めいちゃんが再始動後初のライブ「Meychan Live Tour 2026『Number 0』」を、自身の30歳の誕生日である1月13日に東京・日本武道館で開催した。
約1年間の活動休止期間を経て、2025年6月に再始動しためいちゃん。彼が武道館単独公演を行うのは2回目となり、今回はアリーナ北側にステージを据えた、観客に360°を囲まれるセットが組まれた。2階席の最上段まで観客が詰めかける中、客電が落ち、めいちゃんのパーソナルカラーであるオレンジ色のペンライトの光が場内を埋め尽くす。バンドメンバーに続いてステージに現れためいちゃんは、スポットライトの下で「小悪魔だってかまわない!」の1節をアカペラで披露。客席から「おかえり!」の声が上がる中、バンドの演奏が始まると同時にオレンジ色の銀テープが放たれ、祝福ムードたっぷりの空気が武道館を包み込む。
めいちゃんは「帰ってきたぞ、武道館!」と絶叫し、花道を駆け回りながら「パンダヒーロー」「右肩の蝶」とアップテンポなナンバーを立て続けに繰り出した。彼は「ひさしぶりに武道館に帰ってきました! こんなに集まってくれてありがとう。最高の夜にしよう!」とファンに呼びかけ、自身初のアニメタイアップ曲「ラナ」や、観客がクラップを打ち鳴らす中で「キャットウォーク」をパフォーマンス。美しいピアノの旋律から始まった「天上猫と天下人」では、オレンジの光で包まれたステージで熱唱を披露した。
艶やかな声で「浪漫飛行」を歌唱したのち、めいちゃんは「私、本日で30歳になりました!」と報告。めいふぁみ(ファンの呼称)の「おめでとう」の声が飛び交う中で、自ら「Happy Birthday To You」を歌い出し、そのまま大合唱へと導いた。「気持ちいいー!」と声を弾ませつつも20代が中心の観客に向けて「ジジイって呼ばないでね」とお願いしためいちゃん。「誕生日当日の景色が武道館でとてもうれしい」と感慨を噛み締め、「SAKKI」でライブの後半戦に突入した。「偽物」や活動再開後に発表した「また来襲」などを挟み、めいふぁみとの交流を楽しむアットホームなコーナーへ。その後、めいちゃんはステージに用意されたピアノの前に座ると、休止期間中の進化を示すべく、2018年頃に抱えていた不安を曲にした「世迷言」を弾き語りで披露。さらに、ウッドベースの音色が印象的な「帰り道」、活動休止中の心境を歌詞につづった新曲「ナズナ」を歌い上げた。
その後、ライブの終盤に向けて、めいちゃんはさらなる盛り上がりを演出。同じくこの日が誕生日である、あらなるめいのメンバー・nqrseを祝うべく、観客にふざけて「なるせ41歳のお誕生日おめでとう」と叫ばせ、その様子をスマホで撮影してSNSに投稿するなど遊び心を見せた。リラックスしたムードを引き継いだまま、「100万回生まれ変わっても」「レッツゴー・DA・ミライ」でラストスパートをかけためいちゃんは、本編の最後に「ブリキノダンス」を熱唱。にぎやかな空気が漂う中で一旦ステージをあとにした。
めいふぁみがアンコールを求めていると、場内には「アンコールの声が小さいな! もっと声出してくれたらいいことあるかも」というめいちゃんの声が響く。Tシャツ姿で再登場しためいちゃんは、アンコールの1曲目「おとぎ話」で観客による撮影を許可。めいふぁみはそれぞれのスマホをステージに向け、30歳になっためいちゃんの勇姿を記録し、同時にめいちゃん自身もパフォーマンスの様子を生配信する。壮観な光景を前にめいちゃんは「お前ら、大好きだ!」と叫び、「この情景だけで何年もやっていく自信がでる」と素直な心境を明かした。
ここでめいちゃんは、12月5、6日に地元・埼玉のベルーナドームにてライブ「MEYCHAN ONE-MAN LIVE 2026『MEGA WATT』」を開催することを発表。初日は単独、2日目は「MEYCHAN FESTIVAL」と銘打って浦島坂田船、Gero、まふまふ、りぶといったゲストを迎えることが告知されると、武道館中が沸き立った。
「あと1曲だ」とめいちゃんがつぶやくと、「嫌だ!」という声が客席のあちこちから響く。これを受けてめいちゃんは「もう1曲何がいい?」と問いかけ、急きょ「小悪魔だってかまわない!」「パンダヒーロー」をパフォーマンス。そして、「これでラストの曲、今日は本当にありがとう、武道館行けるか!?」と叫び、「音色」を熱唱して「Meychan Live Tour 2026 『Number 0』」をクライマックスに導いた。最後に彼がマイクを通さず生声で「今日は本当にありがとうございました」と叫ぶと、ドーム型のバースデーケーキが登場。改めて30代突入を祝われた彼は、「これからもめいちゃんをよろしくね」と告げてこの日のライブを締めくくった。


