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AMEFURASSHIラストライブ、Colorsの心に刻んだ“鳴り止まない音楽”

AMEFURASSHI(Photo by Masato Yokoyama)
12分前2026年03月19日 14:04

AMEFURASSHIのラストライブ「AMEFURASSHI FINAL LIVE “AMEFURASSHI IS HERE”」が3月13日に東京・ステラボールで開催された。

AMEFURASSHIはスターダストプロモーション所属の4人組ガールズグループ。2018年11月に同事務所の大人数アイドルグループ・3B juniorの“DNA”を引き継ぐユニットとして始動した。ここ数年はダンスミュージックをベースにした洗練されたサウンド、スタイリッシュかつスキルフルなダンス、エモーショナルなボーカルでアイデンティティを確立。実力派グループとしての認知と支持を得てきたが、2025年12月に解散が発表された。突然の知らせにColors(AMEFURASSHIファンの呼称)から嘆きの声が多く上がる中、愛来、市川優月、小島はな、鈴木萌花の4人は最後の瞬間まで前を向いてステージに立ち続け、ラストライブでも「AMEFURASSHI IS HERE」というタイトルを体現するように、自らの存在を観る者の心に刻んだ。

サングラス&ファーコート姿に歓声

チケットがソールドアウトし、大勢のColorsで埋め尽くされたステラボール。これまでのライブ以上に前のめりなムードが漂い、得も言われぬ熱気が会場を覆っていた。雨音が耳を打つのと同時にオープニングムービーが流れ始めると、興奮の色がにじんだ歓声が沸き上がる。サングラスをかけ、ゴージャスなファーコートを羽織ったメンバーがオープンカーに乗って会場入りする姿がスクリーンに映し出された。そしてその華やかな出で立ちのまま、スモークがほとばしるステージに姿を現したAMEFURASSHIは「WILD」で堂々とライブを開始。曲の途中でさっそうとサングラスを投げ捨て、黄色い歓声を誘発する。続いて「SPIN」のイントロが鳴り始めると、4人はコートを脱いで鮮やかな衣装をあらわに。躍動感に満ちたダンスとColorsによる熱のこもったコールが熱狂の渦を形成した。

約7年をかけてたどり着いた高水準のパフォーマンスを序盤のブロックで存分に提示したAMEFURASSHI。「Fly Out」では1人ひとり自己紹介をしつつ、意気揚々と観客を煽った。ガールクラッシュという言葉を想起させるパワフルなステージが彼女たちの魅力だが、その表現力が決して一辺倒ではなく、奥行きと彩りを併せ持っている点も特徴だ。「HICCUP」では足元にスモークが漂う中、宙に浮かぶように吊るされた蛍光灯のスティックに腕を添わせ、しなやかな歌とダンスを届ける。観客はそのウェットな世界観にじっくりと陶酔するも、ポップなナンバー「Magic of love」が始まると空気は一変。4人は小道具を交えながら歌唱したり、ハート型のバルーンを手にはしゃいだりと、キュートな笑顔を浮かべつつ愛嬌を振りまいた。

このように和気あいあいとふざけ合う、4人の等身大の姿もColorsの心をたびたびつかんできた。「バカップルになりたい!」の曲中には、メンバーの好きなところを互いに伝え合う微笑ましいひと幕も。小島が市川にキスする仕草を見せると特大の歓声が沸き起こった。また「Love love love」では柔らかな優しい歌声が会場を包み込む。メンバーは観客とともに手でハートを作って頭上に掲げ、ピースフルな空気を充満させた。

ステージにあふれる4人のエネルギー

公演中盤も、これがラストライブであることを忘れさせるような幸福感と一体感に満ちたパフォーマンスが連続。「Ready Now」でコール&レスポンスを繰り広げたり、「MICHI」でフロアを煽って会場全体を巻き込みながら踊ったりと、AMEFURASSHIはあふれんばかりのエネルギーをステージ上から放っていく。ディスコナンバー「DISCO-TRAIN」や、光るうちわを掲げるのがおなじみの「ALIVE」でも場内の熱量が右肩上がりに膨れ上がった。

切れ味鋭いダンストラックを挟み、次のブロックでは再びAMEFURASSHIのクールな表情が前面に押し出される。4人は「Secret」や「イニミニマニモ」を披露し、高難度のボーカルとダンスで観客を圧倒。ラストツアーで初披露した「CTRL+Me」でも洗練されたステージが展開され、フロアから歓声と拍手が送られた。

会場にこだました「Colors、最高!」

過去のライブのMCを切り取った幕間映像がColorsの胸にセンチメンタルな感情をもたらしたのち、AMEFURASSHIは白い衣装に着替えてステージへ。2018年11月のお披露目のステージで披露されたグループ初の楽曲「ミクロコスモス・マクロコスモス」、前進していくビートに伸びやかな歌声と高らかなメッセージを乗せる「STATEMENT」を歌唱。4人が感情を込めて届ける渾身のパフォーマンスに、観客はこれまで以上に夢中になる。「メタモルフォーズ」では愛来の「Colors、今までで一番のジャンプ見せてね!」という呼びかけに応えて大勢のColorsが力いっぱい飛び跳ね、曲中に早口言葉が繰り出される「Tongue Twister」でもフロア全体が共鳴した。

