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K-POPスターも「好きすぎて滅!」|2026年5月のK-POP

今月のイラスト:「BOYS PLANET」時代のハンビン(ZEROBASEONEのリーダー)とジャンハオ(AND2BLEのリーダー)。
7分前2026年06月07日 11:07

大きな話題から気になる小ネタまで、“最近のK-POP”をまとめて振り返るマンスリー連載「K-POP、最近どう?」。5月は、アメリカの「American Music Awards(AMAs)」にて、BTSが最高賞である「Artist of the Year」を含む3冠に輝き、さらに6月のFIFAワールドカップ決勝のハーフタイムショー出演が予告されるというビッグニュースが。W杯開幕セレモニーではBLACKPINKのリサが公式ソングの歌唱に参加することも明らかになり胸を躍らせたファンも多いのではないでしょうか。

一方で、「KCON JAPAN」「ASIA STAR ENTERTAINER AWARDS」(ASEA)、2PMの約10年ぶりとなる東京ドーム公演、SEVENTEENやTOMORROW X TOGETHERがファンミーティングを行いK-POPシーンを代表するスターたちがこぞって来日するなど、日本国内もイベントづくし。本稿では、そんな5月のK-POPシーンから、印象的な出来事をピックアップしてお届けします。

文 / 岸野恵加 イラスト / ちぎりパン

1. ZEROBASEONEとAND2BLEの絆

夏のような熱気に包まれたかと思えば、アウターを慌てて引っ張り出すような肌寒い日に逆戻りするなど、せわしなかった5月。今月も話題を集めた新譜の総ざらいからまいりましょう。4日にはCORTISが2nd EP「GREENGREEN」で初のカムバック。リード曲のタイトルは「REDRED」で、緑と赤の対比によってCORTISの目指す方向性を示す作品です。アルバムの予約注文は200万枚を突破し、音楽番組では10冠、米ビルボードの「アーティスト100」で5位にランクインするなど、好調なチャートアクションを見せています。BABYMONSTERは3rdミニアルバム「CHOOM」を同じく4日にリリースし、29日には日本で「ミュージックステーション」に出演。圧倒的な歌唱力で視聴者を魅了しました。

6日にはBilllieが初のフルアルバム「the collective soul and unconscious: chapter two」を発表。ダブルタイトル曲「ZAP」「WORK」ではクールなビジュアルと一糸乱れぬシンクロダンスを見せ、新境地を開拓しています。前作「Blue Valentine」がヒットを記録したNMIXXは、ファンタジックなムードが魅力的な新作「Heavy Serenade」で音楽番組2冠を獲得。タイトル曲の作詞は、人気シンガーソングライターのHANROROが手がけています。同じくJYPエンタテインメントのガールズグループ・ITZYは、ミニアルバム「Motto」を18日にリリース。屋上で撮影された表題曲のダンス映像では、制服姿のメンバーがデビュー8年目とは思えぬフレッシュさを放ち、話題を集めました。

新体制となったZEROBASEONEは、18日にミニアルバム「Ascend-」でカムバック。リード曲「TOP 5」ではメンバーが大人の魅力を全開にし、新たなスタートを堂々と切りました。そして26日にはZEROBASEONE出身のジャン・ハオ、リッキー、ハン・ユジン、キム・ギュビン、EVNNE出身のユ・スンオンからなるAND2BLEが、YHエンタテインメントよりデビュー。28日放送の「M COUNTDOWN」では2組が共演し、1位を獲得したZEROBASEONEを、AND2BLEのメンバーもそろって壇上で祝福する姿がファンの感動を誘いました。

初代「PRODUCE 101」から誕生し、2016年に解散したI.O.Iは、約10年ぶりに再結成。ミニアルバム「I.O.I : LOOP」をリリースして多数の音楽番組に出演し、変わらぬ絆の深さを見せました。チョン・ソミが作詞に参加したリード曲「Suddenly」は、MelOnチャートで1位を獲得しています。LE SSERAFIMは22日にフルアルバム「'PUREFLOW' pt.1」でカムバック。リリース直前にKIM CHAEWONが首の痛みの治療のため活動を休止し、4人での活動となりました。1990年代のヒット曲「Macarena」をサンプリングしたリード曲「BOOMPALA」では、メンバー1人が少しずつ目を開き周囲の様子をうかがうようなイントロパートが注目を浴びています。

29日にはaespaがフルアルバム「LEMONADE」でカムバック。「試練をレモンに例え、おいしいレモネードにして飲み干してしまおう」というモットーが込められた作品で、ポジティブなエネルギーが充満しています。先行リリースされた「WDA(Whole Different Animal)(Feat. G-DRAGON)」にはG-DRAGONが参加。また「LEMONADE」はZeddのリミックスバージョンもリリースされ、豪華コラボが次々に展開されました。そして30日には、SMエンタテインメントから独立したBoAがデジタルシングル「Ain't No Hard Feelings」をリリース。BoAはブロンドのボブヘアで新鮮な魅力を放ちました。

