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AMEFURASSHIがライブハウスならではの熱狂を提示、特別な演出連続の2部制ワンマン「Dive!」

「AMEFURASSHI Live"Dive!”」第2部の様子。(Photo by Masato Yokoyama)
11分前2025年08月21日 3:04

AMEFURASSHIが8月19日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で昼夜2部制のワンマンライブ「AMEFURASSHI Live"Dive!”」を開催した。

本公演の全体のテーマは“ライブハウスならではの体感”。その中で1部では「AMEFURASSHI×SPORTS」、2部では「AMEFURASSHI×MUSIC」というコンセプトのもと、それぞれ異なる演出とセットリストでパフォーマンスが繰り広げられた。

第1部:AMEFURASSHI×SPORTS

1部は開演前に「最年少クラブDJ(女性)」「音楽フェスティバルに出演した最年少DJ(女性)」という2つのギネス記録を持つ、現在小学3年生のDJ RINOKAがステージへ。堂々としたDJプレイを披露し、音圧の波を存分に浴びせてオーディエンスの鼓動を高鳴らせた。そして会場に高揚感が満ちたタイミングで、スポーティな衣装を身にまとった愛来、市川優月、小島はな、鈴木萌花がColors(AMEFURASSHIファンの呼称)の前に姿を現した。彼女たちは「COOL HOT SWEET LOVE」でライブの口火を切ると、しなやかでキレのあるダンスやクールな歌声で瞬く間に会場中を魅了。続く「Ready Now」では、バットを使ってサインボールをフロアに放つというユニークな演出でライブのコンセプトを体現した。

最初のMCで挨拶を述べたあと、4人はGODIVAのショコリキサー(チョコレートドリンク)を持ち、「もえかんぱーい!」という掛け声で乾杯。そしてGODIVAのショコリキサーを手に踊る動画がTikTokで人気を博した楽曲「Drama」を披露した。この曲を象徴する横移動の“カニダンス”パートに移るとフロアから歓声が沸き起こり、続く「Magic of love」ではチアリーダーのダンサー4人がセクシーな踊りでライブに華を添えた。さらにAMEFURASSHIは「轟音」でタオル、「ALIVE」で光るうちわを持ってステージ上で躍動。多彩なパフォーマンスで会場の盛り上がりを加速させた。

ライブ中盤の幕間にはDJ RINOKAが再び登場し、AMEFURASSHIの楽曲をつなげたスペシャルなDJパフォーマンスを展開。その音に導かれるように再びステージに上がったAMEFURASSHIは「Sweetie, Lovely, Yummy」でライブの後半戦を開始し、柔らかい歌声でフロアを心地よくクールダウンさせる。「グラデーション」の終盤には愛来が華麗なバトン捌きを披露してみせた。

続いてAMEFURASSHIは最新EP「Four Hearts」より、1980年代のディスコへのリスペクトを込めたナンバー「Don't stop the music」を歌い、これを皮切りにラストスパートへ。「ARTIFICIAL GIRL」ではその場でバスケットボールのドリブルやパスをしながら歌うトリッキーな演出でColorsの視線を釘付けにし、本編ラストはジャージークラブのリズムを取り入れたダンスナンバー「SPIN」でフロアを大いに沸かせた。その後アンコールに突入すると、4人はグミをパッケージあしらった斬新な衣装に着替えて再登場。バランスボールをパフォーマンスを取り入れながら「MICHI」を歌い、最後までColorsを楽しませ続けた。

第2部:AMEFURASSHI×MUSIC

2部には7月に開催されたプレイベントにも登場したケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)、プロデューサー / トラックメイカーのYackle、過去にもAMEFURASSHIと共演しているRAM RIDERがゲスト出演。まずは開演前にYackleがDJ卓に立ち、AMEFURASSHIはもちろん、スターダストプロモーションのアイドルセクション・STAR PLANET所属グループの楽曲などを響かせ、フロアのテンションを右肩上がりに高めた。中でも、ももいろクローバーZ「行くぜっ!怪盗少女」と「マツケンサンバ」のマッシュアップが繰り出されると大きな盛り上がりが生まれた。

