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高尾颯斗は「かわいい」を認めない?本日最終回「ゆかりくん」への思い、自らの“ギャップ”を語る

高尾颯斗(ONE N' ONLY)
6分前2026年03月26日 3:04

現在放送中のTOKYO MXのドラマ「ゆかりくんはギャップがずるい」に出演している高尾颯斗(ONE N' ONLY)が、音楽ナタリーの取材に応じた。

“ギャップ男子”ゆかりくんに「自分で大丈夫かな?」

高尾が渡邉美穂とともに主演を務める「ゆかりくんはギャップがずるい」は、あんどうまみによる同名マンガを実写化したドラマ。アナウンススクールの講師・森芽衣子と、真面目な生徒として通いながら警視庁捜査二課に所属する刑事・葉山縁を巡るラブコメディで、かわいいのに色っぽい“ギャップ過多”なミステリアス男子・縁を高尾が、そんな縁のギャップに翻弄される芽衣子を渡邉が演じている。

高尾にとっては、今作が連続ドラマ初主演。「今年に入って特に、ONE N' ONLYのほかのメンバーも主演をやらせていただいていて。僕はメンバーの出ている作品を観るのが好きなので『自分もこんなふうに主演をやらせていただける』とすごくうれしくて」と話を受けたときの気持ちを振り返った高尾は「すぐに原作のマンガも読んで、第一印象ですごく素敵な作品だなと感じたので『ぜひやりたいな』と思いました」と続ける。

「マンガを読むとき、普段はバトル系の少年マンガに行きがち」という高尾は、「すごく新鮮な気持ちで」原作を読んだという。「純粋に読者としてキュンとしましたし、ラブコメ要素以外の人間的な温かい描写に共感することが多くて」。そう続けた彼は「大人ならではのちょっと複雑な恋の悩みもそうですし、登場人物がみんなどこか、仕事や夢に対して“ままならなさ”を感じていることにすごく共感しました。すごく続きを追いたい物語だな、いい作品だなって」と印象を語る。一方でかわいいのに色っぽい“ギャップ男子”であるゆかりくんについては困惑交じりだったことを告白。「すごくかわいらしい印象だったので、自分で大丈夫かな?と思っちゃったんですけど」。照れ笑いしながら、高尾は「でも、内面的には理解できるところがあったので、そこは脚本を読み進めるうちに安心していきました。話が進むにつれ、徐々にゆかりくんの葛藤とか悩みとか、人間らしい部分が見えてくるので、すごく寄り添えるようになりました」と続けた。

撮影では「まずはギャップを感じてもらえるよう、かわいらしい表現を意識していた」という。渡邉と高尾の明るさが引っ張る現場の雰囲気はとても和やかだったそうだが、中にはちょっとした“事件”もあったようで……「僕は“胸キュン”が苦手なんですけど、撮影が進む中で『コイツ、胸キュンが苦手だぞ』と周囲にバレちゃった瞬間があって……(笑)」。そう切り出した高尾は、胸キュンシーンを何度もやり直してしまったという、ほろ苦い思い出を懐古。「何度やり直しても『ちょっと違うね』となってしまって。最終的には監督を通り越して、渡邉さんからも『もっとキュンとさせて』と言われ。渡邉さんに直々に指導いただいて『はい、わかりました!』って。(渡邉が)リアルに先生でした。シンプルに情けなかったです」と苦笑いする。キャスト、スタッフが一体となっていいシーンを追求する現場はまるで“部活”のようだったといい、「ストイックに何度もやらせてもらえたので、その雰囲気にすごく助けられました」と振り返った。

素を「かわいい」と言われると……照れる

芽衣子の生徒としての素直でかわいらしい一面と、刑事としての頼もしくスマートな一面を“ギャップ”というキーワードで行き来するゆかりくん。高尾本人はキャラクターとの共通点を見出す際に照れの感情があったことを語っていたが、そんな純粋なところを含め、ファンからは「かわいい」と言われることのほうが多いのでは……? そんな疑問を本人に投げかけると、高尾は「そうなんです。僕は『カッコいい』と言われたいっていつも口にしているんですけど、『かわいい』って言われることのほうが多くて。でも、認めてないです!」と笑う。高尾の天真爛漫な佇まいとにじみ出る優しさに魅了される人が多いはず。そんな言葉を伝えると、高尾からは「恥ずかしいです。カッコいいところを『カッコいい』とほめられるのは単純にうれしいんですけど、自分の素の部分を『かわいい』と言われると反応に困っちゃいます。照れる(笑)」という言葉が返ってきた。

