クリープハイプの最新曲「だからなんだって話」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
「だからなんだって話」は10月24日公開の映画「ミーツ・ザ・ワールド」の主題歌。映画と同じく松居大悟が監督を務め、南琴奈演じるキャバ嬢のライが登場するこのMVは、杉咲花演じる由嘉里と出会う前のライの孤独な日常を描く“エピソードゼロ”的な作品で、ラストは映画本編へとつながっている。撮影は映画の舞台である夜の歌舞伎町やライのマンション、そしてクリープハイプの現メンバーが初めて音を合わせた歌舞伎町のスタジオで行われた。
さらに、尾崎世界観(Vo, G)が原作者の金原ひとみとともに映画本編にカメオ出演していることも明らかとなった。
南琴奈 コメント
以前から楽曲を聴かせていただいていたので、映画の音楽を担当してくださると知った時は本当に嬉しかったですし、さらに主題歌のMVに出演させていただけるなんて思ってもいなかったので、お話をいただいた時は飛び跳ねました。
沢山のご縁に本当に感謝です!
撮影場所はライのマンションや夜の歌舞伎町だったのですが、その場所に行くと映画撮影当時の空気感が蘇ってきて、懐かしい感覚になりました。
映画の撮影から一年後にこのような形で再びライとして戻って来れて嬉しかったです。
今回のMVでは、本編につながるエピソードゼロとして、由嘉里と出会う前のライの生活が描かれていて、普段ライがどんなことを感じて、どんなことを考えて生活しているのかを想像しながら撮影をしていたのですが、出来上がったものを見て「由嘉里と出会ってからのライはきっと楽しかったんじゃないかな」と思ったりしました。映像もすごく綺麗で素敵でした。
MVの中でクリープハイプさんともご一緒させていただいて、目の前で演奏を聴けるというなんと贅沢な経験をさせてもらいました。感激です!
お久しぶりに松居監督や映画のスタッフの皆さんとご一緒できて、安心感に包まれながらの撮影でした。
監督 松居大悟 コメント
4年ぶりにクリープハイプのMVを監督しました。いつだってクリープとの制作は緊張感が伴い、本作のアイデアに至るまでもだいぶ難産でした。
でも、ずっとクリープハイプでこんなMVがあったらいいな、と思っていたような作品になったので、沢山見てほしいです。
『ミーツ・ザ・ワールド』は由嘉里とライが歌舞伎町で出会う所から始まる物語で、クリープハイプも現メンバー4人で初めて音を合わせたのが歌舞伎町のスタジオなんだよ、と尾崎くんが教えてくれたので、そのスタジオで撮影することができました。
そして、1年ぶりにライさんに会えて、懐かしいというよりもなんだか嬉しかったです。
