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ME:Iの2025年ラストライブに2万人熱狂、リーダーMOMONAが涙ながらに語った「アイドル論」

ME:I。「2025 ME:I 1ST ARENA LIVE TOUR "THIS IS ME:I" ENCORE IN TOKYO」より。
13分前2025年12月14日 14:07

ME:Iの単独公演「2025 ME:I 1ST ARENA LIVE TOUR "THIS IS ME:I" ENCORE IN TOKYO」が12月13、14日に東京・有明アリーナにて開催された。

年内ラストの単独公演

本公演は夏に行われたグループ初の全国アリーナツアーのアンコール公演。2日間で計2万人超のYOU:ME(ME:Iファンの呼称)が駆けつけ、結成2周年を目前にした彼女たちの年内ラストの単独公演を見守った。本稿では、本日14日に行われたDAY2公演の模様をレポートする。

開演と同時にレーザーが星空のように輝き、純白の衣装を纏ったメンバーが登場。アルバムのタイトル曲「THIS IS ME:I」で堂々たる姿を見せ、そのまま「MUSE - Remix Ver. -」へとつなぎ、冒頭から観客の度肝を抜いた。

「日プガールズ」から2年、再び披露

ME:Iは、前半は「Summer Magic」などのキュートな楽曲に加え、「CHOPPY CHOPPY」「Cookie Party」をドラムサウンドが響くロックアレンジで披露し、会場のボルテージを一気に引き上げていく。中盤、ネイビーのスポーティな衣装にチェンジしたメンバーは、ME:Iを生んだオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」のファイナルステージで歌われた楽曲「FLY UP SO HIGH(ME:I Ver.)」を熱唱。2年前の初披露時から格段に成長した歌声に、会場では涙を流すファンの姿も見られた。またアリーナツアーから構成を一新したユニットステージでは、AYANE、KEIKO、KOKONA、RINONが「小悪魔(Baddie)」で妖艶に、MIU、MOMONA、SUZU、TSUZUMIが「TOXIC」を気迫たっぷりにパフォーマンスし、個々のスキルの高さを見せつけた。

ライブ終盤には「Million Stars」「想像以上(ME:I Ver.)-EDM Arrange Ver.-」「&ME (YOU:ME Ver.)」が畳みかけられ、本編はクライマックスへ。続くアンコールでは、メンバーはサンタやトナカイのカチューシャ姿でウィンターソング「Sweetie」を歌唱し、ひと足早いクリスマスムードを演出した。

「アイドル」の正解を探し続けたい

最後の挨拶では、TSUZUMIが「私の大好きなメンバーのみんなと大好きなYOU:MEがいて、私の大好きな歌とダンスを見せたらYOU:MEが幸せそうな顔をしてくれて。こんなに幸せであったかい空間って、ほかにないなって。メンバーが今年を振り返って『ツアーが楽しかった』と口をそろえていた意味が、よくわかりました。私もいつかみんなと一緒にいろんな場所を回りたいし、来年も再来年もたくさんのYOU:MEに会いに行けるように、これからもがんばりたいと思います」と笑顔を見せる。

一方、リーダーのMOMONAは「今だから話せる」と前置きしつつ、涙ながらにメンバーへの思いを吐露。「今年1年間、特に夏は、正直このステージを走り切れるかなと思った瞬間もありました。リーダーとしてではなく1メンバーとして自分が頼りなくて、ステージに立つ資格があるのかなと思う瞬間もあって。そんなときメンバー1人ひとりが、言葉ではなく行動で『気負わなくていいよ』と示してくれたんです。そのおかげでツアーを走り切れた。本当にみんなありがとう」と感謝を述べる。そして、「『アイドルとは何か』と日々考えますけど、私たちなりの正解を探し続けていきたいです。勝ちとか負けとか、私たちが正解だと見せつけるのではなく、等身大の私たちがアイドルでいることで『どんな人のあり方でもいい』とお伝えできるような存在であり続けたい。そう思えたのは、メンバーのみんなが私の等身大を受け入れてくれたからです」と力強く語った。

ラストでは、TSUZUMIが「来年は午年ということで、みんなで『LとR』を聴いて、“ウマ”いこと駆け抜けていきましょう!」と1月9日リリースの新曲「LとR」を告知したのち、メンバー同士で円陣を組み「YOU&ME、ME:I!」と叫んでデビュー曲「Click」のパフォーマンスを開始。YOU:MEからこの日一番の大きさのかけ声が届けられる中、華やかなムードで公演の幕を閉じた。

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