WEST.のアリーナツアー「WEST. LIVE TOUR 2026 唯一無二」の神奈川・横浜アリーナ公演が5月5日に開幕した。
今年CDデビュー12周年を迎えたWEST.。今回のツアーは3月にリリースされた12枚目のフルアルバム「唯一無二」を携えて行われている。ツアーのテーマは「唯一無二を探す旅」。デビューから12年間、7人で歩んできた道のりを振り返りWEST.にとっての“唯一無二”を探すストーリーが、メンバー全員による構成と演出で描かれる。
「唯一無二」の世界を表現した新曲の数々
セットリストの中核を成すのは「唯一無二」の収録曲。アルバムの1曲目で、メンバーの重岡大毅が作詞作曲と振付を手がけた「これでいいのだ!」ではオーディエンスのコールに合わせたダンスが繰り広げられ、石原慎也(Saucy Dog)が提供した「虹をかける僕ら」は7人がアコースティック形式での演奏とともに歌う。それぞれのボーカリゼーションが炸裂した「映画」、挑発的なダンスパフォーマンスでファンを魅了した「BUBBLEGUM」など楽曲ごとに全く異なる表情を見せつけ、WEST.のステージの“唯一無二”ぶりをアピールした。
2023年リリースの9thアルバム「POWER」以来約3年ぶりに発表されたユニット曲ももちろん披露された。中間淳太と神山智洋の「JAPOLOUD」では扇子を手にした2人が関西ジュニアの8人をバックに踊り、重岡と濵田崇裕の「スピン」はアコースティックギターを奏でながら熱唱。桐山照史、藤井流星、小瀧望の「エラーコード」ではときに熱く、ときにクールな歌声が豊かなハーモニーを描いた。
コントコーナーは新機軸に、MCでは「The ONE」振り返りも
WEST.のライブでは恒例となっているコントコーナーではストーリー、構成、台本すべてを7年ぶりにメンバーが手がけた新作の“ミュージカル”「俺たちのTrue Love Story ~episode.1~」が披露された。このミュージカルは、中間扮するビバリーヒルズ在住の大学生・ジャンとその仲間たちのとある1日を描いたラブコメディ。中でも桐山扮するキリッサ、小瀧扮するノンシー、藤井扮するフジーナの女性3名はそれぞれセクシー、キュート、クールな魅力を振りまきまくり、観客を大いにどよめかせた。
MCでは濵田、神山、重岡が5月1日と2日に同じ横浜アリーナで行われた安田章大(SUPER EIGHT)によるライブイベント「アイドル音楽フェス. The ONE ~一音一生~」の裏話を明かす場面も。3人が披露するうちの1曲として神山が選んだのはラップナンバーの「WESTraight」。これに重岡が難色を示し「練習したんですけど、やっぱ噛んじゃいます」と懇願され、神山が歌割りのほとんどを担当する羽目になったという。その神山は安田のソロ曲「わたし鏡」でコラボレーションしたことを「僕がギター始めて練習してた曲。せっかく一緒にステージに立てるし、コラボもできるフェスだったんで『一緒に歌いませんか』って……」とうれしそうに振り返った。
また先日開催された中間のファンミーティングに、WEST.のメンバーが寄せたメッセージ動画についてもトーク。中間が小瀧からの動画の内容を「クイズで正解したらドヤ顔するのやめてくれ」と明かすと、メンバーも観客も同意して中間を狼狽させる。ファンミーティングは7月に中間のルーツである台湾で行われることも決定しており、中間は「WEST.を広げるためにがんばってきます。必ずWEST.も連れて行くから」と意気込みを見せた。
このツアーは6月28日の千葉・LaLa arena TOKYO-BAY公演まで全国9都市28公演にわたって行われ、合計で約28万4000人の動員を予定している。


