JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイトJOYSOUND公式キャラクター「ジョイオンプー」

日韓の年末音楽特番&授賞式が大盛りあがり|2025年12月のK-POP

今月のイラスト:NCT WISHの全力「TT(原曲:TWICE)」。
18分前2026年01月12日 11:01

大きな話題から気になる小ネタまで、“最近のK-POP”をまとめて振り返るマンスリー連載「K-POP、最近どう?」。2025年の締めくくり、ソウルで初雪も観測された12月は、「Melon Music Awards 2025 (MMA 2025)」で3冠に輝いたG-DRAGONや、「第76回NHK紅白歌合戦」「第67回 輝く!日本レコード大賞」でのK-POP勢の活躍など、日韓で華やかなニュースが駆け巡りました。授賞式では“第5世代”によるフレッシュなカバーから、「MMA」での8年ぶりとなるEXOによる貫禄たっぷりのパフォーマンスまで、世代を超えてスターたちの熱いステージも強く印象に残っています。本稿では、そんな熱狂と歓喜に包まれた12月のK-POPシーンから、印象的な出来事をピックアップします。

文 / 岸野恵加 イラスト / ちぎりパン

1. 「ボイプラ2」からの飛躍も

2025年の締めくくりとなった12月。今回も、リリース作品の振り返りからお届けします。1日には少女時代のテヨンが、ソロデビュー10周年を記念して、これまでの楽曲を詰め込んだベストアルバム「Panorama : The Best of TAEYEON」を発表。また同日、メンバーのカンミン、ドンホン、ケヒョンが「BOYS II PLANET」に参加して話題を集めたVERIVERYが、シングル「Lost and Found」で2年7カ月ぶりとなるカムバックを果たしました。リード曲「RED(Beggin')」は、ManeskinもカバーしたThe Four Seasonsの1960年代の名曲「Beggin'」をサンプリングしています。なおこの曲は12日放送の「Music Bank」で首位を獲得。VERIVERYが音楽番組で1位を獲得するのは実に3年ぶりでした。

同じく「BOYS II PLANET」で最終10位となったチェ・リブは、さわやかで愛らしい魅力が発揮された1stシングル「SWEET DREAM」で3日にソロデビュー。韓国で開催された初のファンミーティングは追加公演まで完売する人気ぶりで、日本でも3月にファンミーティングが行われる予定です。8日にはALLDAY PROJECTが初のEP「ALLDAY PROJECT」、WayVが冬のスペシャルアルバム「白色定格(Eternal White)」をリリース。ALLDAY PROJECTは本作を提げて、年末の大型音楽イベントの舞台に華やかに登場。一方「白色定格(Eternal White)」はラップパートが多く盛り込まれた楽曲ですが、軽やかで上品なWayVの魅力が引き立つ1曲に仕上がっています。

メンバーのジョンウとともに、8日に陸軍で軍服務を開始したNCTのドヨンは、9日にシングル「Promise」を発表。収録曲「Whistle」では、KISS OF LIFEのベルをフィーチャリングに迎えています。またドヨンが入隊前にお世話になった人に手料理を振る舞う番組「Thanks Buddy Club」も配信され、ジス(BLACKPINK)、ジニョン(GOT7)との“ジンジド”トリオの集結は特に注目を浴びました。D-LITE(BIGBANG)は、“トロットシングル”「HANDO-CHOGUA」を10日にリリース。TWICEのサナがデート相手としてゲスト出演したミュージックビデオは、D-LITEのユーモアが光るコミカルなシーンの連続です。

ホリデーシーズンにぴったりな楽曲も、この季節ならではのお楽しみ。fromis_9はキム・ミンジョンの名曲「White Memories」をリメイクし、DAY6は温かい歌声が響く初のクリスマスソング「Lovin' the Christmas」を届け、それぞれに冬を彩りました。またZICOは、幾田りらをフィーチャリングゲストに迎えた「DUET」をリリース。両手を交互に掲げるユニークな振付は、一度目にすると頭から離れない中毒性に満ちています。

UNISは17日にリリースした日本2ndシングル「幸せになんかならないでね」のSNS総再生数がわずか5日間で1000万回を突破。楽曲制作はコレサワ、振付はTWICEモモの姉・HANAが手がけており、キュートな魅力に満ちています。SAY MY NAMEは3rdミニアルバム「&Our Vibe」で、29日にカムバック。このほか12月はカン・ダニエル、SHINeeミンホ、ヒョリンらも新作を発表しており、SM ENTERTAINMENT JAPANからは、初のガールズグループ・GPPが16日にデビューしました。

