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CiONと奇妙礼太郎がツーマン、体臭気になる奇妙は“無印礼太郎”だった件

「CiON's Love Call 2026 supported byライブナタリー」集合写真。(Photo by MAYUMI)
約2時間前2026年04月13日 9:01

CiONのツーマンライブシリーズ「CiON's Love Call 2026 supported byライブナタリー」がスタート。4月8日に東京・UNITで行われた初日公演は、奇妙礼太郎をゲストに迎えて行われた。

「CiON's Love Call」は、CiONが共演したいアーティストを招くライブシリーズ。奇妙との公演を皮切りに、4月15日に和田唱 and HIS BAND、17日にEast Of Eden、20日にBRADIO、22日にTRiDENTとのツーマンライブが繰り広げられる。

奇妙礼太郎

CiONからの熱烈なラブコールを受け、初日に登場したのは、7月に初の東京・日本武道館公演を控える奇妙。アコースティックギターを爪弾きながら「なんか申し訳ないです、じじいがお邪魔して……」と自虐交じり挨拶し、「竜の落とし子」でライブをスタートさせた。この日の奇妙は、ギター1本の弾き語りスタイル。オーディエンスは彼の伸びやかな歌声にじっくりと聴き入った。

そんな中、奇妙がフジテレビ系バラエティ番組「森田一義アワー 笑っていいとも!」でもおなじみの「ウキウキWATCHING」を歌い始めると、意外な選曲にフロアからは笑い声が漏れた。10年以上前に終了した番組の曲にもかかわらず、場内ではクラップと「いいトモロー」の合唱が巻き起こる。奇妙が客席を見渡しながら「けっこう、じじいとばばあがいるんですね」といじると、会場は笑い声に包まれた。そんな客層を意識した選曲なのか、尾崎豊「ダンスホール」をカバーする場面も。一方で、映画「夜のまにまに」の主題歌「朝までのブルース」では、彼のハスキーな歌声が会場の隅々まで響き渡った。

奇妙は初日に呼ばれたことへの感謝を伝えつつ、トークはステージ裏でCiONと集合写真を撮影したという話題に移る。彼は自身の体臭が気になって仕方なかったと、そのときの心境を吐露して会場の笑いを誘った。松田聖子「赤いスイートピー」のカバー、「天王寺ガール」と続いた後半戦。ラストに披露された加山雄三「君といつまでも」のカバーでは、あのセリフのパートを奇妙が再現し、会場が沸くひと幕もあった。奇妙はこの曲を素晴らしいラブソングと称え、気持ちよさそうに熱唱。温かい拍手と歓声の中、ステージをあとにした。

CiON

「奇妙礼太郎さん、素敵なライブを本当にありがとうございました! 私たちも全力でラブコールを送らせていただきます!」という愛佳(Vo)の言葉で、CiONのステージがスタート。「Last Order」「MagiC!on...」と華やかなサウンドとアンサンブルで空気を掌握し、場内の熱気を一気に引き上げた。栞音(Vo)からここまでの感想を求められた愛佳は、「(奇妙との競演が実現して)とてもうれしいです。私がどんなときでも流し続けてきた奇妙さんの音楽……本当に宝物みたいに大好きな曲がたくさんあって」と、早口で万感の思いを口にする。さらに栞音は、奇妙がセットリストを決めずに、本番のステージ上で楽曲を選んでいることに衝撃を受けたと明かし、そうしたスタイルで音楽を楽しむ姿にカリスマ性を感じると語った。

現在放送中のテレビアニメ「転生したらスライムだった件」第4期のエンディング主題歌を担当していることでも話題のCiON。栞音は初のアニメタイアップはファンとともに叶えたものだと感謝を述べ、「これからも驕ることなく自分たちを信じながら一生懸命に活動していくので、今後も近くで応援してもらえたらと思います」と呼びかけた。そしてこの日のライブでは、主題歌「渇望」をフルサイズで初披露。ファンにとってうれしいサプライズとなり、アニメの世界観ともリンクする雄大なロックバラードに観客は聴き入った。

ライブ中盤では、ジャジーで大人びたムードの「微熱」「あなたのせい」といったナンバーが続く中、「天王寺ガール」のカバーが披露されるひと幕も。奇妙の楽曲をカバーするにあたり選曲に悩んだという愛佳は、この曲を選んだ理由について、自身も参加した音楽ナタリーのコラムで「天王寺ガール」を紹介していたことがきっかけとなり、今回の競演につながったためだと語った。

また栞音は、奇妙が気にしていた体臭について言及。「マジで無臭でした。安心してください」と語り、逆に自分たちの香水がきつかったのではないかと続けた。「無印良品みたいな感じ」という匂いの感想からは“無印礼太郎”というワードも生まれ、ゆったりとしたトークが展開された。ギター1本でライブを行った奇妙に対し、サポートメンバーを加えた8人編成という異なるアプローチで観客を圧倒したCiON。最後はフロアをさらに煽るように「Now or Never」「シンデレラ」を披露し、ステージを締めくくった。

アンコールでは、奇妙とCiONのセッションが実現。CiONの呼び込みで再びステージに登場した奇妙は、「“無印”でやらせてもらってます」と先のMCに触れ、メンバーの笑いを誘う。そんな流れから、フレンチポップスの名曲「オー・シャンゼリゼ」がこの日限りのコラボで届けられると、オーディエンスは心地よさそうに体を揺らした。演奏後、栞音からライブの感想を聞かれた奇妙は「非常に楽しかったです。今日の思い出を胸に生きていきたいです」とコメント。愛佳は声を震わせながら「つらいときに奇妙さんの歌を聴いて支えていただきました。ありがとうございます」と真摯な思いを直接伝える。これに対し奇妙が「……おいしいもん食べてください」と返すと、会場は大きな笑い声に包まれた。

セットリスト

「CiON's Love Call 2026 supported byライブナタリー」2026年4月8日 UNIT

奇妙礼太郎

01. 竜の落とし子
02. 大事な話
03. ウキウキWATCHING
04. ダンスホール
05. 朝までのブルース
06. 赤いスイートピー
07. 天王寺ガール
08. 君といつまでも

CiON

01. Last Order
02. MagiC!on...
03. 渇望
04. 微熱
05. あなたのせい
06. もしも
07. 天王寺ガール
08. Now or Never
09. シンデレラ
<アンコール>
10. オー・シャンゼリゼ

公演情報

CiON's Love Call 2026 supported byライブナタリー(※終了分は割愛)

2026年4月15日(水)東京都 BLAZE GOTANDA
<出演者>
CiON(バンド編成) / 和田唱 and HIS BAND

2026年4月17日(金)東京都 BLAZE GOTANDA
<出演者>
CiON(バンド編成) / East Of Eden

2026年4月20日(月)東京都 UNIT
<出演者>
CiON(バンド編成) / BRADIO

2026年4月22日(水)東京都 UNIT
<出演者>
CiON(バンド編成) / TRiDENT

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