスーパーFEARNOTでいてくれますか!?」と観客の熱狂を煽ったり、HONG EUNCHAE(ホン・ウンチェ)は「さいたまスーパーアリーナなので、今日はスーパーキュートです!」と自身のツインテールヘアーをアピールしたりと、さいたまスーパーアリーナという舞台でライブを行う高揚感をこれでもかと楽しむ5人の様子が伺えた。

SAKURAの広い視野とプロ意識

ライブ中は、メンバーが「このライブはLE SSERAFIMとFEARNOTが一緒に作り上げるもの」という意識を自然と引き出す場面も多々見られた。中でもSAKURA(サクラ)は、「皆さんが盛り上がってくれたら、後ろのほうにも行く……かも? 皆さん次第ですよ!」と熱気を煽るような言葉を投げかけ、「Blue Flame」前には、客席を上手下手に二分して「より声が大きかったほうに視線を送ります!」と競わせる形で声出しを促す場面も。撮影が可能な「DIFFRENT」のステージでは、パフォーマンス前に「撮影OKになると応援の声が小さくなっちゃうので……大きな声でコールできますか!?」とあらかじめ歓声を求めるなど、最後の瞬間まで“いまこの場”を観客と一緒にライブを盛り上げようとする姿勢が際立ち、FEARNOTもまた、この思いに応えるかのように熱烈な歓声を彼女たちに届ける。SAKURAに限らず、メンバーそれぞれの愛ある声かけの数々は、彼女たちがライブにかける思いの深さ、そして、LE SSERAFIMとFEARNOTの強い信頼関係を物語っていた。

なおSAKURAは、客席エリアに降りる演出が行われる「Star Signs」が始まる前には、FEARNOTに向けて「私たちが客席に降りたら、座ってご観覧ください!」と丁寧に呼びかけた。誰かが立ち上がることで、後方の観客の視界が遮られてしまう可能性を考慮したこのひと言からは、会場全体を俯瞰して広い視野で見渡す彼女のプロ意識がにじんでいた。

カーニバル再び

ツアーで披露された楽曲は、その多くにライブならではの編曲が施されており、中でも「Smart」はテンポを上げた“Sped Up”仕様でクラブのような高揚感が演出され、バンドサウンド仕様に編曲された「EASY」「FEARLESS」は、前者は重低音が響くハードなアレンジ、後者は思わず体が揺れるようなノリのいいアレンジへと姿を変え、それぞれの楽曲が持つ新たな表情が引き出された。

「FEARLESS」「Smart」と人気曲が続けざまに披露されて観客の反応がひと際熱を帯びていくと、この高揚感のまま、KIM CHAEWONは「私の仲間になれ!」とFEARNOTに告げて「Fire in the belly」へとつなげた。「Fire in the belly」は、前回の日本ツアーでは公演を締めくくる1曲として披露され、異様な盛り上がりとただならぬ一体感を見せたラテンサウンドの楽曲。2年のときを経てのこの曲のステージは、LE SSERAFIMとFEARNOTの一体感のさらなる深まり感じさせるようなステージとなり、「カーニバル」という言葉がぴったりの祝祭感あふれる空間が広がった。

「Eve, Psyche & The Bluebeard’s wife」「CRAZY」などキャッチーなダンスナンバーが続くブロックではワッキングを取り入れたダンスブレイクが挿入され、FEARNOTの感嘆の声が引き出される。「Where the heck is Saki?」と、FEARNOT(韓国表記「피어나」=「咲」)を連想させる歌詞が印象的な「1-800-hot-n-fun」では、歌詞通り“Saki”の行方を探すという設定のもと、客席に1席だけ設けられた「SAKI SEAT(サキシート)」に着席するFEARNOTを、メンバー自らがビデオカメラを動かしながら捜索する演出も。モニタにはビデオカメラで撮影された映像がそのまま投影され、観客もSakiの捜索をともにするかのような一体感が生まれた。