2. 年末歌謡祭&授賞式は今年も見どころだらけ

K-POPファンが、1年間の中で最も楽しみにしていると言っても過言ではない年末シーズン。音楽授賞式や大型音楽イベントでは、例年以上に熱く豪華なステージが繰り広げられました。6、7日に台湾の高雄国家スタジアムで開催されたのは、今回で10周年を迎えた「Asia Artist Awards」。俳優とアーティストによるコラボも多数展開され、IVE「ATTITUDE」のステージでは、佐藤健とパク・ボゴムがレイと並んで“暴走モルモット”ダンスで盛り上がりました。

19日に行われた「KBS歌謡祭」では、fromis_9がAOA「Miniskirt」、KISS OF LIFEがmiss A「Bad Girl Good Girl」、tripleSがEXO「Growl」、HITGSとBaby DONT CryがLovelyz「Ah-Choo」と、ガールズグループが2010年代前半の名曲を立て続けにカバー。また11周年を迎えたLovelyzが完全体で出演し、大トリをCNBLUEが貫禄たっぷりに飾ると、長年のK-POPファンから「胸熱」という感想が立て続けに寄せられました。個人的には、KAZUHA(LE SSERAFIM)がカバーしたJUNG KOOK(BTS)「Standing Next to You」のクールなステージにも心を奪われました。

20日に行われた授賞式「Melon Music Awards 2025 (MMA 2025)」では、G-DRAGONが4つの大賞のうち3冠を獲得し、BLACKPINKジェニーがレコード・オブ・ザ・イヤーを受賞。G-DRAGONは「CROOKED」のパフォーマンス中、出演者の待機席に突入してマイクパス。まったく物怖じせずシャウトするテサン(BOYNEXTDOOR)や、G-DRAGONからスカーフを巻かれるZICOなど、数々の名シーンが生まれました。またEXOは8年ぶりに「MMA」へ出演。「Growl」のステージでは、観客から割れんばかりの歓声が上がりました。

クリスマスの25日には「SBS歌謡大典」が行われ、豪華なコラボステージがひっきりなしに繰り広げられました。HUENINGKAI(TOMORROW X TOGETHER)、ジャン・ハオ(ZEROBASEONE)、ソヒ(RIIZE)、SHINYU(TWS)は王子のような真っ白な衣装でそろえてDAY6のバラード「You were Beautiful」を歌い上げ、黄色い悲鳴を浴びました。またHONG EUNCHAE(LE SSERAFIM)、ギュジン(NMIXX)、イソ(IVE)という第4世代ガールズグループの“最強マンネ”トリオは、BLACKPINK「Pretty Savage」を大人の魅力たっぷりに披露。NCTのテヨンは除隊してからわずか11日での出演となるも衰えぬカリスマ性を発揮し、WOONHAK(BOYNEXTDOOR)とWONHEE(ILLIT)が披露した“雪だるまズ”のステージやNCT WISHによるTWICE「TT」のカバーパフォーマンスは、心が浄化されるような癒しと胸が躍るようなときめきにあふれていました。

そして大晦日の31日は、20周年の節目を迎えた「MBC歌謡大祭典」で1年を締めくくり。進行を務めたのは、MC3年目のミンホ(SHINee)、20日に除隊したばかりのファン・ミニョン、そして初MCとなるアニー(ALLDAY PROJECT)の3人が務め、aespa、ATEEZ、RIIZE、Stray Kids、ITZY、IVE、LE SSERAFIM、NCT DREAM、TOMORROW X TOGETHERら人気アーティストがパフォーマンスを披露しました。

またLE SSERAFIMは、同日にアメリカ・ニューヨークのタイムズスクエアで開催された「Dick Clark's New Year's Rockin' Eve with Ryan Seacrest 2026」でパフォーマンスを披露し、K-POPガールズグループとして初の快挙を成し遂げています。

