ヤスエでんじゃらすおじさんが4月1日に東京・下北沢SHELTERでワンマンライブ「ヤスエでんじゃらすおじさん – 1st Album『東京』Release oneman –」を開催する。
このライブは12月24日に初のフルアルバム「東京」がリリースされることを記念して企画された公演。チケットは12月13日よりイープラスにて販売される。
またアルバム「東京」のリリースに向け、アユニ・D(PEDRO)、五味岳久(LOSTAGE)、曽我部恵一、TORA(8otto)、Kenzoooooo(八十八ヶ所巡礼)、山﨑聖之(CONFVSE)、中野陽介(Emerald)、大滝華代(UlulU)、劔樹人(LOLOET)、竹内修(wilsonic)、やなモン。(新宿LOFT店長)、川本俊(下北沢SHELTER)、上田"dash"走(Vienda!、スタンドかげん)によるコメントが到着した。
アユニ・D(PEDRO)コメント
ヤスエでんじゃらすおじさん。自分めもよく変わった名前ですねと言われることがありましたが、それよりもふざけた名前でなんだか安心したというのが印象です。
ヒッピーでデンジャーな方かと思いましたが、どこか憂いを帯びているような声色と発音、懐かしげのある感傷的で多彩なサウンド、筋の通っている姿勢と包容力に一気に惚れ込みました。
待望のフルアルバム誕生、おめでとうございます! そしてありがとうございます!
全曲好きですが特に「終末論」が好きです。
SFチックだけれど夢うつつな話ではないような体温を感じます。
現実を肯定してくれる、そんなことを感じたからです。
このアルバムを聴きながら今この世にワクワクする事態が起こっていると実感しております。
イヤホンで聴いているのに、生身で、目の前で、すぐそこで歌ってくれている感覚になるので救われる人は多いんじゃないかと思うし、ありがたいなあと心の底から思っています!
五味岳久(LOSTAGE)コメント
ファーストアルバムとは、初期衝動を目一杯詰め込んで作るのが定石である。なにせ1枚目、名刺代わりに世に送り出す作品なのだから。それなのに、なんだこれは。この作品から漂う無常の美、もののあわれ。環ル人生、何周目かのファーストアルバムに涙がこぼれ落ちそうだった。
曽我部恵一 コメント
YDOのニューアルバム、なんだかぼくの苦手な「希望」や「夢のつづき」やらがパンパンに詰まってる。知らない人がそんなことを歌い出しそうになったら、ぼくはすぐ逃げるんだ普段は。でも、ずっと聴いちゃうね。なんでだろう・・・。熱海へ婚前旅行へ行った歌なんて、いいね。ちょっとほろりとした。なんだろう、、、この感じ。死んだおばあちゃんのタンスから古い古い写真が出てきたみたいな。知らない風景、なくなってしまった価値観、遠ざかり漂白した物語り。SFとしてそれを眺める今日、ああサウダーヂ…。めっちゃいいです、このアルバム。
TORA(8otto)コメント
でんじゃらすなおじさんの歌が、声が、ノスタルジックな音の数々が、信じられないくらい胸に刺さった。
それは、俺の中のでんじゃらすなおじさんがザワついたせいなのか。
それとも、そもそも俺自身もでんじゃらすなおじさんだからなのかもしれない。
Kenzoooooo(八十八ヶ所巡礼)コメント
僕が初めてヤスエさんのライブを見たのは、弾き語りライブだった。
とにかくいい声、というのが第一印象。曲もすごくよかった。
中でも、頭から離れない曲があった。
その曲はなぜか、すごく懐かしく聞こえ、ずっと昔から知ってる曲を聞いているような、そんな気持ちになった。
だがそれは錯覚ではなく、知ってるいる曲だった。
八十八カ所巡礼のカバーだった。
これを話のネタに、ライブ終わりのヤスエさんに話しかけた。
話をしていると、翌日も弾き語りライブがあるとのことで、僕は翌日も見に行った。
後に、バンド形態のライブも見たが、これもまたよかった。
ライブに通っていると、サポートをお願いされたとこもあった。
最初は断ったが、YDOの面々が代わる代わる言ってくるので、引き受けた。
この時もいろいろあったが、ここで僕が書くべきことは、ヤスエさんとの思い出話ではないと思うのでやめておきます。
ここで僕が書きたいことは、僕はヤスエでんじゃらすおじさんがめっちゃ好き、すごくいい、ということ。それだけ。
以上です。
山﨑聖之(CONFVSE)コメント
ヤスエさんとの出会いは若くして亡くなってしまった元シェルタースタッフ環の追悼イベントMEGLYMPIC2023。SHELTER PA卓脇にこの日限定らしき無理矢理作られたビールケースステージで弾き語りのセッティングをしていた私は、メインステージで「東京」を演奏しているヤスエでんじゃらすおじさんバンドセットの圧巻のステージに震え上がったのであった。その日の昼バサノバを食べた後財布を落とした事などどうでもよくなった。(見つかりました)
それ以降足繁くライブに通い詰めさせてもらったヤスエでんじゃらすおじさん待望のフルアルバム。全編名曲のオンパレードである事はわざわざ言うまでもないけども、遂に念願の音源として完成した「東京」に大歓喜。長く生きていてもそうそう出会えることのないレベルの一生モン大名曲、令和最大級のエモーション。
私はヤスエでんじゃらすおじさんがすごく好きです。音楽も人もメンバーの皆さんも。
これからも優しく力強い魂の叫びを響かせ続けてください。
またライブ遊びに行きます!
