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King Gnu井口理センパイと迫るTENDOUJIの本質

「TENDOUJIの教えて!武道館ニキ!!」1人目:井口理(King Gnu)メインビジュアル
6分前2026年04月22日 12:03

TENDOUJIが2027年2月19日に東京・日本武道館でワンマンライブ「EASYPUNK」を行う。そのニュースが発表されたのは、2025年11月のことだった。開催当日まで1年を切り、満員キャパとされている8000枚に対し、実際に売れているチケットの枚数は半分にも満たない。それもそのはず、TENDOUJIはまだまだ1000人キャパのライブハウスでワンマンを行うようなバンドなのだ。

TENDOUJIはこの武道館公演にすべてを賭けている。レーベルや事務所から独立し、自分たちの会社を立ち上げた4人は一世一代の大勝負に乗り出した。果たしてインディペンデントなロックバンドの武道館公演を成功させるためには、何が必要なのか。本人たち主導で始まったこの連載では、武道館を成功させたことのある先輩たち=“武道館の先輩ニキ”、略して“武道館ニキ”に教えを請うべく、メンバー自らが筆を執り6通の手紙を書いた。手紙の宛先は仲がいいバンドマンや憧れだったあの人などさまざま。TENDOUJIからの熱い手紙を読み、心を動かされた6人の武道館ニキとTENDOUJIメンバーが対談する新連載「TENDOUJIの教えて!武道館ニキ!!」がついに始動する!

1人目の武道館ニキは、2020年に日本武道館2DAYSを行い、今ではスタジアムクラスの単独公演も行うほど、日本を代表するロックバンドとなったKing Gnuの井口理(Vo, Key)。手紙の主であるアサノケンジ(Vo, G)が親友の井口となじみの居酒屋でサシでじっくり語り合い、そこで受けたアドバイスとは。

文 / 清本千尋 撮影 / 信岡麻美 ロゴ / 杉山雄哉

アサノケンジから井口理センパイへの手紙

手紙が来てただごとじゃないと思った

井口理(King Gnu) 俺らがいつ知り合ったかって全然覚えてないんだよね。

アサノケンジ(TENDOUJI) やっぱりそうだよね。俺も全然覚えてない。だけど(常田)大希に初めて会ったときのことは覚えているんだよね。10年くらい前だったかな。たぶん理も同じタイミングだったと思うんだけど。

井口 あー、だとしたら2017年頃のLIQUIDROOMのイベントじゃない? (Tempalayの小原)綾斗も遊びに来ててさ、そこでちらっとケンジと挨拶した気がする。

アサノ そうかも。ちょうどSrv.VinciからKing Gnuに名前が変わったくらいの頃だったと思う。何を話したかももちろん覚えてないけど、どうせ大したことは話してないんだろうな。

井口 基本俺らは酔っ払ってるときしか会わないもんね。

アサノ そうそう。手紙にも書いたけど、だいたい裸になってたよね。この話になると思って、昔の写真を探したんだよ。見てよ。

井口 お、若いね。ハリがあるボディしてるわ。

アサノ 若さっていうかさ、まず乳首のサイズおかしくない? でも理と出会った頃のことを思い出すといつもこんな感じなんだよね。

井口 そうだね、うん。きれいな乳首してたわ。でさ、ちょっと話戻るんだけど、ケンジから手紙をもらって、本当にただごとじゃないんだろうなって思ったんだよ。本当に武道館のチケットが売れてなくてヤバいんだろうなって文面から感じた。

アサノ あはは。俺、理と仲がいいってネットとかSNSで言ったことがなくて。で、それをこういう場で明かすっていうのはさ、もう限界だったわけよ。

井口 逆に俺は昔から仲がいいバンドマンはTENDOUJIのケンジとTempalayの綾斗だってずっと言い続けてるんだよね。

アサノ だってよ? King Gnuファンの皆さん!

続けるために武道館を埋める

井口 この取材に向けて、YouTubeで「TENDOUJI TV」を10本くらい観てきたの。その中でさ、ライブ後にお客さんにインタビューしたやつを観たのね。すげーみんな応援してくれてるじゃん。TENDOUJIのお客さんめちゃくちゃいいやつらだなと思ったよ。

アサノ そう。あいつらちゃんと自分事だと思ってるから、「がんばってください」じゃなくて「がんばります」のやつまでいるの。

井口 実際どれくらい勝算あるの?

アサノ どうだろうね。「結局いけんじゃね?」みたいなときと「いや、絶対無理だろ」みたいな日を繰り返してんの、毎日。

井口 メンタルコンディションによるんだね。武道館って何枚売れたらソールドなんだっけ? 8000くらい?

