磯村勇斗と末澤誠也(Aぇ! group)のダブル主演映画「mentor」の公開日が10月16日に決定。本作に綾野剛が出演していることが明らかになった。
「mentor」は、益子龍之介と上谷拓海の2人の少年が火遊びでアパートを全焼させたことをきっかけに始まる作品。15年後、アーチェリーのオリンピック日本代表選考に残る強化選手となった龍之介と、罪の記憶から抜け出せず陰鬱な日々を送る拓海の前に、アパートの火事で妻子を亡くした埜本(のもと)が現れる。磯村は龍之介役、末澤は拓海役で出演。監督・脚本は「ミッシング」「空白」「ヒメアノ~ル」などの作品で知られる𠮷田恵輔が担当する。
綾野が演じるのはアパートの火事で妻子を亡くし、自らも全身に火傷を負った、物語の重要人物である埜本。火事から15年の時を経て再び2人の前に現れた彼は、恨みをぶつけるどころか優しい態度を取る。その優しさは、龍之介には拭えない違和感となり、拓海には救いの光のように映る。やがて埜本は拓海にとって心の拠り所である“メンター”のような存在になっていく。全身に深い火傷を負った埜本の痛ましい姿は、毎回およそ3時間を要する特殊メイクで作り上げられた。
またティザービジュアルと予告編が公開された。ティザービジュアルは頭部が燃え上がる龍之介、拓海、埜本の3人を写した、強烈なインパクトを放つ仕上がりに。YouTubeで公開された予告編は燃え盛るアパートを前に少年2人が立ち尽くすシーンで始まり、静かな狂気が伝わるような内容となっている。
綾野剛 コメント
磯村勇斗さんの鍛錬と感性の爆発力、末澤誠也さんの才能と天性の瞬発力。そして𠮷田恵輔監督の奇才奇天烈な総合力。その火口に飛び込み混ざり、ただただ極上のカオスな日々を過ごさせて頂きました。ぜひ、これ以上の情報を一切入れずノーガードで映画「mentor」を浴びて頂けましたら幸いです。
磯村勇斗 コメント
綾野剛さんがメンター役とお聞きした時、率直に嬉しかったです。それは、普段から僕のメンター的存在なので、同じ空間で再びお芝居ができることをとても楽しみにしていました。現場での綾野さんの存在は、この作品を灯す炎のように僕たちを導き、メンターの明部と暗部の危うく揺れ動く輪郭に、僕たちは翻弄されました。そこに、末澤さんの鮮烈な存在感が、三人の関係にうねりを生み出し、物語に緊張と緩和を与えてくれました。胸が抉られ、どこか笑えてくる。五感をジャックし、感情を揺さぶり、思考まで侵食してくる𠮷田恵輔監督とは何者なのか。僕は今もなお考え続けています。先の読めないこの作品に、どうぞ身を放り投げるように飛び込んでいただけたら嬉しいです。
末澤誠也(Aぇ! group)コメント
人間のドロドロした部分が溢れていて、一つの事件に対して、様々な角度から描かれているので色んな感じ方をしていただける、𠮷田監督の世界観が存分に味わえる映画になってます。観させて頂いた後、この映画のジャンルは何になるんだろうとみんなで話していました。そこも含めて楽しんで頂けると嬉しいです。磯村くんとは本当に子供の頃から仲良かったみたいに、撮影の合間でふざけ合っていましたし、綾野さんとのシーンも多かったのですが、すごく気さくに話してくださり、近くでたくさん学ばせて頂きました。僕にとって個人としての初主演作品になる「mentor」ですが、物凄く貴重な経験をさせていただけた現場でした。是非劇場でお楽しみください。
𠮷田恵輔 コメント
タイトルにもあるメンター役には当初から綾野剛さんをイメージしていました。いつかご一緒したい俳優であるのは勿論、圧倒的な演技力は言うことなし。そして今作、最も必要だったのは、柔らかな人物像でありながら、カリスマ性を持ち合わせ、時に狂気も垣間見えるキャラクター。撮影中は、こんな演技に貪欲で妥協がない人がいるのかと驚きつつ、監督として負けるわけにはいかないので、いつも以上の集中力で脳みそフル回転でした。完成後、改めて綾野剛さんの凄さに感謝と感動。映画作りはバランスが大事です。しかし「mentor」は個性がぶつかり合い、全く調和しないのが魅力だと思っています。今まで体感したことのない映画を是非劇場で味わっていただきたいです。


