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超特急×ももクロ、走り続けたその先で叶えた“嘘みたい”なツーマン!万感の思いあふれた「走れ!」共演

同じステージに上がるももいろクローバーZと超特急。
12分前2026年04月09日 11:04

日本テレビ系で放送中の超特急の冠番組「VS.超特急」と連動したライブイベント「VS.超特急」が3月31日と4月1日に東京・有明アリーナで開催された。

“嘘みたい”なツーマン、ついに

「VS.超特急」のライブイベントが行われるのは3度目。今回は、番組を通じて超特急が交流を深めたアーティストたちがゲストとしてライブに参加した。TAGRIGHT、BALLISTIK BOYZ、MAZZELとスペシャルゲストのDJ KOOが登場したDAY 1に続き、DAY 2には番組の初回ゲストでもある超特急の事務所の先輩・ももいろクローバーZが登場。超特急とももクロ、初のツーマンライブが実現した。本稿では、DAY 2の模様をレポートする。

番組スタート当初の放送から、超特急とももクロがライブ共演の約束をする様子を切り取ったVTRで幕を開けた“もも特急”のツーマンライブ。先陣を切ってセンターステージに姿を見せた超特急の9人が番組のテーマソングでもある「メタルなかよし」で大暴れして景気よく口火を切ると、続いて登場したももクロの4人も「Event Horizon」の壮大な世界観を力強く歌い上げてオープニングを華々しく飾る。すると、3曲目でさっそく両者のコラボパフォーマンスが実現。ももクロ「走れ!」の系譜を継ぐスターダストの“走れ曲”の1つである超特急「走れ!!!!超特急」のイントロが鳴り響き、満員の客席からは歓喜の声が沸いた。二手に分かれ、花道で“電車ごっこ”を繰り広げる13人の姿に客席中から熱視線が注がれる中、ユーキは“エビぞりジャンプ”で百田夏菜子へのリスペクトを捧げるパフォーマンスアレンジも披露した。

曲を終えるなり、超特急のリーダー・リョウガは「これは運命のいたずら? ホントに“嘘みたい”なツーマンが叶っていると!」と、エイプリルフールにかけてコメント。ユーキが番組初回での共演をきっかけに今回のツーマンが実現したことを説明すると、高城れには「超特急って私たち以上に全力というイメージがあるから、負けないように全力で楽しみたい!」と意気込む。「いきなり『走れ!!!!超特急』のコラボとかしちゃってね」と切り出したタクヤは「盛り上がったんじゃない? 皆さんどうですか?」とステージの360°を囲む8号車(超特急ファンの呼称)とモノノフ(ももいろクローバーZファンの呼称)に呼びかけ、大きな歓声を誘った。

激レアな列車も走った!ももクロライブ

オープニングを経て、それぞれのパフォーマンスブロックの先攻を取ったのはももクロ。「行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-」で改めて名乗りを上げた彼女たちは、曲中の「出欠とりまーす! Are you ready? ばんごう!」で「1号車!」「2号車!」「3号車!」「4号車!」と“号車番号”をカウントアップする粋なアレンジを披露し、8号車の心を瞬時にわしづかみにする。8号車とモノノフに順に呼びかけて冒頭から会場を1つにまとめ上げた4人は「サラバ、愛しき悲しみたちよ」をクールに歌い上げたのちにMCへ。この日の会場のムードに「同じ事務所だからなのか、ファミリー感がある!」と口をそろえて喜び、玉井詩織は「8号車の皆さんが全力でライブを楽しもうとしてくれるのが伝わってきてうれしいです」と笑顔を浮かべた。

超特急との記念すべきツーマンに向け「共通点がある曲がないかな?って探した」と百田が明かすと、高城れには「嘘みたいにリンクする曲があってね」と次の披露曲への期待感を高める。そこから届けられたのは、ライブでほとんど披露されてこなかった「宙飛ぶ!お座敷列車」で、この“激レア”な選曲にモノノフは大興奮。電車ごっこ風に腕を動かしながらステージを進む4人に熱視線を送る。四方を囲むオーディエンスへ向け、正面を巧みに切り替えながら「レナセールセレナーデ」を優雅に歌い届けたのち、ももクロが最後に披露したのは「MOON PRIDE」。4人はムービングライトが舞う中で力強いユニゾンを響かせ、凛と美しい決めポーズを見せてさっそうとステージをあとにした。

下積み時代の思い出話に花、VS.企画

「VS.超特急」のライブイベントとあって、中盤には両グループが知力と体力で火花を散らす対決企画も用意された。MCのギドウこと辻岡義堂アナウンサーのルール説明を聞くと、百田とは高校の同級生という間柄のカイは「夏菜ちゃんは“赤ペン大魔王”だったから(笑)」と暴露して百田を焦らせる。するとハルは「うちの“赤”もね!」とユーキに振り、ユーキは「補習ばっかり受けてました!」と返して笑いを誘った。