アサノ そう。調べたんだけどさ、理が武道館をやったのって2020年でコロナ禍だったんだね。King Gnuになってわりとすぐ。

井口 そんなことよりなんかケンジ、元気なくない? ちょっとひさしぶりに会ったけど、見た目とかじゃなくて、エネルギーがない……。

アサノ えー……けっこう嫌なこと言われてるよ(笑)。

井口 いや、これ大事だよ。俺、手紙をもらってから今日までずっと何を話そうかって考えてたんだよ。でさ、TENDOUJIもKing Gnuも撮ってる元くんとかと「マジでどうしたらTENDOUJIの武道館が埋まるんだろうな」って長時間話したわけ。で、今日ケンジに会ってマジでエネルギーがないのがよくないって思った。

アサノ これね、自分でも気付いてるところではあるんだよね。年齢もあるし。それこそさっきの写真とかさ、昔の写真を見ると、2018、19年頃の俺ってめっちゃ楽しそうなんだよ。今が楽しくないわけじゃないんだけど、なんかあの頃の感じってなんだったんだっけとかはすごい考えるわけ。大人になってしまったのかな。

井口 え、ヤバい。マジでTENDOUJIからそこがなくなったらまずい。一番いいところがなくなる(笑)。

アサノ マジでそうだよ(笑)。昔ってさ、TENDOUJIのことを“考えてなかった”んだよね。コロナ禍になって、理や綾斗と会って飲む時間より、メンバーだけでバンドについて考える時間が増えたのね。で、メンバーだけで考えていると、つまらないものしか生まれないの。みんなそれぞれ保険をかけながらしゃべっちゃうから。なんかその空気をずっと引きずってるんだよね。そもそも武道館は、元から提案されたんだよ。元もその空気に気付いてたんだと思う。

井口 なるほどね。武道館公演を行うことがTENDOUJIにとって何か新しい風になったらいいなって。

アサノ そうそう。TENDOUJIってもっと自然にバカっぽいことができていたのに、だんだん「バカっぽいことやろうぜ」っていう空気になってきたのが俺しんどかったんだなって気付いたの。周りの友達も「TENDOUJIが面白そうなことやってるけど、それって“面白そう”なだけで、本質的に面白いことじゃなくない?」ってうすうす感じてたんじゃないかな。

井口 じゃあ武道館がいい起爆剤になりそうってことか。でもこれ、埋まんなかったときのダメージがヤバいっしょ。しかも例えば6000枚チケットが売れたとしてもさ、なんか心にもやっとしたものは残るでしょ。これは俺が呪いをかけてるかもしれないけど(笑)。

アサノ そうね。だからこそ、武道館に8000人集まってくれたら、エネルギッシュな俺に戻れるんじゃないかなって期待してるの。この1年のがんばりが成功につながったと自信を持てるし、この先もどうにかなるでしょと思えるはずだって。だからこのバンドを続けるためには、武道館を埋める必要がある。

「あいつ泥臭いぜ」ってずっと言われないと

井口 「TENDOUJI TV」でさ、冗談が言えなくなったケンジを俺は見たわけ。ケンジさ、おじさんにあぐらかき始めたんじゃない? 「歳だからさ、俺ら」ってさ。

アサノ それ自分でも思ってたんだよ、ちょっと。いやー、おじさんにあぐらをかき始めたのはあるなあ。

井口 かといって、TENDOUJIってライブバンドじゃん。今さら若者に合わせてTikTokがんばれとか、そういう話でもないわけ。それは4人もわかってるでしょ。でもなんか……まだやれることはあるんじゃない? この企画って武道館を成功させるためにやるんでしょ? 事前にもらった質問案に「King Gnuの武道館はどうだったのか教えてください」みたいなことも書いてあったけど、TENDOUJIとKing Gnuって全然違うじゃん。音楽性もバンドの動き方も、キャラクターも違う。だからそのときの話をしても助けにならないなって。俺はTENDOUJIのいいところをわかってるから、それを伝えに来たんだよ。

