音楽事務所WACKによる所属グループ総出演のイベントツアー「Where the End Begins by WACK」のファイナル公演が、本日2月22日に神奈川・CLUB CITTA'で開催された。
WACK所属6組のうち豆柴の大群を除く5組が2026年内をもって解散するという“WACK第1章”の終了が決まっている中、本ツアーはひとつの区切りとなるステージ。そのファイナルでは各グループがさまざまな思いを持って、熱いパフォーマンスを繰り広げた。
ギャンパレのカバーも披露した豆柴の大群
ツアーファイナルのトップバッターを務めたのは、TBS系バラエティ「水曜日のダウンタウン」発のアイドルグループ・豆柴の大群。本ツアーでは恒例となった他グループのカバー企画として、この日はGANG PARADEの電波系ナンバー「Happy Lucky Kirakira Lucky」を投下し、冒頭からフロアを沸かせた。
ナオ・オブ・ナオは「めちゃくちゃ楽しかったです!」とギャンパレ曲のカバーを振り返りつつ、「WACKのみんなとライブをするのはこれで最後」と、現体制でのツアーへの愛着を噛み締める。5人はプロデューサーであるクロちゃん節が炸裂する「恋のかけ算 ABCDEFG」などを元気いっぱいに届けたのち、最後は「HiGH HOPES」をエモーショナルに歌い上げ、トップバッターとしての責務をまっとうした。
KiSS KiSSはKiSSの嵐
続いて、WACK内で唯一無二の王道アイドル・KiSS KiSSが登場。1曲目「Twilight」でキュートな世界観を構築したかと思えば、続く「KiSS KiSS KiSS」では飲み会のコールのようなアッパーなサビで何度も「KiSS」と連呼してフロアを煽りまくった。
MCではチャンベイビーが「モリモリ盛り上がっていけるかー!」と観客を鼓舞し、さらなる歓声を引き出す。メンバーの個性が光る“他己紹介ソング”「かわいいなんて言わないで」など、徹底して“かわいい”を追求したパフォーマンスを展開。「好き!」という言葉が何度も飛び交う、平和かつドープなひとときを作り上げた。
ASP、暴力的なまでのアグレッシブさ
3組目のASPは、The Prodigyのマキシムによる原曲をベースにした破壊力抜群のナンバー「TOXiC iNVASiON」で口火を切る。その後も「Black Nails」「TOTSUGEKI!!!!!」と、アグレッシブさとポップさが共存するナンバーを畳みかけた。
「Anyway」では観客を執拗に煽りながら、魂を削るような絶叫を繰り返す5人。中盤の「Pipe Dream」では一転して、ファンとの一体感を生み出すようなメッセージ性の強い歌唱で観客に歩み寄る。最後は汗だくになりながら「MAKE A MOVE」をぶつけ、嵐のようにステージを去っていった。
GANG PARADE、寂しさ乗り越え最高な未来へ
イベント後半戦、4組目に登場したGANG PARADEはいきなりキラーチューン「Plastic 2 Mercy」を投入。遊び人(GANG PARADEファンの呼称)と共に会場を揺らすと、「パショギラ」「躍動」でお祭り騒ぎの盛り上がりを生み出した。
ユメノユアは、2026年内をもって所属グループの大半が解散するという現状について言及。「正直、寂しい気持ちがないと言ったら嘘になります。でも、私たちはこれから別々の道を歩んでいくことを決めました」と率直な思いを吐露した。さらに「最高の未来にするために、今日を最高の1日にしませんか! 出会えたすべての人に愛と感謝を込めた新曲です」と語り、11人の思いを乗せたナンバー「KIMI☆NO☆OKAGE」を観客に捧げた。ココ・パーティン・ココが「みんなに出会えてよかった。みんなで歌って踊って笑って!」と叫び、ギャンパレは万感の思いとともに「ROCKを止めるな!!」を熱唱した。
BiTE A SHOCKは解散直前、6人が刻んだ絆
“第2のBiSH”を作るオーディションから誕生した男女6人組グループのBiTE A SHOCKは、3月8日の東京・渋谷CLUB CRAWL公演をもって解散することが決まっている。6人は「Overline」でパワフルにライブをスタート。「SiX SHOCK」ではグルーヴィなサウンドに乗せて、バイショなりの反骨精神をあらわにした。
バイショのラストシングル「第何次青春」では、メンバーが切ないトラックに乗せて再会を願う絆を歌い上げ、観客の胸を打つ。バラード「カノープス」から「雨が上がったら」へとつなぎ、パフォーマンスはさらに熱を帯びていく。最後はご機嫌なパーティチューン「常夏プラネット」を全力で披露。解散という運命を背負いながらも、どこまでも明るく、清々しい姿を焼き付けた。
ExWHYZ、フロアを踊りに踊らせたショータイム「貫いていけ!」
ツアーのトリを飾ったのはExWHYZ。徹底してクラブライクなセットリストで、会場を巨大なダンスフロアへと変貌させた。「NOT SORRY」からパーティをスタートさせると、yu-kiが「みんなもっとバカになろう!」と煽り、「Unknown Sense」で一体感は頂点に達する。「Our Song」「STAY WITH Me」では、観客による盛大な合唱が響き渡り、まるでスポーツ観戦時のチャントのような熱狂がフロアを包み込んだ。
終演後、yu-kiは「改めてWACKに入ってよかったなって思う日々でした」と振り返り、mikinaは「でかい生き物みたいなライブだった。また皆さんに会えたらうれしい!」と笑顔を見せた。mayuは「貫いた先に、貫いて、貫いて……自分を貫いていけ! 今日は応援ありがとうございました!」と力強く叫び、mahoは「今日みたいに思い出したくなる日が作れる、こんな喜ばしいことはない。出会ってくれたことに感謝して」と結んだ。
すべてのパフォーマンスを終え、全グループがステージに上がり、挨拶した。WACKの歴史をつないできたグループたちが、それぞれの未来へ向けて力強く一歩を踏み出した、WACKファンにとって忘れられない一夜となった。
セットリスト
「Where the End Begins by WACK」2026年2月22日 神奈川・CLUB CITTA'
豆柴の大群
01. Happy Lucky Kirakira Lucky
02. サマバリ
03. 恋のかけ算 ABCDEFG
04. ハバナイスデーイ
05. 豆んJOY
06. MUST GO
07. HiGH HOPES
KiSS KiSS
01. Twilight
02. KiSS KiSS KiSS
03. ほっちゅ!
04. 楽園きゅ~とぴあ♡
05. かわいいなんて言わないで
06. なんたって好き
07. キスフロート
ASP
01. TOXiC iNVASiON
02. Black Nails
03. TOTSUGEKI!!!!!
04. Anyway
05. Tokyo Sky Blues
06. NO COLOR S
07. Pipe Dream
08. MAKE A MOVE
GANG PARADE
01. Plastic 2 Mercy
02. パショギラ
03. 躍動
04. KIMI☆NO☆OKAGE
05. GANG RISE
06. ROCKを止めるな!!
BiTE A SHOCK
01. Overline
02. SiX SHOCK
03. 第何次青春
04. カノープス
05. 雨が上がったら
06. 常夏プラネット
ExWHYZ
01. NOT SORRY
02. Unknown Sense
03. DON'T CRY
04. iD
05. Our Song
06. STAY WITH Me
07. ドラマ