私はまだ“何者でもない”のに

アンコールではメンバー1人ひとりが公演の感想とFEARNOTへの深い愛情を口々に述べていく。KAZUHA(カズハ)は「FEARNOTという大切な存在に出会えた私たちは本当に幸せ者です。これまで私たちがいろんなことを乗り越えてきたように、このメンバーと、そしてFEARNOTと一緒なら、きっとこの先も『不可能』なことを『可能』にできると信じています」、HUH YUNJIN(ホ・ユンジン)は「私はまだ“何者でもない”のに、FEARNOTの皆さんの愛は、私を“何者にでもなれるかもしれない”という夢を抱かせてくれる」と、FEARNOTがいかに彼女たちにとって大きな存在かを語る。HONG EUNCHAEは「公演のたびに、私たちは『次はもっと大きな会場で会いましょう』と話していますが、それを実現するのは決して簡単なことではなく、当たり前にできることではないとよくわかっています。だからこそ、ここまで私たちを連れてきてくれたFEARNOTには、本当に心から感謝しています。そんな感謝の気持ちに満ちあふれた3日間となりました」と、さいたまスーパーアリーナでの3日間を穏やかな表情で振り返った。

「大きすぎる夢だったから」

なおアンコールの最後には、突如モニタに映し出された映像を通じて、本ツアーの追加公演としてグループ初の東京ドーム公演が開催されることが明かされた。東京ドームでの単独公演はLE SSERAFIMにとって大きな目標であり、発表直後、KIM CHAEWONは「『私たち、ここまでがんばってきたんだな』と感じることができました」と涙を流す。HONG EUNCHAEは「『東京ドームでお会いしましょう』と言ってはいましたが、内心はとても不安な気持ちでした」と、「東京ドーム公演」という夢の実現を現実的なものとして捉えきれなかった心情を吐露。HUH YUNJINは「私たちはデビューのときは『次は東京ドームです』と言ってきましたが、時間が経つにつれて、それがあまりにも大きすぎる夢であることを感じるようになり、自然とそういったことを言わなくなったんです」と、夢を語ることすらためらうほど遠くに感じていた舞台だったことを明かし、その実現がいかに大きな意味を持つかを物語った。

東京ドーム公演の日程は、11月18、19日。チケットなどの詳細は追ってアナウンスされる。

【全文】最後のメンバーコメント

KIM CHAEWON

今日、ここさいたまスーパーアリーナでの最終公演をもって日本ツアーを無事に終えることになりました。本当にあっという間でした。今回の日本ツアーを通して、LE SSERAFIMとして大きく成長できたなと感じています。

最初に「さいたまスーパーアリーナで3日間公演を行う」と聞いたときは、「本当にできるんだろうか」「あの会場をいっぱいに埋められるのか」「たくさんのFEARNOTは私たちに会いに来てくださるのだろうか」と、正直とても心配でした。でも実際には、こうして本当にたくさんのFEARNOTの皆さんで埋め尽くされた会場で、3日間も公演ができたことが夢のようで。本当に幸せです。またFEARNOTによりよいステージをお届けできるように、ともに悩みながら力を尽くしてくださったすべてのスタッフの皆さんにも感謝の気持ちを伝えたいです。皆さんのおかげで、こんなにもたくさん成長できたし、素敵な公演を作ることができました。

メンバーのみんなにも心から「お疲れ様」と伝えたいです。この5人じゃなければ、きっとやり遂げることはできなかったと思います。本当にありがとう。お疲れ! そして何より、私たちがどんなに一生懸命準備をしても、FEARNOTがいなければコンサートは完成しません。こんなにも素敵な公演を一緒に作り上げてくださって本当にありがとうございます。私たちも、皆さんからいただいたもの以上のものをお返しできるようなLE SSERAFIMになります。必ずです、約束します。

今日が皆さんにとって幸せな一日になっていたらうれしいです。本当にありがとうございました!

