千葉・幕張メッセで9月25日から28日にかけて開催中の、日本最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2025」。セガ / アトラスブースでは「ペルソナ3 リロード」と「ペルソナ5: The Phantom X」のスペシャルライブが4日間にわたって行われている。この記事ではビジネスデイにあたる昨日9月26日に行われたライブの模様をレポートする。
まずはRAM RIDERによる「ペルソナ5」DJセット
たくさんの来場者が新作ゲームのプレイに熱中する試遊台に囲まれる形で、ブースの中央に設置されたステージに、まず姿を現したのはRAM RIDER。大型ディスプレイに「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」や「ペルソナ5: The Phantom X」の名場面が映し出されるのを背に、彼は「ペルソナ5」の人気曲「Last Surprise」や「Wake Up, Get Up, Get Out There」などを次々とミックスしていく。会場の喧騒に負けないアッパーなビートに、通りがかった来場者たちが次々と足を止め、ステージ前はあっという間に人だかりに。
RAM RIDERが「ペルソナ3 リロード」のオープニングナンバー「Full Moon Full Life」をプレイすると、舞台袖からLotus JuiceとAzumi Takahashi(高橋あず美)が登場。RAM RIDERがそのままバックDJを務める形で、2人によるスペシャルライブが幕を開けた。
Lotus Juiceは「推し変してしまった」
Azumi Takahashiの存在感のある伸びやかで力強い歌声と、Lotus Juiceによる艶のある低音のラップを目の前で浴び、圧倒されるオーディエンス。ゲームの展示会であるはずのTGSの会場は、一瞬にしてライブハウスのような熱気に包まれた雰囲気に変貌した。続いては、ゲーム内では夜の街で流れる、ジャジーでグルーヴィな「Color Your Night」。Lotus Juiceのラップに重ねるように、観客からは一斉に「HEY!」というコールが上がり、会場の一体感が増していく。
MCではLotus Juiceが、「ペルソナ3 リロード」が10月23日にNintendo Switch 2でも発売されることに触れつつ、「推しキャラっている?」と2人に質問を投げかける。これにAzumi Takahashiは「コロマル」と回答。RAM RIDERは「主人公」と答え、二の腕に装着した私物だというS.E.E.S.制式戦闘服腕章を見せつけ、自身のファンっぷりをアピールした。一方、Lotus Juiceは「推し変してしまった」と告白。以前は山岸風花が好きだったものの、現在は桐条美鶴が気になっているという。
Azumi Takahashiのロングトーンに大歓声
ラストを飾ったのは、世界中でヒットしてSpotifyでの再生回数が1億回を突破し、今年開催されたアワード「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」ではTop Global Hit From Japan部門にノミネートされた曲「It's Going Down Now」だ。待ってましたとばかりに観客は腕を振り上げて大盛り上がり。ラストのAzumi Takahashiによるロングトーンに、大きな歓声が湧き上がった。
なお「東京ゲームショウ2025」の「『P3R』×『P5X』スペシャルライブ」は、一般デイである本日9月27日にはRAM RIDERのDJセットによるライブ、明日28日にはLyn(稲泉りん)とRAM RIDERによるライブが予定されている。また、これらのライブの模様はセガのYouTube公式チャンネルで生配信も行われる。
