スピッツの楽曲「楓」を原案にした映画「楓」の劇中歌カバーアーティスト第2弾として、渋谷龍太(SUPER BEAVER)が発表された。
12月19日に全国公開される映画「楓」は福士蒼汰と福原遥がダブル主演を務めるラブストーリー。監督を行定勲、脚本を髙橋泉、音楽をYaffleが担当している。本作では物語の重要なシーンで「楓」が流れることになっており、カバーアーティスト第1弾としてシンガーソングライターの十明の参加が発表されていた。このたび渋谷の参加とともに、彼のレコーディングシーンを収めたフィーチャレット映像がYouTubeで公開された。
映像内で「僕の中でスピッツは凄く特別な存在です」と噛みしめるように語る渋谷。彼は「常に自分の日常の中にスピッツがあったから、うれしい気持ちとプレッシャーが半々。ガクガク震えながらオファーを受けさせていただきました」と深い敬意を示す。
映画を鑑賞した渋谷は「生きているからこそ抱ける感情は、生きていなければ抱かずに済んだ感情でもあり、だからこそ例え時間が掛かっても、その機微を愛おしめるように生きていくことがやはり大切だと、この作品から受け取ることができました」とコメントしている。
また12月17日に映画のオリジナルサウンドトラックがリリースされる。本作にはスピッツの「楓」に加え、十明と渋谷によるカバー音源、Yaffleによる劇伴が収録される。
渋谷龍太 コメント
生きているからこそ抱ける感情は、
生きていなければ抱かずに済んだ感情でもあり、
だからこそ例え時間が掛かっても、
その機微を愛おしめるように生きていくことがやはり大切だと、
この作品から受け取ることができました。
行定勲監督 コメント
今回「楓」を歌ってもらうにあたり、まるでは映画の役をキャスティングするような感覚でした。
渋谷さんの存在感、声の温度、そして歌うときに生まれるエネルギー、このすべてが、この作品に必要だと感じました。そしてレコーディングに立ち会った際、この曲は観客の心の中にしっかり染み渡ると確信しました。
劇中歌として、渋谷さんのエネルギッシュな歌声、十明さんの透き通るような歌声、男女が歌う「楓」それぞれが響き渡る。そして最後、涼と亜子の運命を見届けた直後にエンドロールで流れるスピッツの「楓」。2人のことを想いながら、そして観客それぞれの忘れられない大切な誰かを想いながら、いまだかつてなく心に沁みわたる「楓」を味わえるようになっています。
Yaffle コメント
雄大の自然が織りなす広大な景色と登場人物たちの思いが交錯するこの映画に合うように「広さ」と「靄」を強調してアレンジしました。そのオケを圧倒する渋谷さんの力強くどこまでも届くような歌声の響きが、その中で輝きを放つ希望もしくは祈りのように響いています。
「映画『楓』オリジナルサウンドトラック」収録曲
01. Butter Melts and Flows In
02. Beginning or End
03. KAEDE
04. Ordinary Day
05. Through the Lens, Her
06. Can You See That Astral Field?
07. What Bounds Us
08. Stellar Observatory
09. 「楓」渋谷龍太  
10. Her Decision, His Secret
11. The Observer
12. substitute
13. When the Act Is Over
14. 「楓」十明
15. My Pelican
16. My Celestial Expedition
17. I love this photo.
18. Where the Stars Shine Bright
19. 「楓」 スピッツ