このほか5月は、ティファニー(少女時代)、Rain、テヤン(BIGBANG)、xikers、ユンサナ(ASTRO)、ショヌ&ヒョンウォン(MONSTA X)、XLOV、ALPHA DRIVE ONE、IDIDらも新作をリリース。「B:MY BOYZ」から誕生したYUHZ、「Unpretty Rapstar:HIP POP Princess」を経て結成されたH//PE Princess、そしてドラマ「DREAM STAGE」発のNAZEは正式デビューを果たしています。

2. TXTも「好きすぎて滅!」

5月は日本でK-POP関連のイベントが多数行われました。5月8~10日には、毎年恒例の「KCON JAPAN」が千葉・幕張メッセで開催。INI、JO1、ZEROBASEONEがヘッドライナーを務め、それぞれボリュームたっぷりな約1時間のステージで沸かせました。3組のほか、iznaやALPHA DRIVE ONE、MODYSSEYなど、サバイバル番組出身のグループが多数出演していたことも印象的でした。同じ週末にKアリーナ横浜では「Kstyle PARTY」を開催。RIIZEやBOYNEXTDOOR、テミン(SHINee)、SUPER JUNIOR-D&Eらが熱いパフォーマンスを繰り広げました。

16、17日には埼玉・ベルーナドームで音楽授賞式「ASIA STAR ENTERTAINER AWARDS」が行われ、ATEEZ、ENHYPENらK-POP勢と、FRUITS ZIPPER、THE RAMPAGE、生田斗真ら幅広いラインナップがそろって登場。MCを務めたIVEのレイは、バッサリとカットしたショートボブ姿でステージに華を添えたのに加え、17日放送のバラエティ番組「日曜日の初耳学」にも出演。デビューまでの秘話を明かしました。

2PMは日本デビュー15周年を記念して、約10年ぶりの東京ドーム公演を9、10日に開催。70人超のダンサーを引き連れた迫力のパフォーマンスや気球に乗る演出などで、日本のファンを喜ばせました。SEVENTEENはファンミーティングを東京ドーム、京セラドーム大阪で実施。多くのメンバーが入隊する未来がそう遠くないことをうかがわせつつも、「また会える日まで幸せでいてほしい」と、ファンとの再会を約束しました。

TOMORROW X TOGETHERの、デビュー7周年を記念したスペシャルコンサートの日本ツアーが愛知でスタートし、M!LK「好きすぎて滅!」やOfficial髭男dism「Pretender」など、メンバーによる個性豊かなカバーステージも展開されました。ITZYはカムバック直前の9、10日、東京・KEIO ARENA TOKYOでワールドツアーの東京公演を実施。イェジは椎間板ヘルニアと診断を受けたにもかかわらず、力強いパフォーマンスを見せました。

ENHYPENのJUNGWONは山下智久の「声(feat. JUNGWON of ENHYPEN)」に参加し、「CDTVライブ!ライブ!」など音楽番組にも出演。また「JAPAN JAM」の5月4日公演が強風の影響により当日に中止が発表され、出演を予定していたILLITとCUTIE STREETは、急遽それぞれに配信を行いました。2組のコラボも実現し、「かわいいが渋滞してる」と話題を集めました。なおこの2組は、8月4日に行われる「めざましライブ」でツーマンライブを繰り広げます。

3. 「ガルプラ」5年ぶりに始動

こちらの項目では、事務所との契約や活動状況に関するトピックをまとめてご紹介。NCTのジェヒョンは、5月3日に除隊。その後すぐにアジア各都市を巡るファンコンサートツアー「Mono」の開催を発表しており、ファンを喜ばせています。4月下旬より活動を一時休止していたILLITのモカは29日放送の「MUSIC BANK」を皮切りに活動再開。4thミニアルバム「MAMIHLAPINATAPAI」の活動のフィナーレを完全体で飾りました。

RIIZEのショウタロウは足首の靭帯が断裂。「Kstyle PARTY」や大学の学園祭などのイベントにはパフォーマンスを制限しての参加となるも、真摯にステージに向き合い、観客を盛り上げました。またStray Kidsのスンミンは、左足首の疲労骨折という診断を受け、制限しつつ活動を続けています。

USPEERのリーダー・ヨウォンは、健康上の理由からグループ活動を終了。6人体制となったUSPEERは、6月にカムバックを予定しています。ApinkのボミとBlack Eyed PilseungのRadoは16日に結婚式を挙げ、Apinkのメンバーも集結して2人を祝福しました。またHYBEとGeffen RecordsががKATSEYEに続くガールズグループの最後のメンバーを選ぶオーディション「WORLD SCOUT: THE FINAL PIECE」が完結。富山県出身の16歳・咲来(SAKURA)が類まれなスター性を見込まれてメンバーに選ばれ、SAINT SATINEのメンバーとして全米デビューに向けて歩み始めました。そして、Kep1erを輩出したオーディション「Girls Planet」が5年ぶりに始動。2027年のシーズン2放送に向けて、参加者の応募受付がスタートしました。