アサノ 俺もTENDOUJIのいいところをわかってるつもりなんだけど、そのいいところがナチュラルにどんどん出せなくなってきていて。

井口 ぶっ飛んだ面白いことができない感じになってきちゃってるんだよ。ケンジには全裸で心霊スポットとか行ってほしいのに。

アサノ うわー、そんなことここで言われたら決まりじゃん(笑)。でもさ、本来のTENDOUJIってそれぐらい投げやりにされていいバンドのはずなんだよ。もっと気持ちよくナメられてる状態がTENDOUJIとしては一番カッコいいっていうか。こっちも気持ちいいし、ナメてる側も気持ちいい。それがTENDOUJIだったはずなのに、4人でいろいろ考えるようになって、落としどころを探すようになっちゃったりもして。それぞれにプライドもあるしね。「俺たち、もっと面白くなかったっけ?」っていう感覚はめっちゃある。ライブでもいろいろムチャぶりされて全部応えてきたし。理も昔いろいろ奇行があったじゃん? 理と俺はそういうボケ方が似てると思っててさ。

井口 わかるよ。

アサノ だからこそあんまりこすりたくないんだよね。うちも白塗りをやったりしたけど、2回目はやりたくなかった。本業は音楽だし、1回ウケたからってこするのは嫌。1つのボケを濃くしていくよりも、数撃ちたいんだよね。

井口 それって俺が誰かに引っかかったらいいなと奇行をしていたのと同じようなことだよね。ケンジもファン層を広げるために何かをしないといけないんじゃない?

アサノ はー……全裸心霊? ちょっとやだなあ。しかもどっちがやだって心霊のほう。全裸は別にいいけど。いやー、話しててしみじみ思うけど、昔の俺ってもっと元気だったよな。めっちゃ自覚あるわ。なんであんな元気だったんだろうとも思うし。

井口 歳を重ねて落ち着いていくのが、いい方向に働くバンドもいると思うけど、絶対にTENDOUJIは違うじゃん。「あいつ泥臭いぜ」ってずっと言われないと。

アサノ わかってるつもりだから、改めて言われるとすっげーやだな。昔遊んでたやつとひさびさに会うとさ、「あのときケンジはああでさ」っていうエピソードが必ずあるんだよ。でも多分、俺ここ5、6年はそんなエピソード作れてないもん。

ファンがTENDOUJIに求めるもの

井口 なんか現実を見るタイミングがあったの?

アサノ TENDOUJIのことを真面目に考え始めたからじゃない? TENDOUJIのことよりも自分のことを考えてたときのほうがやっぱ俺は面白かったなと思う。

井口 周りの人に大人にならされちゃったんじゃないの? だって、バンド名の中に2つ子供が付いてんだぜ?(TENDOUJIの漢字表記は天童児) 素晴らしく子供であるべきだよ。もう1回キッズに戻らないと。

アサノ そうだね。俺らはバンドを始めるのが遅かったし、一緒にライブをやってるバンドよりちょっと年上だったりするから、バンドっぽさを噛み砕くのが早かったというか。俺ら基本的に真面目ではあるからさ、バンドをやろうとしすぎて、TENDOUJIじゃないバンドにどんどんなっていっちゃったのかも。バンドなんてそれぞれでいいんだけど、ざっくりとしたバンド像ってあるじゃん。酒飲んで女、タバコみたいなバンドもいるし、何事もきちんと筋を通してお客さんと真摯に向き合ったライブをする真面目なバンドとか。なんかどんどんTENDOUJIとしてのいい状態を目指すんじゃなくて、真面目な“いいバンド”に向かっていってる感じがする。それだと自分たちらしいところからどんどん離れてしまうのに、振り返ってみればそれをずっとやり続けてしまった何年間だったなと思うわ……ありがとうございました。

井口 あはは。

アサノ 今のくだり、きっとすごく暗い話に思われると思うんだけど、この感じこそが俺は面白いと思っちゃってるわけ。「みんなちょっと面白いってわかりながらこの話聞いてるでしょ?」って。そこが一番のズレで、おじさんにあぐらをかいてるっていうことなんだよね。だけど俺はバンドの面白さってオリジナリティしかないと思っていて、さらに言うとオリジナリティはメンバーが内輪で楽しむことの延長だとも思っているの。1000人はそういうのを好きで武道館まで来てくれるんだろうけど、それ以上に届けるにはオリジナリティ押しのアプローチでは無理というか。そこがすごくジレンマなんだよね。

井口 やり方にすごく迷ってるんだね。そして本人にその自覚があるとなると俺は何も言えないよ。

アサノ 理想はこの内輪ノリを濃くしていくことなんだけど、これからそれをやって間に合うのかな……。

井口 じゃあさ、オリジナリティの正体を突き止めるためにTENDOUJIがどういうバンドなのかをちょっと言語化してみようよ。TENDOUJIは28歳のときに地元の仲間4人で、楽器経験もほとんどない中で売れてやるぜってバンドを組んだけど、これってJ-ROCKシーンはもちろん、世界的に見てもなかなかないと思う。そこになぜお客さんが乗っかってくるかのか。それはジジイになっても青春できるっていうことをTENDOUJIがやってるからなんだよ。青春の追体験ができるところに魅力を感じてるわけ。30歳になっても40歳になっても、泥臭くやって4人で楽しそうにしている姿に、若い頃に青春できなかった自分を重ねているんじゃない? たぶん客はそういうものをTENDOUJIに求めてる。だからがんばってよ。元気なくしてる場合じゃないでしょ。99%そこによさがあるバンドなんだからさ。

