椎名林檎の楽曲「ありあまる富」が、6月19日に公開される映画「マジカル・シークレット・ツアー」の主題歌に決定した。
有村架純が主演を務める「マジカル・シークレット・ツアー」は、2017年に実際に起きた金密輸事件から着想を得たオリジナルストーリー。夫の横領により借金を背負った主婦・和歌子、奨学金の返済に追われる研究員・清恵、未婚の妊婦・麻由という、事情を抱えた3人が金密輸を通じて絆を深めていく姿を描く。監督は映画「ミセス・ノイズィ」で日本映画批評家大賞の脚本賞を受賞した天野千尋が務める。
「ありあまる富」は2009年に発表され、今なお数々のアーティストにカバーされるなど、愛され続けている楽曲。主演の有村は「椎名林檎さんのこの楽曲が優しい眼差しででも的確な視点で、この作品ごと掬い上げてくださっています」と述べ、天野監督は「金を密輸する彼女たちにとって、或いは私たち一人一人にとって、または世界にとって、『富』とはなんなのか? 『富』が満ち足りるとはどういうことなのか? 今あらためて林檎さんの痛烈な問いかけが、映画のラストでこちらに突きつけられる気がします」とコメントしている。
YouTubeでは「ありあまる富」を使用した映画の予告映像が公開された。金塊という富を追い求める彼女たちの旅路を優しく包み込み、進化を問うように主題歌が強く響き渡っている。
有村架純 コメント
椎名林檎さんのこの楽曲が優しい眼差しででも的な視点で、この作品ごと掬い上げてくださっています。本当に大切にすべき真の価値とはなにか、作品と楽曲合わせて楽しんでいただけると嬉しいです。
天野千尋監督 コメント
「ありあまる富」がリリースされた2009年から現在に至るまで、世界の格差は広がり続け、奪うこと/奪われることが加速しています。
金を密輸する彼女たちにとって、或いは私たち一人一人にとって、または世界にとって、「富」とはなんなのか?「富」が満ち足りるとはどういうことなのか?
今あらためて林檎さんの痛烈な問いかけが、映画のラストでこちらに突きつけられる気がします。