3. LE SSERAFIMサクラが健康になった理由

日本の音楽シーンも、もちろん年末特有の祝祭ムード全開! K-POPアーティストも各所で活躍を見せました。2夜にわたり放送された「FNS歌謡祭」では、TREASUREがツアーグッズでもコラボしているサンリオのはぴだんぶいと交流。テヒョン(TOMORROW X TOGETHER)はL'Arc-en-Cielの名曲「HONEY」をソロで堂々とカバーし、ILLITはEvery Little Thing「出逢った頃のように」をさわやかな歌声で歌い上げました。

30日の「第67回 輝く!日本レコード大賞」には、優秀作品賞のILLIT、特別国際音楽賞の&TEAM、新人賞のBOYNEXTDOORが出演。ILLITと&TEAM は31日の「NHK紅白歌合戦」にも出場し、ILLITからはIROHA、&TEAMからはMAKIが、三山ひろしの「けん玉世界記録への道」に参加しました。またaespaは「紅白」初出場を果たすも、ニンニンの体調不良により3人での出演となりました。

12月13、14日には「2025 MUSIC BANK GLOBAL FESTIVAL IN JAPAN」がK-POP合同イベント史上初めて国立競技場で行われ、計14万人を動員。日韓国交正常化60周年を記念したスペシャルゲストとしてSnow Manも出演し、会場のボルテージを高めました。またSnow Manの冠番組「それSnow Manにやらせて下さい」の19日放送回に、LE SSERAFIMがゲスト出演。人気企画「ダンスノ完コピレボリューション」で熱いバトルを繰り広げ、SAKURAが宮舘涼太のチッケム(メンバー個人にフォーカスした映像)について「縁起がいいと聞いたので見てみたら、健康になりました」と発言したことも話題を集めました。

13日放送の「with MUSIC」では、松下洸平が韓国のYGエンターテインメントの社屋へ、TREASUREと一緒に潜入。またTREASUREはYouTubeチャンネル「ダイアン津田のゴイゴイスーチャンネル」へまさかの出演を果たし、数年にわたって“ゴイゴイスー”を愛用してきたジョンウが、ついに津田本人から直接“ゴイゴイスー”を伝授してもらうという、奇跡の瞬間を見せてくれました。

4. 大谷翔平とエスクプスのプレゼント交換

最後に今月も、収まりきらなかったトピックをランダムにご紹介します。NCTテヨン、ファン・ミニョンのほか、3日にはiKONのバビも除隊の日を迎えました。B1A4のシヌゥ、サンドゥル、ゴンチャンは、14年間所属したWMエンタテインメントを離れ、3人で「B1A4カンパニー」を設立。また元IZ*ONEメンバーとして知られるイ・チェヨンもWMエンタテインメントとの契約を終え、傘下にBTOBも所属する総合エンタテインメント会社・DODと専属契約を締結しています。ATBOはメンバー全員が、デビュー3年でISTエンタテインメントとの専属契約を終了。そしてZEROBASEONEは活動期間を2カ月延長し、3月まで9人で活動を継続することを発表しました。日本では、2月にメンバーにとって思い入れ深い会場であるKアリーナ横浜で、ワールドツアーのアンコール公演が行われます。

12月4日には、ソウルで初雪を観測。これを受けてアイドルのSNSでは、銀世界をバックにダンスしたり、雪遊びをしたりする投稿が相次ぎました。またラグジュアリーブランド・BOSSのキャンペーンの一環で、S.COUPS(SEVENTEEN)がLAドジャース・大谷翔平選手とプレゼントを交換。S.COUPSのもとにはレザージャケット、大谷選手のもとにはかわいらしいテディベアが届けられました。

aespaのカリナとIVEのウォニョンは、映像制作チーム・イルカ誘拐団の新作プロジェクト「シン・ウソクの都市童話」で共演。ともに修道服をまとい、神秘的なシスターに変身しました。BTSのRMは運転免許証を取得したことを明らかにし、免許証の写真も公開。“破壊神”として知られる彼の運転姿が見られる日も、そう遠くはなさそうです。

日韓合同オーディション番組「Unpretty Rapstar : HIP POP Princess」はファイナルを迎え、7人組ガールズグループ・H//PE Princessが誕生。4度目のサバイバル番組挑戦となったナム・ユジュは1位でついにデビューを決め、EVNNEケイタの妹・リノもメンバー入りを果たしました。バンドオーディション番組「STEAL HEART CLUB」も完結し、デビューグループhrtz.wavのメンバーには、ギタリストのケイテン、ドラマーのハギワという日本人2人も選出されています。

TikTokでは、まるで被写体がぶらさがっているように見せる「フードジョブショット」チャレンジが、ILLIT「NOT CUTE ANYMORE(Sped up ver.)」に乗せて大流行。またKANA-BOON「シルエット」を使用した「ナルトチャレンジ」や、映画「ズートピア2」のジュディとニックの真似をするセルフィーチャレンジにも、多くのアイドルが挑戦しました。

【2025年12月】音楽番組、最近どう?