SAKURA

今日はさいたまスーパーアリーナの最終日、そして日本ツアーの最終日。来ていただき、本当にありがとうございました。皆さんどうでしたか? 楽しかったですか? 5月から始まった日本ツアーだったんですけど、本当にあっという間に終わってしまって、正直ちょっと寂しいです。本当に念願のツアーでしたし、こんなに大きな会場で3日間コンサートができるって知ってから、この日が来るのを本当に楽しみにしていたので……今日はとっても楽しかったぶん、やっぱり寂しいなって感じてしまいます。それだけ皆さんとの時間が本当に幸せで。だからこそ、終わってほしくないって思ってしまうんじゃないかなって思います。

私の好きな映画の中のセリフで「誰かにしか手に入らないものは幸せと言わない。誰でも手に入るものを幸せという」っていう言葉があって、それを聞いたときにすごくハッとしたんです。この映画を観たあとに「幸せってなんだろう」と考えたとき、私もそうなんですけど、みんな“幸せ”っていう言葉を使うとき、「幸せになりたい」って言いがちじゃないですか。でももしかしたら幸せって、“手に入れるもの”じゃなくて、すでに私たちはみんな幸せで、その幸せに気付けた人こそが、本当の意味で「幸せな人」なんじゃないかなって思ったんです。

とは言っても、なかなか幸せに気付けない日もあるし、私も時々、疲れてしまってポジティブに考えられない日もあります。FEARNOTも、きっとそんな日がたくさんあるんじゃないかなって思います。でも、今日みたいにLE SSERAFIMとFEARNOTがこうやって出会える日は、お互いにとって“幸せな日”になっていたらうれしいです。

「この人に会うと、なんか無条件に幸せになれる」そんな存在がいることって、人生においてすごく大きな支えになるんじゃないかなって。私にとってFEARNOTはそういう存在なので、FEARNOTにとっても、私たちLE SSERAFIMがそんな存在になれていたらいいなと思います。日本ツアーは今日で終わりますが、またすぐに会えると信じてます。そのときは、また会いに来てくれますか? 約束ですよ?

今日は本当に幸せでした。ありがとうございました!

HUH YUNJIN

実は私、数日前に日記帳にFEARNOTへの手紙を書いたんです。そこには「アーティストとファンの関係性ってなんだろう?」という悩みをつづりました。

「何かに夢中になるには、5秒もかからないくらいのほんの一瞬。その一瞬が人生を変えることもある」と言われています。そんな本当に短い瞬間に、果たしてどんな感情が交錯し、私たちのどんな姿を見て(FEARNOTが)ここに集まってくださったんだろう? そう思いを巡らせました。きっと、皆さんが今日ここに足を運んでくださった理由は1人ひとり違うと思います。聞いたところによると、今日は1万9000人ほどの方が来てくださったそうで、つまりは1万9000通りの理由があるということになります。だからこそ、ここさいたまスーパーアリーナで3日間、皆さんと一緒に公演をできたことが本当に夢のようです。

正直、皆さんが私たちのことをどのような存在としてとらえてくださってるのかはまだよくわかっていません。それを理解するには私はまだまだ未熟で、知らないことも学ぶべきこともたくさんあります。それでも、「私はここまでちゃんと生きてこられたのかな」って思います。

そして、逆に「ファンの皆さんは私にとってどんな存在なのか」も考えてみました。実際のところ、私はまだ“何者でもない”のに、FEARNOTの皆さんの愛は、私を“何者にでもなれるかもしれない”という夢を抱かせてくれます。今日もこうして皆さんと一緒に過ごしていたら、未来が見えました。私はアニメが好きなんですが、その中にこんなフレーズが出てきました。「人というのは、自分のためではなく、ほかの人のためなら信じられない力を発揮できる生命体だ」。これは、FEARNOTにぴったりの言葉だなと思っています。私たちも、そんな言葉が似合うグループになれるように今後も努力し続けます。

「歌手とファンは、どんな間柄なのか」、私にはまだはっきりとはわかりません。でも、LE SSERAFIMとFEARNOTとして、ともに悩み、ともに学びながら進んでいけることはとても素敵で幸せなことだと思います。皆さん、本当にありがとうございました。忘れられない思い出をプレゼントしてくださったこと、心から感謝しています。これからもたくさん会いましょうね。愛してます! FEARNOT!