満を持して登場したAMEFURASSHIは「Don't stop the music」を1曲目に歌唱。1部とは異なる衣装でクールな楽曲を畳みかけると、ライブの途中からゲストDJを迎えて貴重なコラボステージをスタートさせた。ケンモチヒデフミとのコラボでは「Love is love」「WILD」「DROP DROP」「イニミニマニモ」がリミックスバージョンで披露され、メンバーの歌とダンス、ケンモチが生み出す音が一体となった迫力あふれるパフォーマンスにフロアが盛大に沸き立った。

続くゲストのRAM RIDERとのコラボでも場内に熱狂の渦が生まれた。原曲は1分40秒という短い尺の「MOI」がロングバージョンで披露されたり、「Drama」の“カニダンス”パートでメンバーの動きがストップするアレンジが施されたり、「メタモルフォーズ」がクラブ仕様に強化されて鳴り響いたりと、DJを迎えたライブならでは特別な展開に会場全体が夢中に。本編最後の「ALIVE」に至るまで、ダンスミュージックをレパートリーに多く持つAMEFURASSHIとDJの相性、そしてライブハウスで音楽を体感することの醍醐味が感じられるライブが続いた。

アンコールではゲストDJの3人をステージに呼び込んでトークを繰り広げたのち、メンバーがそれぞれColorsに向けて挨拶。愛来が「まだまだこれから先、いろんなことに挑戦して成長していきたいと思っていますので、ぜひついてきてもらえるとうれしいです。今日は本当にありがとうございました」と意気込みと感謝の思いを伝えると、AMEFURASSHIは最後に「Love love love」を披露した。彼女たちはColorsとともに腕を左右に振り、心地よい一体感があふれる中で「AMEFURASSHI Live"Dive!”」の幕を閉じた。

なお、AMEFURASSHIは10月11日に大阪・GORILLA HALL OSAKA、翌12日に愛知・DIAMOND HALLでワンマンライブを開催する。オフィシャルファンクラブでは8月24日23:59までチケットの先行予約を受け付けている。さらに9月6日に愛知・ららぽーと名古屋みなとアクルス、翌7日に大阪・もりのみやキューズモールBASEでフリーライブが開催されることも決定した。

セットリスト

「AMEFURASSHI Live"Dive!”」2025年8月19日 Zepp DiverCity(TOKYO)

第1部

01. COOL HOT SWEET LOVE
02. Ready Now
03. Squall
04. Drama
05. Magic of love
06. 轟音
07. Fly Out
08. ALIVE
09. Sweetie, Lovely, Yummy
10. Love love love
11. グラデーション
12. Don't stop the music
13. ARTIFICIAL GIRL
14. WILD
15. SPIN
<アンコール>
16. MICHI
17. CLEVER
18. One More Time

第2部

01. Don't stop the music
02. Sneaker's Delight(AME ver.)
03. Blow Your Mind
04. Love is love -Remix
05. WILD -Remix
06. DROP DROP -Remix
07. イニミニマニモ -Remix
08. SPIN -Remix
09. Blue
10. Sweetie, Lovely, Yummy
11. BAD GIRL
12. Flora -Remix
13. MOI -Remix
14. Fly Out -Remix
15. Drama -Remix
16. メタモルフォーズ -Remix
17. ALIVE -Remix
<アンコール>
18. Magic of love
19. Tongue Twister
20. Love love love

今後の公演情報

AMEFURASSHI ワンマンライブ

2025年10月11日(土)GORILLA HALL OSAKA
[1部]OPEN 14:30 / START 15:00
[2部]OPEN 18:00 / START 18:30

2025年10月12日(日)愛知県 DIAMOND HALL
[1部]OPEN 14:30 / START 15:00
[2部]OPEN 18:00 / START 18:30

AMEFURASSHI Free Live Four Hearts

2025年9月6日(土)愛知県 ららぽーと名古屋みなとアクルス 屋外イベントスペース デカゴン
2025年9月7日(日)大阪府 もりのみやキューズモールBASE 1F BASEパーク

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