IVEのワールドツアー「IVE WORLD TOUR ‘SHOW WHAT I AM’」の東京・東京ドーム公演が昨日6月24日に開催された。
「IVE WORLD TOUR ‘SHOW WHAT I AM’」は、2025年の韓国・KSPO DOME公演を皮切りに、アジア、アメリカ、オセアニアなどを巡る、IVEにとって2度目の大規模なワールドツアー。4月に2日間行われた大阪・京セラドーム大阪公演に続く、今回の東京ドーム公演をもって、日本での全3公演で累計約12.7万人を動員。名実ともに世界規模へと拡大し続ける圧倒的な存在感を、グループとして2年ぶり2度目となる東京ドームで堂々と証明した。
SHOW WHAT I AM
「私が何者かを見せてあげる」を意味する、今回のツアータイトル「SHOW WHAT I AM」。その名にふさわしく、ライブは堂々たる貫禄に満ちたオープニングで幕を開けた。ステージ中央のモニタにメンバーのシルエットが浮かび上がるとともに、左右に設置された大型モニタに巨大な両翼が映し出され、まるで彼女たちの背中に翼が授けられたかのようなドラマチックな光景が広がる。メンバーのシルエットは、扉が開くにつれて1人、また1人と徐々にその数を増やしていき、やがて6人全員がステージへと姿を現した。
IVEはオープニングナンバー「GOTCHA (Baddest Eros)」で観客の視線を一瞬にして釘付けにすると、そのまま「XOXZ」「Baddie」といったヒット曲を出し惜しみすることなく早々に投下。カリスマ性に満ちたステージングに、会場を埋め尽くすおよそ4万8000人のDIVE(IVEファンの呼称)の熱量がかけ合わさり、ライブの熱気は、序盤から一気に引き上げられた。
6人だけのランウェイに
IVEが “セルフラブ”の精神を歌い上げる2022年発表の楽曲「My Satisfaction」では、ステージを巨大なチェス盤に見立てた演出を展開。美しくも毅然としたパフォーマンスで観客を惹き付けると、幕間のVTR映像を経て、ライブはメンバーそれぞれの個性が際立つソロコーナーへと突入した。
トップバッターのウォニョンは「8」で、くるくると変わるキュートな表情とポジティブなエネルギーに満ちたステージを展開する。続くレイはガーリーな衣装に身を包んで「In Your Heart」を披露。唯一無二の“KAWAII”を切り開く、彼女らしさ全開のパフォーマンスでファンを虜にした。リズが「Unreal」で美しく伸びやかな歌声を響かせ、グループのメインボーカルたる所以を存分に見せつけたのち、ガウルは「Odd」をパフォーマンス。純白のソファを用い、同じく白の衣装を纏った女性ダンサーたちを引き連れて華麗なダンスを披露する。真っ白な紙吹雪が風に舞う演出も相まって、ドームは幻想的な雰囲気に包み込まれた。
イソは「Super ICY」を歌い踊り、デビュー当時のあどけなさを感じさせない、成熟した姿でファンを魅了する。しかし次に出番を控えるユジンが奥の扉から登場してバトンタッチする場面では、彼女の肩に甘えるようにもたれかかり、最年少らしい無邪気な笑顔を覗かせるひと幕も。ソロコーナーのトリを飾ったリーダー・ユジンが披露したのは「Force」。ユジンは体の奥底から力がみなぎるような、パワーと生命力に満ちたパフォーマンスで観客を圧倒する。激しいダンスパートでは、大舞台でスポットライトを浴びる喜びに浸るような眩しい笑顔を見せ、彼女特有のヘルシーな魅力をドームいっぱいに放ってみせた。
本編ラストのブロックは、これまでの代表曲を次々と繰り出す怒涛の展開へ。「ATTITUDE」のステージでは、ゴールドのスパンコールがきらめくゴージャスな衣装をまとったメンバーが、IVEらしい「揺るがない自己確信」をその気高い佇まいで体現。後半パートではレイを先頭に花道をモデルのごとく闊歩し、東京ドームという巨大な空間を彼女たちだけのきらびやかなランウェイへと変えてみせる。「REBEL HEART」では、DIVEたちが楽曲のメッセージに賛同するようにサビの「Love me, hate me」「We are rebels in our heart」を高らかに大合唱。アンセムのように響き渡るコールが東京ドームに一体感を生み出していく。ただならぬ熱気が渦巻く中、本編ラストを飾る楽曲として投下されたのは、今年2月リリースの「BANG BANG」。会場全体がまるで巨大なクラブと化したかのような熱狂の中、IVEとDIVEは一体となって音楽に身を委ね、最高潮の盛り上がりとともにライブ本編の幕を下ろした。
「DIVEのおかげでやり遂げることができた」
アンコールでは、メンバーが3人ずつ2台のトロッコに乗り込んで再登場。アリーナの外周をゆっくりと巡りながら、目を輝かせて客席のDIVEたちへ大きく手を振って観客の熱烈な声援に応える。
メインステージに戻ってからの最後の挨拶では、トップバッターを務めたリズが開始早々に感極まって思わず涙を流してしまう。すかさずメンバーが一斉に駆け寄って彼女に優しくほほえみかけていると、リズは「生きているとつらいことがあったり、いろんなことがありますよね。私は、DIVEの皆さんのおかげですべてのことをやり遂げることができています」と、涙ながらにファンへの深い愛情と感謝を伝えた。
リズに続くように、ほかのメンバーたちも口々に、いかにDIVEから力をもらい、そのおかげで困難を乗り越えられてきたかを語っていく。ウォニョンは「私がどこにいても、何をしていても、私とDIVE以外の人たちから何を言われても、笑顔で応援してくれて本当にありがとうございます。私はDIVEの永遠の味方だから、いつも私のことを考えて一緒に歩きましょう!」と健気な笑顔を見せ、レイは「もっと大きな会場でライブができるようなグループになりたいです」とさらなる飛躍を誓った。
涙と温かな絆に包まれた感動的な挨拶を経て、ライブはいよいよ本当のフィナーレへ。最後は「Kitsch」「After LIKE」の2曲を披露し、東京ドームをこの日一番の晴れやかなムードと笑顔で満たしながら、日本公演を締めくくった。
セットリスト
「IVE WORLD TOUR ‘SHOW WHAT I AM’ IN JAPAN」2026年6月24日(水)東京ドーム
01. GOTCHA (Baddest Eros)
02. XOXZ
03. Baddie
04. Ice Queen
05. BLACKHOLE
06. TKO
07. Holy Moly
08. My Satisfaction
09. 8 / JANGWONYOUNG
10. In Your Heart / REI
11. Unreal / LIZ
12. Odd / GAEUL
13. Super ICY/ LEESEO
14. Force / ANYUJIN
15. 삐빅(♥beats)
16. LUCID DREAM
17. WOW
18. FLU
19. ATTITUDE
20. LOVE DIVE -Japanese ver.-
21. REBEL HEART
22. I AM
23. BANG BANG
<アンコール>
24. Wild Bird
25. Fireworks
26. Kitsch
27. After LIKE


