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Paleduskとはいったいなんなのか?その答えを抱きしめた初ワンマンツアーファイナル

「What is Paledusk?? TOUR 2026 FINAL SERIES」の様子。(撮影:kawado / X・Instagram[@kawado_photo])
6か月前2026年04月26日 10:07

Paleduskの全国ワンマンツアー「What is Paledusk?? TOUR 2026」が4月20日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)でファイナルを迎えた。

誰が出てきてもPaleduskのライブ

昨年11月にリリースされた初のアルバム「PALEDUSK」を携え、今年2月の福岡公演を皮切りに全国各地を回ってきたPaledusk。結成から約10年のキャリアを持つ彼らだが、「What is Paledusk?? TOUR 2026」はバンドにとって初のワンマンツアーに。追加公演となった4月の3公演は“FINAL SERIES”と銘打たれ、各地で熱演が繰り広げられてきた。

その集大成となるツアーファイナルは、けたたましく鳴り響くSEに続くセッションでスタート。BOB(Dr)のパワフルで重厚なドラミングを合図に、Paleduskは開幕早々「I ♡ YOU BABY!!」で大合唱を巻き起こし、観客の熱気を一気に引き上げる。KAITO(Vo)の「お前らかかって来い! 待ってたぜこの日を!」という煽りに続いて披露された「SLAY!!」では、ラッパーのHideyoshiが登場し、鋭いラップでフロアをさらに焚きつけた。続く「I'm ready to die for my friends」ではVIGORMANがステージに現れ、観客のシンガロングを誘発。「NO WAY!!」ではスーツ姿の粗品が花束を手に登場し、KAITOにそれを手渡す場面も。さらに粗品は、悪ガキのような振る舞いでメンバーとともに暴れ回り、盛大な拍手に見送られながらステージを去って行った。

開幕からノンストップでトップギアのまま展開されていくPaleduskのライブ。タイトルコールから歓声が沸き起こった「PALEHELL」ではヘヴィなロックサウンドを叩きつけ、終盤にはKAITOが「ロックンロールは続いてるんだよ! 歌え!」と煽り、場内にTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT「世界の終わり」の大合唱が響き渡った。続く「AFTER DUSK」では女子高生アーティストのABが登場。Paleduskの強烈な音圧の中でも埋もれない存在感のある歌声で観客を魅了する。人生で2回目のライブとは思えない堂々とした彼女のステージングに、KAITOはリスペクトを示しつつ「今日、誰が出てきてもPaleduskのライブなんで。それを言わなきゃいけないくらいに、今日ヤバいやつがいっぱい来てるからさ。まじで頼んだぜ!」と呼びかけ、観客の期待感をさらに高めた。そんな言葉を経て、「Q2」ではKenta Koie(Crossfaith)が登場し、フロアのテンションを一段引き上げる。曲中にはKAITOがKoieに強い思いを伝える場面もあり、場内からは熱い拍手が沸き起こった。

開幕から10曲を畳みかけ、熱気に包まれたフロアを見渡しながら、KAITOは「ヤバいだろ? 今日」と笑みを浮かべる。約10年のキャリアで初のワンマンツアーとなった本ツアーについて「最高だった」と振り返った。さらにツアータイトル「What is Paledusk??」について、「今一度、Paledusk自身がPaleduskを見つめるツアーにしたいと思ってこの名前を付けました」と説明。「その答えにたどり着いたわけではないけど……とにかくこれだけ俺たちのことを好きな人がいて、その人たちに思いっきり音楽をぶつけられて、こんなに幸せなことはない」と語り、観客への感謝を述べた。そして「これまで駆け抜けてきたPaleduskの中で、今日が一番いいライブにするんでお願いします」と宣言すると、場内は大きな歓声に包まれた。

What is Paledusk??