死ぬまでTENDOUJIをやれそう

アサノ 理とはよく飲むけど、この前ひさびさにKing Gnuのライブを観に行かせてもらったじゃん。前回が2018年のLIQUIDROOMで、今回は有明アリーナ。人がいっぱいでびっくりしちゃった。でもそこに悔しさみたいなものはなくて。これまでもドミコのひかるとか、綾斗に対しても活躍しているのを「行け行け!」って見てきたのね。でも初めて悔しいと思ったのが2024年のTempalayの武道館だったんだよね。むっちゃ悔しかった。

井口 その悔しさってなんだったの?

アサノ 俺に闘争心が残ってたんだって気付かされたことへの悔しさかな。

井口 なるほどね。Tempalayの武道館、俺は周りが引くほど号泣したよ。しかも(藤本)夏樹のドラムに。俺は夏樹のことあんまり知らないけど、あいつと綾斗が険悪だったことは知っていたから、綾斗が「愛憎しい」のMCをしたあと、ドラムを叩き始めた夏樹を見たらあまりにも何かを背負っている顔をしててさ。ライブが終わったときに夏樹に何を考えてたのかわざわざ聞きに行ったもん。そしたら「綾斗があのMCして、なんかがんばらなきゃいけないと思った」って。

アサノ Tempalayはあの武道館で憑き物が全部取れた感じがあったよね。

井口 安い言葉にはなるけど、音楽が(バンドの仲を)つなげた瞬間を見たなって思った。

アサノ うんうん。俺らも別に仲悪いわけじゃないけど、これからもずっと続けていくうえで、そういう経験が1つは欲しいなと思ってて。

井口 TENDOUJIはいつから一緒にいるの?

アサノ ヨッシー(ヨシダタカマサ[B])が小学校の頃で、ほかは中学から。

井口 すごいね。それで大人になってバンドを組んでずっとやっていくなんて、誰もが憧れるじゃん。

アサノ うん。でもきっとたぶん言いたくても言えないようなことがメンバーそれぞれにあって、それが武道館が終わったら全部解消すると思うんだよね。俺すらも全部言ってるつもりではあるけど、なんかちょっと残ってるのかもと思うことがあるし。武道館が成功して、そこらへんが全部すっきりしたら、60過ぎてもこのノリのまま、本当に死ぬまでTENDOUJIをやれそう。こんなに価値があることはないよな。よし、どんどんポジティブになってきた! 危ねえ!

井口 それが取り柄なんだから。

アサノ ありがとう。

いいときと悪いときのうねりがあっていい

アサノ なんで券売が伸びないのか改めて考えたんだけど、俺が思うに何も変わってないからなんだよね。TENDOUJIは毎年ツアーを回っていて、例えば2年前のツアーに参加した福岡の人がいたとして、楽しかったからその次の年のツアーには都合がつかなくて行けず、今年のツアーを観に来たら2年前と同じような内容なわけ。そしたらもうTENDOUJIのライブってこんなもんなんだって、もう観に行く必要がなくなっちゃうんじゃないかなって。だからセットリストやアレンジも含め、ライブの内容を毎回変えていかないといけない。しっかり変化していかないと、これ以上は俺たち無理じゃない?ってメンバーに話したのね。こうやって話すとみんなそれぞれがどうしていくべきかを考えるんだけど、そうするとTENDOUJIの本質からどんどんズレていっちゃうんだよね。それをずっと続けてきちゃった感じがする。でも今はそのズレにみんな気が付いて、ちょっとラフなところが出てきた。やっぱりちょっと遊びがないと結局つまらないことをやって終わりって感じになっちゃうんだよね。

井口 TENDOUJIの芸風ってムズいんだね。

アサノ ムズい! もともと俺らは「なんか面白いことやりましょうよ」っていう人が嫌いだったの。でも最近それを自分から言っちゃうときあるなって。

井口 それは面白いことが何も浮かんでないときの言葉だよね(笑)。そういうのって舵を切っていくのは誰なの?

