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Apple TV+「KPOPPED」で得た“世界でも通用する歌”の自信、JO1メンバーが国境越えた共演でつかんだヒント

JO1が登場「KPOPPED」エピソード4の場面写真。(画像提供:Apple TV+)
6か月前2025年08月29日 2:05

世界的トップアーティストとK-POPグループがコラボするリアリティ番組「KPOPPED」が、本日8月29日にApple TV+で全話一挙配信された。全8エピソードで構成される本作では、世界的ヒット曲を持つ世界的なトップアーティストと人気K-POPグループがタッグを組み、代表曲をリミックス。短期間の練習を経て韓国・ソウルで観客の前に立ち、“ベストKPOPPEDパフォーマンス”を競い合う。このたび配信を記念して、出演グループの1組であるJO1から河野純喜と與那城奨が音楽ナタリーの取材に応じた。

出会い、リハ、本番を30分に凝縮

「KPOPPED」では、各エピソードごとに1組のK-POPグループをフィーチャーし、グループを2チームに分けた“グループ内バトル”が展開される。出演するのはBilllie、ITZY、Kep1er、JO1、ATEEZ、STAYC、KISS OF LIFE、BLACKSWANの全8組。それぞれが2チームに分かれ、世界的アーティストとタッグを組んでステージを作り上げる。番組では、スターを迎える場面からリハーサル、本番までの模様を約30分に凝縮。メインとなるステージでは、トップアーティストの代表曲にK-POPの要素を掛け合わせたユニークなコラボパフォーマンスが展開される。さらに各グループの人気曲をともに披露する特別ステージも見どころのひとつだ。

JO1がコラボしたのは、アメリカ出身のラッパー・イヴとポップシンガー・ケシャ。JO1の與那城、白岩瑠姫、佐藤景瑚、川西拓実、金城碧海、鶴房汐恩はイヴの「Let Me Blow Ya Mind」を、川尻蓮、河野、木全翔也、大平祥生、豆原一成はケシャの「JOYRIDE.」を本人とともに“KPOPPED”したステージで披露した。

すべてを“正解”にするカリスマ

撮影を振り返り、與那城はイヴとのパフォーマンス作りについて言及。最初に「こんな感じで踊りますよ」と踊ってみせたところ、「私はそんなに踊れない!」と笑いながら返され、最終的にはイヴが歌やラップに集中し、その姿をJO1がダンスで120%引き立てるという構成に落ち着いたという。リハーサルでは彼女のラップと表現力に圧倒されたそうで、「リハでも本気で歌う。イヴさんの声が響いた瞬間、そこは彼女の独壇場になる。カッコよすぎて、彼女のパートになると思わず振付を忘れそうになるくらい引き込まれました」と熱を込めた。

一方、ケシャと共演した河野は、その第一印象を「登場した瞬間から存在感がすごかった。白いトゲトゲの服を着て、サングラスもしていて……」と振り返る。装いから佇まいまでカリスマ性に満ちていて、その姿に圧倒されたという。だが河野が驚いたのは、見た目の派手さとは裏腹に「とても練習熱心で、スタジオに早めに入って何度も細かい部分を確認してくれた」こと。さらに「練習していたのと違う振りをしても、それを“正解”にしてしまう力がある。ステージに立った瞬間、すべてを自分のものにしてしまう。あの圧倒的な存在感は本当にすごい」と、そのカリスマ性の高さを何度も強調した。

絶対勝ちたい VS 絶対勝ちたい

「KPOPPED」では、そんな2つのチームが勝敗を競い合う。メンバー同士が対戦相手になったことで新たに気付いた一面はあるかを問いかけると、與那城は「赤く炎のような熱さと黒や青を連想させるシックさ、クールさ。真逆のパフォーマンスを見て『すごいな』と。どんなジャンルでも全力で取り組めば、そのアーティストと融合できると実感しました。JO1だけで活動していると気付かない部分を客観的に見られたことで、改めてメンバーのカッコよさを再確認しました」と語る。

河野も「イヴさんのチームはフリースタイル感が強くて、それに影響されたメンバーもいました。普段のJO1にはないヒップホップ的な振付や雰囲気がめちゃくちゃカッコよかった。全体的にはクールなエネルギーを放っているステージだったのに、どこか熱さもあって圧倒されましたね」と相手チームを称賛。それでも、「JO1は勝負ごとになると本気になるグループ。今回もそれぞれが“絶対に負けない”という気持ちで臨みました」と、両者ともに「絶対勝ちたい」という強い気持ちで臨んだことを強調した。

世界でも通用するんじゃないか

また「KPOPPED」では、JO1の人気曲「Love seeker」をイヴ、ケシャとともに披露する場面も用意されている。「Love seeker」の見せ場の1つに河野が高音を伸びやかに響かせるパートがあるが、彼がリハーサルでこのフレーズを歌った際、イヴとケシャが目を丸くして驚いていたという。河野は「まさかあんなリアクションをいただけるとは」と当時を振り返り、その経験が自信につながったと笑顔を見せた。與那城もまた両者のリアクションが「(JO1のパフォーマンスは)世界でも通用するんじゃないか」と手応えを感じるきっかけになったと話す。

「Love seeker」の本番のステージについて河野は「イヴさんの歌い方に驚きました。『そんな表現の仕方があるのか!』と。本人にとっては自然なのかもしれませんが、僕には衝撃的で……すごくカッコよかった」とコメント。この日限りの、スペシャルな「Love seeker」のステージは番組にて確認を。

なお「KPOPPED」にはJO1のほかにもさまざまなK-POPグループが出演しているが、収録はアーティストごとに別日で行われたため、撮影時にはほかの出演者について知らされていなかったという。取材時に出演ラインナップを知った2人に「気になるアーティストは?」と尋ねると、河野は、自身が好きなBoyz II MenとステージをともにするBLACKSWANに興味を示す。一方の與那城は迷わずATEEZの名前を挙げ、「ATEEZさんは世界観も、パフォーマンス力もとにかくすごい。最近の楽曲やMVも印象的で、そんなATEEZさんがこの番組でどんな表現をされるのか、とても気になります」と期待を寄せていた。

JO1はJ-POP? K-POP?