12月に放送された韓国の主要音楽番組で、1位を獲得した楽曲をご紹介します。中でも印象的だったのは、ファサ(MAMAMOO)が10月に発表した楽曲「Good Goodbye」のチャート逆走でしょうか。この曲は韓国の国内主要音楽チャートで首位を総なめする“パーフェクトオールキル”(PAK)を達成。なおソロの女性歌手としては、2025年にPAKを獲得した唯一の存在となりました。チャート逆走の起爆剤となったのは、11月下旬に行われた「第45回青龍映画賞」でのパフォーマンス。当日のステージには、同楽曲のMVに恋人役で出演したパク・ジョンミンが参加し、ファサとのロマンチックなパフォーマンスでオーディエンスを釘付けに。MVの再生回数は公開から3カ月弱で8500万回を突破するなど、その勢いは止まりません。

SHOW CHAMPION

12/3 Stray Kids「Do It」
12/10 TAEYEON「Panorama」
12/17 ILLIT「NOT CUTE ANYMORE」
12/26 なし

M COUNTDOWN

放送なし

Music Bank

12/5 ILLIT「NOT CUTE ANYMORE」
12/12 VERIVERY「RED (Beggin’)」
12/19 ALLDAY PROJECT「ONE MORE TIME」
12/26 fromis_9「White Memories」

Show! Music Core

12/6 HWASA「Good GoodBye」
12/13 HWASA「Good GoodBye」
12/20 ドヨン(NCT)「Promise」
12/27 なし

INKIGAYO

12/7 HWASA「Good GoodBye」
12/14 なし
12/21 なし
12/28 なし

今月のひとりごと

ライター 岸野

2025年末の授賞式&大型音楽祭は近年稀に見る見応えでしたね。各所で大活躍だったILLIT、「NOT CUTE ANYMORE」での表情管理が毎回進化し続けていくさまから目が離せなかったです。

編集 獅々堀

ZICOさんと幾田りらさんの「DUET」MV、レトロポップなムードもありながら「古さ」「懐かしさ」とは異なる今っぽい洒脱な雰囲気もあり……とってもツボでした。2人の髪型含むスタイリングも絶妙なマッチングで素敵。

関連記事

aespa

aespaが今夜放送ドラマ「キンパとおにぎり」主題歌担当、エモーショナルな新曲「In Halo」提供

約8時間
6歳の女の子の夢を叶えるため三重県四日市市にやってきた宮舘涼太(Snow Man)。©TBS

宮舘涼太「あんたの夢をかなえたろかSP」でエレガントお子様ランチを作る、佐藤健は弾き語り

1日
「Hello Arena」告知画像

香川「Hello Arena」にホルモン、フォーリミ、松下洸平、クロムレイリー出演決定

1日
昔の写真を見るSixTONES。©︎日本テレビ

デビュー6周年のSixTONES「with MUSIC」に1時間まるっと登場、8曲をパフォーマンス

2日
白蛇と目を合わせようとする佐久間大介(Snow Man)。

Snow Man佐久間大介は生まれ変わったら「◯◯の猫ちゃん」になりたい

2日
美肌の湯の足湯を堪能する佐久間大介と日村勇紀。©日本テレビ

Snow Man佐久間大介「サクサクヒムヒム」で足湯を堪能、穴場温泉街を深掘り

3日
KISS OF LIFE

KISS OF LIFEのTAKANAWA GATEWAY CITYサプライズライブを“チッケム”で楽しもう

3日
再生数急上昇ソング定点観測

Snow Man×DECO*27コラボに込めた佐久間大介の思い / 50TAが広げたキンプリの新たな可能性

3日
左から藤ヶ谷太輔、幾田りら、笑福亭鶴瓶。

恋バナ大好き幾田りら、今晩「A-Studio+」に登場 特技は五重アゴ?ぷらそにかメンバーが素顔明かす

3日