1つ目の企画「ももクロ vs. 超特急 障害物レース」は、2人1組で風船を運びながら障害物が置かれたコースをリレーし、3ペアがゴールするまでの速さを競うレース。玉井&高城ペア、タクヤ&ユーキペアを第1走にレースがスタートすると、タクヤ&ユーキが最後の関門・けん玉を一発で決めてリードを奪う。しかし、第2走のカイ&リョウガペアがけん玉でキャッキャとふざけてしまい足踏み。その間に百田&佐々木彩夏ペアが追い付き、勝敗の行方はアンカーへと託された。佐々木&高城ペアがスムーズに障害をクリアしてリードする一方、アロハ&ハルコンビはけん玉の有段者であるアロハが最後のとめけんを決めきれず。体力を競う“VS.企画”は、ももクロチームが勝利を収めた。

知力を競う“VS.企画”は、2組の懐かしの映像や過去の発言などから出題される問題に早押しで答えるクイズ企画で、ここでもももクロチームが順調に正解を重ねていく。ももクロの結成15年のタイミングでの囲み取材から「玉井詩織が一番印象に残っている、結成当時の思い出は?」という問題が出されると、勢いよく早押しボタンを押したリョウガが「アクロバットをやったときに、ズボンのポケットに入れていたカイロが勢いよく飛んだ!」と、カイは「メンバーの新品の服にマーカーのインクを飛ばした!」と回答。2人の発言を苦い表情で聞いていたユーキは「それユーキやないかい!(笑)」と声を上げる。超特急メンバーがバラエティスキルを存分に発揮して盛り上げたのち、佐々木が「ワゴン車で地方を回ったこと」という正解を導くと、超特急の1桁号車メンバー(カイ、リョウガ、タクヤ、ユーキ、タカシ)も「俺たちもそう!」と、下積み時代をしみじみと懐古してももクロの4人と会話を弾ませた。

4対1とももクロチームのリードで迎えた最終問題。なんとしても逆転したい超特急チームは、“体育館裏での告白から4万点のおねだり”というももクロの4人からの“胸キュン”リクエストにカイとタクヤが応じ、一発逆転に望みをつなぐ。出された問題は、目元の写真6枚から佐々木の目はどれかを当てるというものだったが、タカシは6人すべての目が誰なのかを当てるパーフェクト回答を披露。知力の対決は4万1ポイント対4ポイントで、超特急に軍配が上がった。

超特急、先駆者へ捧げるリスペクトと感謝

超特急によるパフォーマンスブロックは、シューヤの高らかなシャウトとともに「Ready?」で幕を開けた。バックボーカル2人の挑発的なボーカルワークとメインダンサーのダイナミックな躍動で闘志をむき出しにして会場の空気を熱くした9人。続く「Re-Booster」では1桁号車と2桁号車に分かれてのパフォーマンスと9人全員がマイクをつなぐリレーで、9人の軌跡とそれぞれの個性を聴衆の目と耳に焼き付けた。2曲を終えてのMCでは、「僕はももクロさんを見て育ったと言っても過言ではない」とユーキ。「僕たちには先輩がいないし、どういう形でグループをやっていけばいいのか考えたとき、ももクロさんが何事も全力でやる姿に感銘を受けたんです」。そう続けた彼は「そこから“全力でふざける”ということをやっているので、今日は尊敬の気持ちを持ってパフォーマンスさせていただきます」と、熱い思いがほとばしる言葉で8号車とモノノフに誓う。ユーキの言葉を受けて、カイは「歴史に残る日を、みんなで最高の日にしていきたいと思っています!」と呼びかけた。

「特別な日なので、ちょっと特別な曲を。今のシーズンにぴったりですし、観てくれている皆さんにちょっとした幸せを届けられると思う」。そうタクヤが告げると、9人は新たな門出を祝う優しいミドルナンバー「Yell」を披露。タカシとシューヤの豊かなハーモニーが響き渡る中、たおやかに舞いながら8号車とモノノフに笑顔を向ける。イントロの音色で8号車の歓声が湧き起こった「gr8est journey」では、全方位型の全力パフォーマンスで聴く者の心に訴えかけた9人。希望の眼差しで過去から未来へとつながる“素晴らしい旅路”を見つめたのち、最後には「Drawイッパツ!」をにぎやかに歌い届ける。9人のがむしゃらな歌とダンスを8号車の全力コールが後押しするこの曲で熱い一体感を作り上げた超特急。5曲のパフォーマンスに“先駆者”へのリスペクトと自分たちのアイデンティティをしっかりと刻み、イベントを次のシーンへと進めた。