「BAD GIRL」では曲の途中に長めのブレイクを設ける特別な演出が。時が止まったような束の間の静寂を経て、鈴木の「Colors、最高!」という叫びとともにメンバーとColors双方のアドレナリンが全開になった。会場に心地よい高揚感が広がる中、AMEFURASSHIはここで壮大なバラードナンバー「UNDER THE RAIN」を熱唱。まっすぐに透き通った歌声を観客の胸に響かせた。そして彼女たちは感謝の気持ちを口にしてから「Don't stop the music」を生き生きとパフォーマンス。ステージから勢いよく放たれた銀テープがこの特別な瞬間を彩った。

それぞれが伝えた素直な胸の内

その後、Colorsが口々に叫ぶ熱い声援に応える形でライブはアンコールへと突入。AMEFURASSHIは横移動の振付が歓声を誘う「Drama」などを披露し、会場のボルテージを再び大きく引き上げた。

ここまでMCを挟まずに持ち前のノンストップライブを繰り広げてきたAMEFURASSHIだが、ステージに横一列に並ぶと1人ずつ素直な思いをColorsに伝えていく。市川、小島、鈴木にとってステラボールはスターダストプロモーションのオーディションを受けた思い出の会場。市川は12年前に3B juniorとしてメンバーと出会ったときのことを振り返り、「本当にこの4人と、ここで見てくれているColorsと出会えてよかったなって、このみんなでよかったなって改めて思います」としみじみと語る。続けて「つらくなったときはいつでも私たちの音楽を聴いてほしい。たくさんの思い出はずっとみんなの中であり続けてほしいです。みんなの中にあり続けてたら一生消えないと思うので、ずっとずっと好きでいてくれたらいいなと思います。私も一生Colorsのことは忘れないし、みんなのことを一生愛してます」と述べ、フロアをまっすぐに見つめた。

小島は「普段はこういうライブの感想を言うときにあんまりネガティブな発言をしないように、なるべく明るい言葉を言うように心がけてたんですけど、今日は素直な私も受け止めてくれたらなって思います」と切り出し、ゆっくりと言葉を紡ぐ。そして「明日から新しい推しを見つけてみんな幸せになるんだよって言いたいんですけど、今日は素直にいきたいので本当の気持ちを言うと、10年先も20年先も一生AMEFURASSHIを引きずっていてほしいし、私たち以上に好きな人は作らないでほしい。でもみんなが一番幸せな未来を選んでくれたらなって思います」と飾らない愛の気持ちをマイクに乗せた。

続く鈴木も「ここまで続けてこれたのは、一緒にがんばってくれた仲間たち、優しく見守ってくださっていた先輩方、スタッフの皆さんだったり先生方だったり、そしてColorsの存在が本当に大きいです。くじけそうになっても、Colorsがいるからがんばることができました」と感謝を語ったのち、「アメフラの4人以外の女の子を応援しないでほしい。そう思っちゃうくらいColorsのことが大好きなんです」と率直な思いを口に。さらに愛来も「私も一緒で、4人以外の子を好きにならないでください」とほほえみつつ、涙をこらえながら「そして何よりもメンバー。私がダメなときもずっとそばで支えてくれて。こんなに私のことを理解してくれて、そばで支えてくれるメンバーはいないです。将来ほかに出会うことができるか不安です」と苦楽を共にし、切磋琢磨してきた仲間への思いを言葉にした。

最後に鳴り響いた「Don't stop the music」

胸の内をありのままに伝えた4人が、アンコールの最後に歌った楽曲は「Colors」。メンバーが作詞に参加し、Colorsとの絆を歌詞にしたためた大切な1曲だ。身を寄せ合い、愛のこもった歌声を届けるメンバーに合わせ、会場のColorsは心をひとつにして色とりどりのペンライトを左右に振る。曲中の「ありがとう」というフレーズが、ことさら特別な意味を帯びて響いた。愛惜の情を胸にしまい、涙を見せずに2時間超のライブを続けてきた彼女たちだが、観客1人ひとりに手を振りながらステージを去る際には思わず目から涙をあふれさせた。

メンバーからColorsに宛てたメッセージがスクリーンに映し出され、ここでライブが終幕を迎えたかと思いきや、場内を包む熱気と感動的な余韻は一向に引かない。AMEFURASSHIはその空気に導かれるように勢いよくステージに飛び出すと、ダブルアンコールとして「Don't stop the music」をもう一度披露。弾けるような笑顔を浮かべ、ステージに立つ喜びを最後の瞬間まで噛み締める。そして「Don't stop the music」という楽曲タイトルが示すように、AMEFURASSHIの音楽がColorsの中で生き続けていくことを改めて印象付けた。

セットリスト

「AMEFURASSHI FINAL LIVE “AMEFURASSHI IS HERE”」2026年3月13日 ステラボール

01. WILD
02. SPIN
03. Squall
04. Fly Out -Dirty Orange Remix
05. Rain Makers!! -Connexio Remix
06. HICCUP
07. Magic of love
08. バカップルになりたい!
09. Love love love
10. Ready Now
11. MICHI
12. DISCO-TRAIN
13. ALIVE -Dirty Orange Remix
14. Secret
15. イニミニマニモ -NullPencil Remix
16. CTRL+Me
17. ミクロコスモス・マクロコスモス
18. STATEMENT
19. メタモルフォーズ
20. Tongue Twister
21. DROP DROP
22. UNDER THE RAIN
23. Don't stop the music
<アンコール>
24. Drama
25. Flora
26. Colors
<ダブルアンコール>
27. Don't stop the music

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