正門良規(Aぇ! group)が主演を務める舞台「十二夜」のオールキャストが発表された。
10月17日から11月7日まで東京・東京グローブ座、11月15日から11月21日まで大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される「十二夜」は、シェイクスピア喜劇の中でも最高作の呼び声が高い作品。主人公・ヴァイオラの男装から始まる恋の三角関係が描かれる。このたびの発表でオリヴィア役を大鶴佐助、フェステ役を高橋由美子、アントーニオ役を松本紀保、オーシーノ役を長井短、セバスチャン役を北村優衣、サー・トービー・ベルチ役を阿知波悟美、マルヴォーリオ役を峯村リエが務めることが明らかになった。そのほか笠原竜司、冨永竜、田中穂先、鈴木崇乃、天野勝仁、古賀ありさもキャストとしてラインナップされている。
チケットは9月13日10:00に発売される。
大鶴佐助 コメント
シェイクスピア、森さん、松岡さん、このタッグの作品創りに参加できるのを本当に嬉しく思います。
「十二夜」はいつかやりたい作品の一つでしたが、自分がオリヴィアを演ずるのは想像した事がありませんでした。
音楽、酒、恋とただでさえ多声的なこの戯曲が今回のキャストと配役でどうなるのかとても楽しみです。
高橋由美子 コメント
世界中で上演されているシェイクスピア。名だたる俳優さん達が挑戦されていて色々な作品を観劇してきました。
初挑戦です。役者として喜びでもあり恐怖でもあります。でも心強い先輩俳優の方々がいらっしゃるので安心して演じる事ができそうで…ちょっとは楽しんで良いのかな…。最近は自分が年長のカンパニーが多かったので嬉しくて仕方がないと言うのが本音です。足を引っ張らない様、台本読み込んで行きます。「道化」動くのかなぁ…歌もあるし、大変だ~!?
松本紀保 コメント
この度「十二夜」に出演させて頂くことになりました。演出の森新太郎さんとご一緒するのは、今回で3回目になります。森さんの熱き演劇魂溢れる現場に再び参加できること、そしてシェイクスピアの喜劇に初挑戦することもとても楽しみで今から稽古が待ち遠しいです!私の演じるアントーニオは男性役ですが性別にとらわれず、人としての魅力を表現したいと思っています。人間の愚かさや残酷さも何故かシェイクスピアの言葉にかかると、堪らなく愛おしく思えてくる不思議。グローブ座の劇空間で、新しい「十二夜」の世界をお魅せできるよう、素敵な出演者の皆様と心を合わせて、頑張って参ります!
長井短 コメント
またシェイクスピアをやれるんだ!って喜びでいっぱいでした。去年の冬、初めてのシェイクスピアを体験したのですが、稽古中から「もっとやりたい」の気持ちでいっぱいだったので。早く始めたいです。でも同時に、友達との飲み会とかってはじめてより2度目の方がぎこちなくなっちゃうことあるよな…創作も同じかな…とも思い不思議な緊張もしています。共演者の皆さんと寄りかかり合いながら、我々なりの十二夜を作れるよう頑張ります!
北村優衣 コメント
初めて「十二夜」を読んだ時に、個性豊かなキャラクターが織りなす誤解の連鎖と人間模様が、おかしくてどこか切なく、セバスチャンとして舞台に立つのが楽しみになりました。
この作品に限らず、人生はタイミングと巡り合わせの積み重ねだと感じます。
初めましての魅力的な方々とご一緒できること。念願のシェイクスピア作品で男性役を演じられること。この素敵な巡り合わせに感謝しながら全身全霊で取り組み、皆様に賑やかで愛おしい喜劇をお届けします!
阿知波悟美 コメント
けっこう長い役者人生、今までに何本かシェイクスピアを演じたことはあります。
演劇学校の一年次終了公演で[真夏の夜の夢]
20代に[ハムレット]
30代に[お気に召すまま]
その後ぱったりと縁がなかったのですが60代も真ん中を過ぎた今、久々のシェイクスピア。しかも、
男女を入れ替えてのキャスティング。
不安とワクワクが行ったり来たりしています。
初めての皆さんとどんな稽古ができるかを楽しみにしています。
峯村リエ コメント
ほんの少し前迄日本昭和初期の鎌倉を舞台にした「から騒ぎ」(シェイクスピア)のお芝居をしていました。
そして今回はマルヴォーリオを女性で。
皆さん、シェイクスピアを違った調味料でお料理するのがお好きなんだなぁ、と思いました。
私は真剣にやります。
舞台「十二夜」
2025年10月17日(金)~11月7日(金)東京都 東京グローブ座
2025年11月15日(土)~11月21日(金)大阪府 森ノ宮ピロティホール
