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草川拓弥「REAL?」ツアーにも通じる“今、伝えたいこと”─物語のキーマン担う「東京P.D.」への思い

草川拓弥
約2か月前2026年02月20日 3:05

フジテレビ系で放送中のドラマ「東京P.D. 警視庁広報2係」に出演している草川拓弥が、音楽ナタリーの取材に応じた。

「広報課からの視点が新鮮」

福士蒼汰が主演を務める「東京P.D. 警視庁広報2係」は、警視庁記者・報道記者を経験した者が原案を手がける、リアリティにこだわった完全オリジナルストーリーの社会派警察ドラマ。警視庁の「広報課」を物語の舞台に、広報と捜査現場の刑事の意地とメンツ、対立と葛藤を描く。福士が演じているのは、捜査一課の刑事になるため警視庁に入るも、新聞やテレビなど報道機関を担当する広報課2係に異動する主人公の今泉麟太郎(いまいずみりんたろう)。また、広報課2係係長の安藤直司(あんどうなおし)には、緒形直人が扮している。

今作で草川が演じるのは、安藤が捜査一課にいた頃の後輩で、捜査一課の刑事である伊澤嘉人(いざわよしと)。安藤が目にかけていた後輩で、ある出来事がきっかけで物語を大きく動かす存在となる。

草川がフジテレビ制作の連続ドラマに出演するのは、2019年の「モトカレマニア」最終話以来のこと。草川は「ひさしぶりに帰ってきまして、しかも刑事物だったので身の引き締まる思いで現場に臨みました」と出演に際しての思いを明かし、作品の印象について「刑事ドラマはたくさんあるけれど、広報課を中心とした作品は僕が観てきた中ではなかったので。事件が起きたときに警察のどこがどうやって動いているのか、広報課からの視点で見られるのが新鮮でした」と語る。

「踊る大捜査線」の“偶然”に驚き

伊澤というキャラクターの人物像については「すごく正義感が強く、実直に物事をとらえながらまっすぐ生きている人物なのかなと認識しています。『物語のキーマン』と自分で言うのはちょっとゾワゾワする感覚がありますけど(笑)、誠心誠意全うできれば」と草川。「出演部分は多くないものの、少ないセリフの中から『こんな人物なんだろうな』ということは想像できました」と役作りを語り「自分の想像力でキャラクターを埋めていく部分もあったから、逆に自由にできたところもあります」と続ける。監督とのイメージのすり合わせもスムーズだったそうで「現場に行って答え合わせができたような感じでした」と語った。

「刑事ドラマだからこそ感じる醍醐味」について聞くと、草川は「スーツを着るときの感覚が、いつもとは違うのかな」とひと言。「僕はスーツを着る役が多くて、今までいろんなスーツを着てきましたけど、刑事ドラマで着るスーツって、気の引き締まり方が違うというか。身にまとっていると『しっかりしなきゃ』といったような感覚があると思います」と続ける。また、草川は今作の出演オファーを受けた時期に、フジテレビの刑事ドラマの金字塔「踊る大捜査線」を見返していたという。「昔から家族で『踊る大捜査線』が好きで、このドラマを観て育ったので、たまたま見返していたタイミングで今回のお話をいただいたことにびっくりして。そこからは『このシーンには広報課はいるのかな?』とか思いながら観るようになっちゃいました(笑)」と偶然の巡り合わせを楽しそうに振り返った草川。「緊張と緩和、あとは団結感。そういった要素があるのが刑事ドラマの醍醐味なのかなと思います」と自身の考えを語った。

自分自身が感じることを信じて

「広報」という仕事を題材にした作品にちなみ、「草川さんが今、世間に“広報”したいことは?」と聞くと、草川は静かに深く考えを巡らせたのち「自分の目で見て感じるもの、目の前の人や物事。そういうものを大事にできる人であってほしいなと思います」と言葉を紡いだ。「グループ(超特急)のほうでやってるツアーが『REAL?』というタイトルなんですけど、そこにある思いもそうだし……今って、いろんなことが簡単に伝わっていく世の中じゃないですか。そこにはもちろんいいこともあれば、『心で留めておいてほしいよね』って思うこともある。自分に何かあったというわけじゃないんですけど(笑)、“間違い”みたいなものができる限り少なくなったらいいよな、ということを思います。そのためにも、自分自身が感じることを大事に、信じてほしいなって」。

彼の言葉の中にある超特急のツアー「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2025-2026 REAL?」は明日2月21日にツアーファイナルを迎える。このツアーを通して表現されるメッセージは草川が語ってくれた思いと地続きにあるようで、草川は「それぞれの“存在意義”じゃないけれど。ステージに立つことに意味があるし、来てくれることに意味があって、その瞬間が大事なものになる。ライブの時間っていうのは人生の中の一瞬の出来事かもしれないけれど、そういう瞬間を大切に『尊いな』と思える人間でありたいですし、自分たちはずっと変わらず“リアル”で居続けたいという宣言なのかな。そういう感じでやっていますね」と、舞台に上がるうえでの思いを明かした。

「東京P.D. 警視庁広報2係」は2月24日に第5話がオンエアされる。草川は最後に「実際に警視庁記者・報道記者を経験した方の経験をもとに成り立っている物語なので臨場感がありますし、警察と記者の独特な信頼関係を新鮮に知ることができる。このドラマを通して広報課のことを知ってほしいですし、伊澤がどんな人間でどんな出来事が起きたのか、話が進むにつれだんだんと明かされていくので、そこを楽しみにしていてほしいなと思います」と視聴者に呼びかけた。

こぼれ話:感謝を伝えたい人

バレンタインシーズンであることから、草川には「感謝を伝えたい、身近な人は?」という問いかけも。「うーん……」とじっくり考えたのち、彼は「じゃあ、普段あんまり言わないので母親に」と回答。「『いつもありがとう』と書いておいてください」と、小さく照れ笑いを浮かべていた。

「東京P.D. 警視庁広報2係」の番組情報

放送日時

フジテレビ系 毎週火曜日21:00~

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