中野陽介(Emerald)コメント
僕はヤスエくんが友達なのが嬉しいと思う。ヤスエ君の友達はみんなそう思ってると思う。彼にしか見出せない他者への「共感」と「優しさ」、そして瞬間瞬間を思いっきり抱え込む「度胸」。そんな彼の眼差しがそのままポエジーとなって曲の中で鳴っている。シンプルにいい男だなぁと思う。
大滝華代(UlulU)コメント
「音楽を聴いて眠くなった」
というとあまり良い印象は受けないだろう。
でも聞いたらあなたもきっとその意味がわかるはず。
安堵のメロディとコードにそっと差す翳りと、救いのララバイ。
そんなことを思いました。
リリースおめでとうございます!
UlulUはみんなヤスエさんが大好きです。
劔樹人(LOLOET)コメント
ヤスエくんはベルノバジャムスの頃から知っているのですが、色々なバンドをやって多作なのに、やっと出た「デンジャラスおじさん」のアルバムが一番瑞々しいのは何事なんですか!? やり続ける人のミラクルが詰まったアルバムをありがとうございます。
音楽プロデューサー 竹内修 (wilsonic)コメント
1曲目「終末論」の確信に満ちたイントロを聴いただけで、このアルバムがとてつもない密度を持っていることが予測できる。
主に弾き語りで長く活動してきたヤスエでんじゃらすおじさんが、数年前からバンド形態で更に求心力を増したライヴを展開。そのメンバーを中心にレコーディングを進めているというので楽しみにしていた、遂に放たれるフル・アルバム「東京」。
大名曲「東京」、ヤスエのエッセンスが凝縮されている「孤独と海」など、言葉とメロディと歌声とサウンドの奇跡のマッチングによる感動必至の曲がずらりと並ぶ。あまりにも脳内、体内に染み込んでしまうでんじゃらす極まりないアルバムなので、一日に2回以上聴かないようにしている。そう、これは”ながら聴き”ができない、真の意味での没入型音楽。
やなモン。(新宿LOFT店長)コメント
ヤスエくんと出会ったのは渋谷屋根裏のオーディションでヤスエくんが前やっていたベルノバジャムズのライブでした。あれから20数年も過ぎたんだね。
今年は新宿LOFTと下北沢SHELTERと YDOで共同企画「環ル日々」を取り組んできて12.11のクアトロは少し泣くと思います。
そしてこのアルバムはきっと日本のロックの大名盤になると私は信じています。
ヤスエでんじゃらすおじさんがたくさんの人に評価される時代が来たら最高だよ。
あんたもそう思うだろ?
川本俊(SHELTER)コメント
ライブハウスで働くためにきた東京。
東京で出会った親友が教えてくれたヤスエさんの東京。
辛いことも悲しい別れも沢山あるけれど、
それでも「東京に来てよかった」と思えるアルバムです。
上田"dash"走 (Vienda!、スタンドかげん)コメント
思えば遠くにきたもんで東京で暮らしている時間の方が長くなって、感傷的で涙腺ゆるゆるのおじさんをしっかりやってる毎日、毎晩。どうしようもないね。
この先どこにいくのやら。
"闇光"を初めて聴いた夜はセンチになったのかな、強めのハードリカーを流し込んだよね。
労働者の宵のアテにはもってつけなんだよヤスエさん。
もうちょっとだけおじさん頑張るよ。
リリースおめでとうございます。