この番組が「K-POP」を軸に据えていることにちなみ、取材では、「JO1とK-POP」についても質問が及んだ。その中で飛び出したのが、“J-POP”ならぬ“JO1-POP”というワード。デビュー当初は「K-POPとJ-POPのいいとこ取りをしよう」という感覚で活動していたが、近年は「“JO1-POP”というジャンルをグループとして確立していきたい」という意識にシフトしているといい、與那城は「僕らはメンバー全員が日本人のグループだけど、楽曲制作には韓国の方が多く関わっている。制作を韓国で行うこともあれば、R3HABさんとご一緒した『Eyes On Me (feat. R3HAB)』のように、将来は海外のアーティストと取り組む可能性もある。そういった広がりを踏まえて、『K-POP』『J-POP』という枠にとらわれず“JO1-POP”として進んでいきたい思いがあります」と説明する。

こうした意識の変化は、近年アジアやアメリカを巡るワールドツアーを経験し、海外メディアからのインタビューに応じる中で芽生えたものだそう。「自分たちの立ち位置やアイデンティティと向き合い、それをどう伝えるかを考えていく中で、『これが自分たちの答えだ』と思えるようになった」と與那城は語る。

ちなみに與那城と河野は海外での現場で英語が求められる場面では率先して前に出る、いわばグループ内の“英語担当”。海外でのインタビュー時には隙を見て目を合わせ、「ここは頼む」とアイコンタクトを交わしながら呼吸を合わせている2人に英語の学習スタイルについて聞くと、河野は英会話に通っていることを明かした。與那城はYouTubeのインタビュー映像で気になったフレーズを覚えたり、アプリを使ったりと、自分に合った方法を模索しながら学習を継続していると言い、「気分が乗っているときに一気にやるタイプ。義務感になると続かないので、楽しく学ぶことを大事にしている」と継続のコツを笑顔で述べた。

10thシングル、次なる一手は

デビューから現在に至るまで、そして直近だけでも「KPOPPED」や海外公演、初の東京ドーム公演など、さまざまな挑戦を重ねてきたJO1。デビュー6年目の今もなお進化を止めることなく走り続ける彼らは、10月22日に10thシングル「Handz In My Pocket」をリリースする。「『ポケットの中』は単なる空間ではなく、そこには自信やポテンシャル、次のステージへ進むための武器まで隠されている」という強い意思を表現した、JO1の“次なる一手”を感じさせる作品だ。

タイトル曲の「Handz In My Pocket」について、與那城は「今までとは違う、いわば“JO1-POP”になるのかなと思います」と語り、新曲にこれまでとは異なる感覚が息づいていることを明かす。今回は楽曲選びの段階から振付に至るまで、これまでの作品以上に積極的に制作に関わったといい、「ダンスの細部についてもみんなで意見を出し合ってこだわった」「振付師さんともラリーしながら、『ここはこうしてみてもいいですか』と相談し、形にしていった」と説明。「JO1の中でここまで制作過程に踏み込んだシングルは初めてかもしれない」と、メンバー自身のアイデアが色濃く反映されている作品であること、そして、これまでのJO1とはひと味違う姿を示す作品となったことを強調した。

なお本日8月29日に配信されたApple Musicのラジオ番組「これ聴いてます」にJO1の豆原一成が登場。同番組はアーティストが自身のライブラリから実際に聴いている音楽をピックアップして紹介する企画で、豆原は「KPOPPED」にまつわる楽曲についてトークする。

Apple TV+「KPOPPED」各エピソードの出演アーティスト&披露曲

2025年8月29日(金)全エピソード配信
<各エピソードの出演アーティスト&披露曲>
エピソード1
出演者:ミーガン・ジー・スタリオン、パティ・ラベル × Billlie
コラボ曲:「Savage」「Lady Marmalade」

エピソード2
出演者:メラニー・ブラウン、エマ・バントン(Spice Girls) × ITZY
コラボ曲:「Wannabe」「Say You'll be There」

エピソード3
出演者:ヴァニラ・アイス、テイラー・デイン × Kep1er
コラボ曲:「Ice Ice Baby」「Tell It To My Heart」

エピソード4
出演者:ケシャ、イヴ × JO1
コラボ曲:「JOYRIDE.」「Let Me Blow Ya Mind」

エピソード5
出演者:J・バルヴィン、カイリー・ミノーグ × ATEEZ
コラボ曲:「Mi Gente」「Can’t Get You Out of My Head」

エピソード6
出演者:TLC、ボーイ・ジョージ × STAYC
コラボ曲:「Waterfalls」「Karma Chameleon」

エピソード7
出演者:ジェス・グリン、エイバ・マックス × KISS OF LIFE
コラボ曲:「Hold My Hand」「Kings & Queens」

エピソード8
出演者:Boyz II Men × BLACKSWAN
コラボ曲:「Motownphilly」「End of the Road」

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