HYBEは新レーベル・ABDの設立を発表。ガールズグループ制作に特化したレーベルで、2026年下半期に最初のグループがデビューする予定です。デビュー7年目のTREASUREは2度目のリーダー交代を発表。1年半リーダーを務めたアサヒとジュンギュに代わり、ハルトがリーダー、ジェヒョクがサブリーダーに就任しました。

4. BTS、W杯ハーフタイムショーへ

最後にこちらで、収まりきらなかったトピックをまとめてご紹介。アメリカの3大音楽賞の1つ「American Music Awards(AMAs)」では、BTSが最高賞である「Artist of the Year」を含む3冠に輝きました。またKATSEYEが「New Artist of the Year」、「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」のOST「Golden」はK-POP初の「Song of the Year」を獲得し、TWICEは「Best Female K-Pop Artist」を受賞しています。

ニューヨークで行われた「MET GALA 2026」へはBLACKPINKメンバー全員、そしてaespaのカリナとニンニンが参加。それぞれ華やかなドレス姿で来場者の視線を奪いました。幾田りらが韓国で行ったコンサートには、YENAとZICOがゲスト出演。さらに幾田がIZ*ONE「La Vie en Rose」をギターの弾き語りで歌うサプライズもあり、韓国のファンを沸かせました。

BLACKPINKのリサが、6月12日に行われるFIFAワールドカップの開幕セレモニーで、アニッタ、レマと発表した公式ソング「Goals」を歌唱することも明らかに。また決勝戦のハーフタイムショーにBTSが出演することが予告されており、世界中のファンの胸を躍らせています。

TikTokでは、ボートに乗る様子を再現するようなサカナクション「夜の踊り子」のチャレンジ動画がK-POPアーティストの間でも流行。そしてHALCALI「おつかれSUMMER」のチャレンジにも多くのアイドルがかわいらしく参加し、NCT WISHのリョウが「Ode to Love」の振付を交えてアレンジしたバージョンのダンスを、LE SSERAFIMのSAKURAやIVEレイが披露するという流れも話題を集めました。そしてRym「10count」のダンスチャレンジも、多数のダンス強者が挑戦。除隊が近付くSEVENTEENのJEONGHAN(ジョンハン)もこの曲を用いてひさびさにダンスする姿を披露し、ファンの期待を高めました。

【2026年5月】音楽番組、最近どう?

5月に放送された韓国の主要音楽番組で、1位を獲得した楽曲をご紹介します。5月は、全22回の放送の中でCORTISの「REDRED」がその約半数となる10冠を記録。13日の週には、全番組で首位を獲得するオールキルを達成しました。そんな中、NEXZは6日放送の「SHOW CHAMPION」でデビュー以来初めて1位のトロフィーを獲得。リーダーのトモヤは、ほかのメンバーが思わず笑みをこぼしてしまうほど大号泣していました。

SHOW CHAMPION

5/6 NEXZ「Mmchk」
5/13 CORTIS「REDRED」
5/20 なし
5/27 ZEROBASEONE「TOP 5」

M COUNTDOWN

5/7 CORTIS「REDRED」
5/14 CORTIS「REDRED」
5/21 NMIXX「Heavy Serenade」
5/28 ZEROBASEONE「TOP 5」

Music Bank

5/1 NCT WISH「Ode To Love」
5/8 BTS「SWIM」
5/15 CORTIS「REDRED」
5/22 NMIXX「Heavy Serenade」
5/29 TAEYONG(NCT)「WYLD」

Show! Music Core

5/2 NCT WISH「Ode To Love」
5/9 AKMU「Paradise of Rumors」
5/16 CORTIS「REDRED」
5/23 CORTIS「REDRED」
5/30 CORTIS「REDRED」

INKIGAYO

5/3 NCT WISH「Ode To Love」
5/10 TWS「You, You」
5/17 CORTIS「REDRED」
5/24 CORTIS「REDRED」
5/31 CORTIS「REDRED」

今月のひとりごと

ライター 岸野

「KCON JAPAN」、新生ZEROBASEONEによるSHINee「Sherlock」のカバーがめちゃくちゃ良くて痺れた。あとBTSシュガさんのマラソンVlogが最高だった5月でした。

編集 獅々堀

番組はあまり追えてなかったのですが、「WORLD SCOUT: THE FINAL PIECE」の楽曲「PARTY b4 the PARTY」、すごくいい曲ですね……。

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