佐藤健がバンドマンを演じる7月31日配信のNetflixオリジナルドラマ「グラスハート」のメイン予告映像がYouTubeで公開された。
「グラスハート」は若木未生による同名小説を原作とした作品で、主演の佐藤自身が映像化を念願し自ら企画。佐藤は本作の共同エグゼクティブプロデューサーも務めている。メイン予告に使用されている楽曲は、野田洋次郎(RADWIMPS)が作詞作曲、佐藤が歌唱を担当した「Glass Heart」。野田は製作陣からの「かつてないサウンドを生み出してほしい」という依頼に応えて本楽曲を書き下ろした。
このドラマは所属していたバンドを理不尽な理由でクビになった大学生・西条朱音が、孤高の天才ミュージシャン・藤谷直季率いる4人組の新バンド・TENBLANK(テンブランク)のドラマーにスカウトされるところから始まる。朱音役を宮崎優、藤谷役を佐藤が担当。バンドメンバーであるカリスマギタリスト・高岡尚を町田啓太、音楽マニアの孤独なキーボディスト・坂本一至を志尊淳、TENBLANKと敵対するユニットOVER CHROMEのカリスマボーカリスト・真崎桐哉を菅田将暉が演じる。
またドラマの劇伴を映画「おおかみこどもの雨と雪」などで知られる高木正勝が手がけることが決定。さらに野田に加え、Taka(ONE OK ROCK)、川上洋平([Alexandros])、清竜人、Yaffle、TeddyLoid、たなか(Dios)、ざらめ、ao、MEG、飛内将大、Soma Genda、太志(Aqua Timez)、田中秀典、永野亮(APOGEE)、松原さらり、松尾優、南田健吾、CJ Baran、 Kie Katagi(jizue)、スガダイロー、村田昭、NANa、Jamil Kazmiら総勢26組のアーティストが楽曲提供や歌唱、演奏で参加していることが明らかになった。
佐藤と親交の深いTakaは、ドラマ後半の重要シーンをよりエモーショナルに印象付ける、ざらめ歌唱の劇中曲を制作。彼は楽曲制作を振り返り、「この曲を歌うざらめの声の個性と劇中歌としてしっかりと映像に馴染むようにという事を健と話し合いながら作りました。自分にとっても新しいチャレンジでしたが、楽しめたので良かったです!」とコメントしている。
劇中バンド・TENBLANKの楽曲に歌詞を提供した川上は、「バンドを始めた頃、ただ“音を吐き出す”ことが楽しくてたまりませんでした。自分の部屋で作った小さな曲がマイクやアンプで増幅して、仲間の音も加わり、どんどん大きくなっていく。その瞬間瞬間に興奮が抑えきれなかった。そこに意味なんかありませんでした。あってたまるかとさえ思っていました。今日もそれは変わっていません。と、なんとなく物語のキャラクターに少しだけ自分を重ねてしまいました。グラスのように透明だけど、どんな感情でも満たせる心として。素敵な作品に携われて光栄です」と、制作を振り返っている。
Taka(ONE OK ROCK)コメント
この曲を歌うざらめの声の個性と劇中歌としてしっかりと映像に馴染むようにという事を健と話し合いながら作りました。自分にとっても新しいチャレンジでしたが、楽しめたので良かったです!
川上洋平([Alexandros])コメント
バンドを始めた頃、ただ“音を吐き出す”ことが楽しくてたまりませんでした。
自分の部屋で作った小さな曲がマイクやアンプで増幅して、仲間の音も加わり、どんどん大きくなっていく。その瞬間瞬間に興奮が抑えきれなかった。そこに意味なんかありませんでした。あってたまるかとさえ思っていました。心の説明よりも、言葉の加速の方を求めていたからだと思います。中身はあとから。今はとりあえず吐き出したい。今日もそれは変わっていません。と、なんとなく物語のキャラクターに少しだけ自分を重ねてしまいました。グラスのように透明だけど、どんな感情でも満たせる心として。素敵な作品に携われて光栄です。ありがとうございます。
TeddyLoid コメント
葛藤や衝動、切なさが入り混じる「グラスハート」の世界に、自分の心ごと音に溶かすような気持ちで向き合いました。
鼓動のようなビートに感情を乗せて、誰かの胸に確かに届くことを願っています。
たなか(Dios)コメント
単純にいい音楽を作る、というだけでなく登場人物の生きざまや価値観から滲みでる癖みたいなものを自分なりに汲み取って書きました。2曲とも違うカラーの曲に仕上がったと思います、物語の奥行きに寄与できていればとても嬉しいです。多くの方に楽しんでいただける作品になりますように。
ざらめ コメント
Netflixシリーズ「グラスハート」の挿入歌を担当させていただきました。ざらめです。
今回、ヒロイン・西条朱音の気持ちを、数々の名曲のカバーと共に表現し、ドラマ後半の挿入歌をTakaさんと共に制作させていただきました。ヒロイン目線で作品に向き合い“青春×音楽”には欠かせない感情をありのままに書き、歌いました。デモを作成するところから始まり、たくさん時間をかけて出来た楽曲は、今までにない新しい自分を見つけてくれるものでした。Takaさんのアーティストとしてのパワーと他にない経験を受け取ることができて、本当に有意義な時間でした。
そして制作に関わるすべての方々、主演・プロデューサーを務める、佐藤健さんのものすごい熱量に圧倒されました。
そんな作品の一部になれたことを誇りに思います。「グラスハート」が世界中に愛される作品になりますように。
ao コメント
ユキノの歌唱を担当させていただきました、aoです! 私は今回吹き替えという形での歌唱が初めてでした。ドラマの映像を見ながら髙石あかりさんの表情と仕草に合わせて、「こんな歌い方になるかな?」と想像しながら歌唱を行うのがとても難しかったですが、何度もやり直しながら納得のいくテイクを録ることが出来ました! 言葉だけでなく、歌から伝わる彼女の感情をみなさんに聴いていただきたいです!