アサノ 俺とナオ(モリタナオヒコ[Vo, G])だね。2人がバーッとしゃべって、ヨッシーはすべてに「そうだよね」って言ってて、(オオイ)ナオユキ(Dr)はずっと黙っていて、話し合いが煮詰まるとフラットに話し出す。

井口 バンドだけで話し合うことってあるの?

アサノ あるよ。この前も4人でマジックバー行ったし。

井口 キッズだな(笑)。楽しかった?

アサノ 楽しかった! そういうノリがライブに出るのが一番TENDOUJIっぽいのに。でもライブをするとなると、そこが二の次になっちゃう。遊びのグルーヴが発揮されにくいときが多々あるんだよね。

井口 それはどのバンドも陥りやすいよね。ツアーをやっているとよくも悪くも慣れていくじゃん。同じ曲を繰り返しやっていくから演奏のクオリティは上がっていくけど、MCでしゃべることもだんだんなくなっていく。俺らも予定調和が苦手なタイプの集まりだから、けっこう会場ごとに話を変えたり曲を少し変えたりして乗り切っている部分があって。お客さんにとってのサプライズが俺らにとってもサプライズじゃないと楽しめないんだよね。TENDOUJIは今年100本ライブをやって、その先に武道館があるわけでしょ。ライブの内容だけを見て考えたときに、一番嫌な状態で武道館に臨む可能性すらあるじゃん。

アサノ でもそれくらいうねりがある1年でもいいと思ってるわけよ。いいときと、よくないときを繰り返してやっていって、落ちているときに武道館が当たっちゃったとしても俺はいいと思ってる。ただ、うねりを作る動きは自分たちがしないとだよね。

井口 改めてさ、TENDOUJIががんばるべきはライブ以外の部分な気がする。バンドがライブをがんばるのは当たり前のことだから。だからさ、元気出してよ。

アサノ 脱いどく?(笑)

井口 いや、確認取らないで(笑)。

TENDOUJI “日本武道館”単独公演「EASYPUNK」

2027年2月19日(金)東京都 日本武道館
OPEN 18:00 / START 19:00

井口理(イグチサトル)

1993年生まれ、長野県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。2017年に常田大希、勢喜遊、新井和輝とともにバンドKing Gnuを結成し、ボーカルとキーボードを担当する。2019年1月にアルバム「Sympa」でメジャーデビューを果たし、同年2月リリースの楽曲「白日」がスマッシュヒットを記録。「白日」も収録されたアルバム「CEREMONY」はオリコンウィークリーチャート首位を獲得した。デビュー5年目の2022年11月に初の東京・東京ドーム公演を2DAYS開催。2024年1月から3月にかけて全国5大ドームツアーを行い、成功に収めた。俳優としても活動しており、「ヴィニルと烏」「佐々木、イン、マイマイン」「劇場」といった映画作品に出演。2025年公開の映画「国宝」の主題歌「Luminance」の歌唱を担当し、「第49回日本アカデミー賞」主題歌賞を受賞した。King Gnuとしては2026年2月よりライブツアー「King Gnu CEN+RAL Tour 2026」を開催中。国内公演を5月に終え、6、7月にはアジア公演も控えている。

TENDOUJI(テンドウジ)

中学時代の同級生だったモリタナオヒコ(Vo, G)、アサノケンジ(Vo, G)、ヨシダタカマサ(B)、オオイナオユキ(Dr)が2014年に結成したロックバンド。2017年8月に1stフルアルバム「MAD CITY」をリリースし、翌2018年にはアメリカ・テキサス州オースティンで行われている世界最大規模のフェス「SXSW」に出演。2019年にはTeenage Fanclubの来日公演のサポートアクトを務め、「FUJI ROCK FESTIVAL」「VIVA LA ROCK」など、多数の国内フェスにてパフォーマンスを繰り広げた。2025年12月には初のアジアツアーを開催。2026年5月から9月にかけて対バンツアー「EASY PUNK PARK」を実施。2027年2月19日に初の東京・日本武道館単独公演「EASYPUNK」を開催する。

オオイナオユキの予習ニキ!!

「オオイナオユキの予習ニキ!!」とは、TENDOUJIのドラマー・オオイナオユキがTENDOUJIの武道館公演で披露する曲の中から1曲を紹介するコーナー。初回はTENDOUJIの代表曲「Killing Heads」を予習ニキ!!

TENDOUJIのキラーチューンといえばまずはこの曲!
MVは、King Gnuチームにカメラマンとして入りつつ、俺たちのMVを数多く監督してくれてる元が撮ってくれた! サビの「Ah-Ah-Ah-」をぜひ一緒に歌って武道館をライブハウスへと変えてくれよな!

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