KAZUHA

本日は、さいたまスーパーアリーナ公演の最終日に来てくださって本当にありがとうございました。たくさんの歓声を浴びながら舞台に立ったこの3日間は夢のような時間で、本当にあっという間でした。公演をしている間、「次にこの景色を見られるのはいつだろう」と、そんなふうに考えていると、1分1秒が過ぎていくのが本当に惜しくて。絶対にこの光景を心に焼き付けておきたいなと、心からそう思いました。

この光景は、3年半ほど前、私がバレエをしていた頃には想像もできなかった景色だと感じました。とにかく「新しい世界に足を踏み入れてみたい!」という一心で、目の前のことに精一杯取り組もうとがむしゃらに走ってきましたが、気付けばこんなにもたくさんの大切な方々に囲まれていました。振り返ってみると、デビューしてからのすべての瞬間、私たちを支えてくれたのはFEARNOTでした。改めて、ここまで来ることができたのはFEARNOTのおかげです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

私は「夢を持つことに制限はない」と思っているので、大きな夢はいくつでも持っていいと思っています。でもその夢を実際に叶えるためには、私たち5人だけの力だけではなく、たくさんの方々の助けや力、そして時間が必要になります。こうして大きな会場で公演をすることも、私たちが「やりたい」と思うだけで実現できるものではなく、応援してくれて、実際に足を運んでくださる方がいなければ意味がありません。同じように、私たちLE SSERAFIMも、FEARNOTがいてくれるからこそ存在できているんだと思います。

私自身の人生の中で、「この人と一生一緒にいたい」と思える人に出会えることは、そう簡単なことではないと思っています。だからこそ、FEARNOTという大切な存在に出会えた私たちは本当に幸せ者です。これは根拠のない自信なんですけど、これまで私たちがいろんなことを乗り越えてきたように、このメンバーと、そしてFEARNOTと一緒なら、きっとこの先も「不可能」なことを「可能」にできると信じています。これからも、皆さんと一緒にもっともっと大きな夢を叶えていきたいです。そのために私たちも精一杯努力していくので、どうかFEARNOTも私たちのそばで見守っていてください。

HONG EUNCHAE

今日は来てくださって本当にありがとうございました! こうして今日の公演で、日本でのツアーが幕を下ろすことになりました。たくさんのFEARNOTの皆さんを目の前にすると、本当にさまざまな感情がこみ上げてきます。こんなに大きな会場で、大勢のFEARNOTの歓声を直接見て、聞いていると、「ああ、いつの間にかここまで成長できたんだな」と感じます。

私たちは公演のたびに「次はもっと大きな会場で会いましょう」と話していますが、それを実現するのは決して簡単なことではなく、当たり前にできることではないとよくわかっています。だからこそ、ここまで私たちを連れてきてくれたFEARNOTには、本当に心から感謝しています。そんな感謝の気持ちに満ちあふれた3日間となりました。

この3日間、さいたまスーパーアリーナのステージに立ちながら、ふと客席のFEARNOTの皆さんを見ると、私が思っていた以上に、私たちにはたくさんの味方がいてくれるんだと気付きました。こんなにもそばで見守ってくれる人がいるんだと感じられて、本当に心が温かくなりました。もちろん、会場が大きくなった分、私たちの姿が見えにくかった方もいたかもしれません。でも、そういった方にもエネルギーが届くように、「明日はない」という気持ちで、1つひとつのステージに全力で臨んできました。それでも小さくしか見えなかった方々には申し訳ない気持ちもありますが、今日のステージを「残念だった」と思うのではなく、「次も来たいな」「次はもっと近くで見たいな」と思っていただけたらうれしいです。