万感の思い乗せて、一緒に「走れ!」

両者がこの日にふさわしい、この日だけの特別なセットリストで臨んだそれぞれのライブパフォーマンスを終え、イベントの最後にはグループの枠を超えたスペシャルなコラボタイムが用意された。ももクロの玉井と佐々木、超特急のリョウガ、ユーキ、タカシ、アロハ、ハルが披露したのはももクロのアッパーチューン「Chai Maxx」。ステージに大きく広がった7人は全方位へ向けたフルパワーのダンスで熱く煽り、聴衆を熱狂の渦へと巻き込む。続いて始まった超特急「バッタマン」はももクロの百田、高城、超特急のカイ、タクヤ、シューヤ、マサヒロというメンバーで届けられ、6人は「Chai Maxx」チームに負けない勢いで大暴れ。百田の「8号車~!」という絶叫から、カイと百田の“餅つきパフォーマンス”が始まるというカオスな展開は8号車とモノノフの笑顔を誘い、つき上がった餅を手にした百田と高城は最後に「持ちつ持たれつ、これからもよろしくね♡ 餅だけに!」 というメッセージで曲を締めくくった。

「スターダスト(のグループ)がももクロさんから始まって、ずっと受け継いできている曲がある。僕自身、高校生の頃すごく救われた、すごい好きな楽曲でございます。この曲をこうして、15年経って同じステージで披露させていただくのが感慨深いです」。万感の思いに瞳を潤ませるユーキは、「生きているうちに見られるんだよ? みんな!」と叫んだ。ユーキをはじめとしたメンバーの胸いっぱいの思いとともに贈られた「走れ!」では、4組に分かれてステージの四方に歩みを進めたももクロと超特急。超特急はももクロの4人のまっすぐな歌声を全力のダンスで盛り上げ、最後には照明が落とされたステージで全員が8号車、モノノフと一緒にペンライトを振り、美しい光の海を作り上げた。

曲を終え、「ユーキくんの思いを聞いてから歌う『走れ!』は感情が動かされて。一緒になることは少ないけど、ファミリーだなと思いながら、思い出に残る『走れ!』になりました」と語ったのは佐々木。タカシもまた、この日の共演を「僕たちにとって目標の存在でしたし、一緒に歌わせてもらうのは感慨深い気持ち。1シーン1シーン忘れられない1日になりました」と喜んだ。走り続けた先の未来で、再会することを誓った超特急とももクロ。「最後、盛り上がっていくぞ!」というユーキの号令と共に届けられたラストナンバーは超特急「Burn!」で、銀テープが降り注ぐ中、13人は思い切り飛び跳ね、“バッテンダンス”をファンと踊ってこの日一番の盛り上がりを作り出す。13人で作り上げた大きなハートに、辻岡アナウンサーが収まって笑顔を浮かべたラストシーン。百田は「最高でした!」と笑顔を浮かべ「ず自分たちもがんばってきてよかった。まだまだがんばりたいという気持ちになるライブでした。東京ドームもおめでとう!」と超特急に声をかける。ユーキが「スターダストの初めての男性のグループとして僕たちができたのはももクロさんがいたから」と改めてももクロに敬意を示し「僕たちもっと大きくなって、ここよりも大きなところでまた一緒にライブできたら!」と未来を見据えると、2組は「“もも特急”でした!」と最後に挨拶をして記念すべき1日に幕を下ろした。

なお今回のイベントの模様は5月9日と10日にHuluで配信されることが決定した。見逃し配信も5月17日23:59まで行われる。視聴チケットは5月17日21:00まで販売中。

セットリスト

「VS.超特急」2026年4月1日 有明アリーナ

01. メタルなかよし / 超特急
02. Event Horizon / ももいろクローバーZ
03. 走れ!!!!超特急 / 超特急、ももいろクローバーZ
04. 行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.- / ももいろクローバーZ
05. サラバ、愛しき悲しみたちよ / ももいろクローバーZ
06. 宙飛ぶ!お座敷列車 / ももいろクローバーZ
07. レナセールセレナーデ / ももいろクローバーZ
08. MOON PRIDE / ももいろクローバーZ
・「超特急 VS ももクロ 体力・知力2番勝負」
09. Ready? / 超特急
10. Re-Booster / 超特急
11. Yell / 超特急
12. gr8est journey / 超特急
13. Drawイッパツ! / 超特急
14. Chai Maxx / 超特急(リョウガ、ユーキ、タカシ、アロハ、ハル)、ももいろクローバーZ(玉井詩織、佐々木彩夏)
15. バッタマン / 超特急(カイ、タクヤ、シューヤ、マサヒロ)、ももいろクローバーZ(百田夏菜子、高城れに)
16. 走れ! / 超特急、ももいろクローバーZ
17. Burn! / 超特急、ももいろクローバーZ、辻岡義堂

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