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B&ZAI本髙克樹が早大大学院で博士号を取得、アイドルと学業の両立の日々を振り返る

本髙克樹(B&ZAI)
11分前2026年03月26日 19:04

本髙克樹(B&ZAI)が早稲田大学大学院の創造理工学研究科の経営システム工学専攻の博士後期課程を修了し、博士の学位を取得。早稲田大学大学院学位授与式に伴い、囲み取材を行った。

研究に費やした日々

本髙は学部から9年間にわたって研究を続け、最短年数で博士号を取得した。博士号を取得するためには、研究成果を論文としてまとめ、学術誌への論文掲載や国際学会発表などの研究業績を満たしたうえで博士論文の審査に合格することが必要。STARTO ENTERTAINMENT所属のタレントが博士号を取得するのは初めてのことだ。本髙は囲み取材で研究とジュニアの活動を両立しながら歩んできた軌跡や、博士号取得に至るまでの道のり、そして今後の展望について語った。

早稲田大学に入学し、本髙は数学、統計、データ分析などを用いて社会やビジネスにおける意思決定を最適化するオペレーションズ・リサーチ(OR)という学問分野を扱ってきた。その中でも、博士課程では「ライブ・エンターテインメント市場における超過需要下でのチケット販売戦略に関する社会シミュレーション研究」というテーマで、ライブエンタテインメント市場におけるチケット販売に関する社会シュミレーション研究を中心として行ってきた。この研究はステージ配置の最適化理論を用いて各座席の価値を数値化し、チケット販売の社会シュミレーションを通じて顧客効用の分析を行うというものだ。博士課程では1年半以上どこの論文誌にも通らず研究業績を上げられない日々が続き、2024年の秋頃に本髙は博士号取得をあきらめるべきか教授に相談していたそうだが、昨年自身の研究分野であるオペレーションズ・リサーチを扱った主演舞台「シークレットライフ」が上演されるタイミングで国際論文誌への掲載が決まったことが博士号取得に向けての大きな一歩に。審査に向けた最後の条件がそろい、博士号取得のための審査に進むことができた。

授与式を終えて学位記を手にした本髙は「最短年数で取れたことは自分としても誇らしい」と胸を張り、「博士課程というのは個人での孤独な戦いではあったんですけど、こうしていろんな方々に支えていただいて、祝福していただき、感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の思いを言葉にした。

博士号を取りたいと思ったきっかけを尋ねられると、本髙は「もともと僕は学部時代に院に行かないつもりで、博士のことも知らなかった。ただ、僕の尊敬する先輩である阿部(亮平)くんに院に行った理由を聞いたときに、道を広げるという意味で院に行く選択肢もあるんだなと思ったんです。そこから院に行って学んでいる中で、『ここまで続けてきた学びをここで止める必要があるのかな?』と思ったときに、両親や教授から『博士課程に行ってみてはどうか』と言われまして。先輩方が5年以上かけて取っているのを知っているので、僕には取れないかもしれないと思いつつ、試してみようという気持ちで始めたのがきっかけです」と振り返る。アイドルとの両立については「中学時代から学業と両立してきたのでそんなに苦ではなかったんですけど、博士の論文を書くとなると、とにかく複雑なことを長時間かけてやらなければいけなくて。1、2日の休みをとにかく研究に費やす。結果的に友達がいなくなっていくんですけど、そこまで研究に没頭するとなんとか両立できました」と述べた。

阿部亮平からもらった言葉

博士取得に対するB&ZAIのメンバーの反応の話になると、本髙は「博士を取るとなったとき、最初はみんなポカーンとなっていて、『すごいんだね』という感じだったんですけど、僕がいよいよ博士を取れるとなったときに、メンバーが世の中のいろんな業績を残してる人たちを調べて、『この人は博士号を持っていないから、かっちゃんの方がすごくない?』と言い始めて(笑)。『いや、そういうことではないんだけどな』と思いながらも、メンバーに博士号を持ってる人がいるというのをすごく喜んでくれています」とにっこり。博士号を取ると名刺や署名に「Dr.」を冠することが許されるとのことで、「Dr.克樹になるそうで。今後はメンバーにDr.と呼ばれることも増えるかと思います(笑)」と話した。

挫折したときによく相談していたという先輩の阿部については「阿部くんに誇ってもらえるような後輩になりたいという気持ちがあった」と述べ、博士取得を報告したときのやりとりを「阿部くんのおかげもあってここに立てますと話したところ、『アイドルとして博士号を取るということは自分で決めたことだから、自分を労ってあげて』という言葉をかけてくださって。あと、『早くデビューしてお寿司に連れて行って』と言われました」と振り返った。

今後について本髙は「まずはB&ZAIをいろんな方々に知っていただいて、国民的に愛されるアイドルになりたい。それが一番叶えたいこと。個人としては博士課程の3年間、ダブルスクールで教職課程も履修したので、教育に携われるようなこともやりたい気持ちがあります。教職課程で実際に高校生に教えてきた経験もあるので、メディアを通して教育の素晴らしさを伝えていきたい。さらに、改善できるところもいっぱいあるよね、というところまでいけたらうれしいです」と目を輝かせながら語る。そして「オペレーションズ・リサーチは、世の中をよりよくするために数学を使っていこうという分野。エンタテインメントに携わってきた身として、何か改善できることはないかなというのが僕の研究テーマだった。何かみんなが幸せになれるような制度を後世に残せたら研究者として1人前の証でもあると思うので、そこまでつなげたいなと思います」と意気込んだ。

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