JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

D.A.N.が村田沙耶香原作の映画「消滅世界」主題歌・劇伴担当

映画「消滅世界」ビジュアル ©2025「消滅世界」製作委員会
約1か月前2025年08月09日 1:06

D.A.N.が11月28日に公開される映画「消滅世界」の主題歌と劇伴を担当することが発表された。

映画「消滅世界」は、映像ディレクターである川村誠が初監督・初脚本を手がけ、芥川賞作家・村田沙耶香の同名小説を実写映画化した作品。超少子化の先の「性」が消えゆく世界で激動する「恋愛」「結婚」「家族」のあり方に翻弄される若者たちが描かれ、主人公・雨音を蒔田彩珠、雨音の夫・朔を柳俊太郎が演じる。

主題歌と劇伴を担当するD.A.N.は「不透明な未来にむけて、少しでも希望を感じられるように音を紡ぎました」とコメント。主題歌はD.A.N.の魅力であるミニマルかつ有機的なグルーヴ、鋭利なサウンドデザインとエモーショナルな余白が印象的な楽曲で、歌詞は作品の世界観を内側から拡張し、はかなくも微かな光をもたらすようなものとなっている。また劇伴音楽もシーンに呼応するように生み出され、観客をより深く作品の内部へと引き込む構成に仕上がった。

※柳俊太郎の柳は木へんに夘が正式表記

D.A.N. コメント

この度、D.A.N.は主題歌とサウンドトラックを担当させて頂きました。
不透明な未来にむけて、少しでも希望を感じられるように音を紡ぎました。
この貴重な機会に心から感謝します。

川村誠 コメント

彼らが描く現代≒ディストピアの中にある退廃的な美しさに、長い間喩えようもなく憧れていました。
先走る自分の思いに応えてくださり、ライブ活動休止中の時間とエネルギーを映画のために注ぎ、共有した感情や断片を音像化してくれたその作品に、深く心揺さぶられました。D.A.N.が奏でる音は、常に言葉の奥にある“感情”そのものでした。正常と異常の狭間で揺れる主人公の心、性への衝動、存在の儚さ──それらすべてを音楽が内包し、映像に新たな力を与えてくれました。人が葛藤し、もがき続けることの美しさや、行き場のない欲望のグルーヴ。それが終末のような世界に差す一筋の光になったことに、心から感謝しています。

関連記事

D.A.N.

D.A.N.日比谷野音公演に続き東阪ワンマン開催決定

9日
「LIVE AZUMA 2025」キービジュアル

福島「LIVE AZUMA」chelmicoに代わりSIRUPが出演決定、タイムテーブルも公開

16日
N.S. DANCEMBLE

NAGAN SERVERやSuchmos・TAIHEI擁するN.S. DANCEMBLEの初EP配信

25日
「STARS ON 25」ビジュアル

岡山「STARS ON」に柴田聡子、D.A.N.、踊ってばかりの国、Kohjiya

約2か月
「LIVE AZUMA 2025」キービジュアル

福島「LIVE AZUMA」にSummer Eye、有田咲花、JUBEE、Neibiss、セク山、TOMMYら追加

約2か月
川上輝(D.A.N.)

川上輝(D.A.N.)のドラムへの考え方を変えた曲は

約2か月
Omoinotake

Omoinotake、新ドラマ「DOCTOR PRICE」主題歌を担当 岩田剛典主演の医療サスペンス

3か月
「Dos Monos "Tour D (Encore)"」フライヤー

Dos Monos初の全国ツアー「Tour D」追加公演が決定

3か月
「DOCTOR PRICE」に出演する北山宏光。©ytv ©逆津ツカサ・有柚まさき / 双葉社

北山宏光が岩田剛典の同期役で新日曜ドラマ「DOCTOR PRICE」出演

3か月