そんな“かわいい”素顔の一方、ライブではほとばしるほどの熱をもってパワフルなパフォーマンスを見せる高尾。「自分の中にスイッチがあります。バチッとスイッチを入れると“最強モード”になります。あと、曲の世界観に入り込むほうが、自分はパフォーマンスがしやすくて。でもこの感覚って、お芝居ともまた違うんです。音楽の世界観に入り込むのと演技でキャラに入り込むのって、似てるようで若干違う。そこがまた面白いところだなと思います」と語る。「ブチかまし男」という紹介フレーズが付くほどの熱さが彼の武器の1つだが「グループのほうでカマし過ぎちゃってるんで、演技の現場でも“ワンエン感”が出ちゃって……」と続けた彼は「コメント動画を撮影するときとかに、言い方が全部ワンエンっぽくなっちゃうんです。(ハイテンションに)『お楽しみにー! フゥー!』みたいな。それをドラマの現場で『いつもそんな感じなの?』と指摘されて、自分の普段の勢いを知るっていう(笑)。それは面白い発見でした」と明かした。

冒頭の高尾の言葉にもあったように、俳優としてもそれぞれに目覚ましい活躍を見せているONE N' ONLYの5人。仲間たちの活躍について、高尾は「本当に刺激をもらえています」と思いを語る。「みんな仲がいいから、ライブのことやパフォーマンスに関しては話し合うんですけど、お芝居に関してはそれぞれがお互いを見守っている感じなんです。放送もチェックするけど本人には感想を言わずにただ楽しんでいる雰囲気があって。だから、自分はみんなが出ている作品を観るのも大好き」。そんなスタンスを明かしつつも、今回の初主演にはメンバーからの助言もあったそうで「主演、座長って何をしたらいいんだろう?って、(山下)永玖やなおくん(草川直弥)に聞いたりもして。そうしたら『いつも通りでいいんだよ』って。そうやって話を聞いてくれる人がいるって、ありがたい環境だなと思いました」と明かした。

自分のことを見てくれる人にしっかり向き合って

ドラマの中の登場人物たちは、それぞれに自分の“ままならなさ”と向き合い、日々を過ごす中でそれを乗り越えようとする。高尾自身も“ままならない”という気持ちを抱えることがあるのだろうか? そんな問いかけをすると、「僕は無意識下でストレスやネガティブな感情を抱えるタイプなのかなと思います。気付かないうちに体がしんどくなったりして『あのときって確かにつらかったかも』と振り返るような感じ」という答えが返ってきた。そんな彼が自覚的に“ままならなさ”を感じていたのは、アーティストとしての活動を始めたばかりの頃だといい、「右も左もわからずに進む中で、自分と周囲をすごく比べてた。そういうときって、精神面があまりよくなかったなと思います」と振り返る。そして「比べるのは向上心の裏返しでもあると思うんですけど、そうじゃなくて、もっと自分の目の前にあるものを大事にできたよなって、今となっては思います。自分の力ではどうにもならないものを見るんじゃなくて、自分のことを見てくれる人に対してしっかり向き合って楽しさや幸せを届けるためにがんばる。そうするべきだよなってことは、今振り返って思うことです。気付くことができてよかったなと思います」と続けた。

「ゆかりくんはギャップがずるい」は、本日26日の放送で最終回を迎える。最後に今後の活動へ向けた思いを聞くと、高尾は「俳優としてこうやって作品に出させていただけるのはうれしいし、自分にとっては新しい世界。わからないことのほうが多いし『自分まだまだだな』と感じることのほうが圧倒的に多いんです。でも、自分はそういうところに楽しさを感じるタイプなので、俳優としてもがんばっていきたいです。それに、俳優としての現場で吸収したものが音楽活動で生きるなという気付きもあって、相乗効果がすごくいいなということを感じているんです」と明かす。楽しそうに瞳を輝かせながら、彼は「それぞれの活動がどちらにも生きてくるということを感じているので、自分の中の表現の要素をどんどん増やしていけたら、最強なんじゃないかなって思います」と語った。

「ゆかりくんはギャップがずるい」3月26日放送回の番組情報

放送日時

TOKYO MXほか 2026年3月26日(木)21:25~21:54

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