私が公演をしながら一番に願っているのは、まず「誰も怪我することなく、最後まで無事に公演を終えること」。そして、来てくださった皆さんにとって、少しでも力になって、少しでも慰めになるような時間となることです。皆さんは、明日からまたそれぞれの日常に戻って、それぞれの場所で一生懸命過ごされると思いますが、今日のこの幸せな記憶が、少しでも皆さんにとっての糧となり、また前に進むための力になることを祈っています。

時には早く、時にはゆっくりと。私たちは私たちのペースで成長しています。でもFEARNOTに向けた私たちの真心は、いつでも、どこにいても変わることはありません。これからもずっと、お互いにとって大切な存在でいられたらいいなと思います。

今日は最終日なので、話したいことがたくさんあり長くなってしまいましたが、この会場で3日間公演ができたことは本当に光栄で幸せでした。さいたまスーパーアリーナまで来たので、次はもっともっと大きな会場でお会いできたらうれしいです。またすぐにお会いしましょう!

【全文】初の東京ドーム公演の開催発表後のコメント

KIM CHAEWON

今日は泣かないでいようと思ったんですが……あまりにもうれしい出来事なので、映像を見たら涙が出てきてしまいました。「私たち、ここまでがんばってきたんだな」と感じることができました。皆さん、本当にありがとうございます。FEARNOTにもあまりにも多くのものをいただいているので、どう恩返しをしていけばいいいのか、頭を悩ませながら考えているところです。本当にいつも、忘れられない夢のような日々をプレゼントしてくれてありがとうございます。

SAKURA

デビューしたときから「いつか東京ドームに行きたい」と思っていたんですけど、まだまだ遠い目標だと思っていたので……こうやって東京ドームでライブができることになったのは、本当にFEARNOTの皆さんのおかげだと思っています。本当に……本当にありがとうございます。東京ドームというステージは、このさいたまスーパーアリーナの何倍も大きいです。会場が大きくなるほど、その分、FEARNOTとの距離も遠くなってしまうと私は思っていて……。なので今回のツアーでもそうですけど、どこの席にいても皆さんに楽しんでいただけるような東京ドーム公演を準備するので楽しみにしていてください!

HUH YUNJIN

私たちがデビュー(したばかり)のときは「次は東京ドームです」と言ってきましたが、時間が経つにつれて、それがあまりにも大きすぎる夢であることを感じるようになり、自然とそういったことを言わなくなったんです。だからこそまだ実感が湧きません。「私たちが東京ドームに行く」というよりも、「FEARNOTの皆さんが私たちをドームのステージに立たせてくださった」んです。本当にありがとうございます。

KAZUHA

まだ実感が湧かないくらい、私にとって東京ドームは大きな舞台。なのでまだ信じられないんですけど……私1人では絶対に立つことができないステージだと思うんですが、こうやって素敵なメンバーと、そして応援してくださるたくさんのFEARNOTの皆さんに出会ったことで立つことができる舞台だと思うので、完璧なステージをお見せすることはもちろんのこと、皆さんへの感謝の気持ち、そして私たちが結成したときに抱いた情熱をもう1度よみがえらせて、誠心誠意、最高のステージに向けて準備していきます。期待していてください。

HONG EUNCHAE

これまで「東京ドームでお会いしましょう」と言ってはいましたが、内心はとても不安な気持ちでした。でも私たちは、誰よりも切実にこれを祈ってきました。「東京ドームに必ず行きたい」という気持ちがあったので、今回の日本ツアーも本当に一生懸命がんばってきました。だからこそ、今とても満たされた気持ちです。皆さんにはより成長した姿をお見せできるように、今以上に成長して戻ってくるので、11月にまたお会いできればと思います。

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