Paleduskはアップテンポなメタルコアナンバー「AREA PD」でパフォーマンスを再開。「Blue Rose」「LEAVE ME OUT」「GOOD DEATH」とヘヴィな楽曲を立て続けに披露し、「DIVE INSIDE FOREVER IN THE DARK」では楽器隊によるスキルフルな重低音で会場を揺らす。バンドにとって始まりの1曲「Savior」を届けると、KAITOは息を切らしながら改めて観客に感謝を伝えた。続けて再びツアータイトル「What is Paledusk??」に触れ、「ツアーの途中から、ファイナルでは何かしらの答えを言わなければいけないと思っていたけど、大阪でも名古屋でもはっきり見つけられなかった」と吐露。「でも今日、自信を持って言えます。Paleduskは俺にとってなくてはならないものです。そんなバンドにしてくれて、みんな本当にありがとう」と真摯な思いを口にした。

さらに、さまざまな日常の中でPaleduskの音楽と出会い、この場に足を運んだ観客へ最大限のリスペクトとエールを送ったKAITO。「俺、めっちゃへぼいし、本当にいつもヘコたれて、シャバい人間なんです」と率直に語りつつも、「でも、人にはぶちかまさなきゃいけないときがあって、俺にとって今日がその瞬間」と続け、現在バンドが最も大切にしているという「HUGs」へとなだれ込んだ。DAIDAI(G)のエモーショナルなギターソロをきっかけに、この日最大のシンガロングが発生。その熱狂はラストの「BIG M MELODY」まで途切れることなく続いた。

長井海人であることを誰にも譲りたくない

アンコールを求める声に応え、Paleduskが再びステージに登場。TSUBASA(G)のストロークから「RUMBLE」へ突入すると、Masato(coldrain)が現れる。彼は貫禄あるステージングでフロアを引き込み、力強いボーカルで圧倒した。Paleduskとの共闘を終えたMasatoは「言っておくけどな、シャバいやつはここに立てねえんだよ!!」とKAITOに言い放ち、KAITOはその言葉を受け止めるような表情を見せた。

そのままKAITOは「もうひと山、用意してあるんで」と宣言し、「覚悟はいいですか」と観客に呼びかける。「俺がこの曲をコールする日が来ると思わなかった」と意味深にこぼしたのち、「C.U.R.I.O.S.I.T.Y.」のタイトルコールとともにTaka(ONE OK ROCK)とCHICO CARLITOがステージに登場。フロアが最高潮の盛り上がりを見せる中、「Paleduskの通過点、どんなもんじゃい」と叫んだTakaは、圧倒的な歌声で一瞬にして会場を掌握。CHICO CARLITOも鋭いラップで応戦し、場内はこの日一番の熱気とカオスに包まれた。

最後の1曲を前に、KAITOは「I'm sorry」の「あいつになれたら」というフレーズに触れ、「俺もTakaくんみたいに歌えたらなとか思うよ。でも誰かになることはあきらめてください。俺は長井海人に生まれてここにいます。誰かになることはできません」と語る。さらに「それを受け入れたからこそ、このツアーで、この日を迎えたからこれを言えるんだけど、長井海人であることを誰にも譲りたくないと思ってます」と続けると、フロアから大きな歓声と拍手が沸き起こった。「苦しいよ、自分なんて。でももう仕方ねえ! 一緒にがんばっていきましょう」と呼びかけ、ラストソングの「Lights」へ。「歌えよPaledusk」という声に応えてオーディエンスから大きなシンガロングが巻き起こり、約2時間におよんだライブは大団円を迎えた。

セットリスト

「What is Paledusk?? TOUR 2026 FINAL SERIES」2026年4月20日 Zepp DiverCity(TOKYO)

01. Paledusk Theme Song #1
02. I ♡ YOU BABY!!
03. SLAY!!
04. SUPER NATURAL HIGH
05. I'm ready to die for my friends feat. VIGORMAN
06. NO WAY!! feat.粗品
07. PALEHELL
08. AFTER DUSK feat.AB
09. COCO
10. Q2 feat. Koie
11. AREA PD
12. Blue Rose
13. LEAVE ME OUT
14. GOOD DEATH
15. DIVE INSIDE FOREVER IN THE DARK
16. Savior
17. HUGs
18. I'm sorry
19. BIG M MELODY
<アンコール>
20. RUMBLE feat. Masato
21. C.U.R.I.O.S.I.T.Y.
22. Lights

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