6月19日に全国の劇場で公開される映画「黒牢城」のジャパンプレミアが本日5月26日に東京・三井ショッピングパークアーバンドック ららぽーと豊洲で行われ、主演の本木雅弘に加え宮舘涼太(Snow Man)、菅田将暉らが登壇した。
黒沢清がメガホンを取る今作は、密室と化した“黒牢城”を舞台に、本木演じる城主・荒木村重と吉高由里子演じるその妻・千代保、菅田扮する地下牢にとらわれた天才軍師・黒田官兵衛らを取り巻く、さまざまな登場人物たちの思惑が飛び交う緊迫の“戦国系心理ミステリー”。宮舘は村重に忠義を尽くす若き家臣・乾助三郎を演じる。
ジャパンプレミアに集った本木、菅田、吉高、青木崇高、宮舘、柄本佑、ユースケ・サンタマリア、吉原光夫、坂東龍汰と黒沢監督は、ららぽーと豊洲屋外のシーサイドデッキ / ウッドデッキエリアに特設されたレッドカーペットにドレスアップして姿を見せた。観覧エリアに集まったファンから飛ぶ「キャー!」という歓声に、菅田は「(劇中で)地下牢に幽閉されていたので、こんなに気持ちいい外で皆様に会えて、僕もキャーという気持ちです!」と挨拶。続く宮舘は、直前に吉高が「うれしい~!」と声を上げたのを踏襲し、落ち着いた声色で「……うれしい」とひと言。そして「今日という日を楽しみにして参りました。ぜひね、お互い楽しみましょう」と続ける。
司会者との質疑応答では、まず黒沢監督、本木、菅田、青木、宮舘が参加した「第79回カンヌ国際映画祭」の話題に。本木が「初めてのカンヌだったので不安に見ていたんですが、観客の皆さんが惹きつけられているのを肌で感じたのでうれしく思っていますし、すべてが貴重な体験でした。ものすごくいい経験ができたと思います」と実感を明かすと、菅田も「本木さんのおっしゃったことがすべて」と同調しつつ「日本の素敵な景色や建造物が映ったときに息を呑む空気が伝わってきて誇らしい気持ちになりましたし、いろんなものを超えて伝わっている感じがすごくうれしかったです」と重ねた。
そして、フォトセッションでの“ロイヤル”なターンやポージングが話題となっていた宮舘が「日本から行くからには『黒牢城』の魅力、日本映画の素晴らしさを存分にアピールしたい!と、微力ながら力を出したつもりではあるんですけど、どうだったんですかね……」と不安げに口にすると、本木は「想定外の爪跡を残しましたね! あれがあったからこそ、『黒牢城』がより世界に広まったと思います」と彼の勇気を絶賛。劇中さながら「助三郎!」と宮舘を呼び、2人で華麗なターン&ポーズを見せるというサービス精神旺盛な振る舞いで会場を盛り上げる。1度ならず2度もターンを決めてみせた本木と宮舘の間に挟まれてしまった吉高は「(一緒に)回る勇気はなかったです……(笑)」と口にして登壇者と観客の笑いを誘った。
「心を読め。」という今作のキャッチフレーズにちなんだ「一番心が読めなかった人は?」という質問には、宮舘が本木の名前を挙げ「殿と家臣として役に入っているんですが、カットがかかったら『舘様!』と僕のニックネームで呼んでくださるところとかも、ギャップがあって。心が読めないですね」とコメント。すると本木は宮舘に「ハートがいいし、監督にこの映画の感想を聞いたときも最初に『助三郎がよかった』って言ってましたよ。『村重への忠誠心がすごく自然に表れていた』って」と伝える。突然の賛辞に宮舘は「今、この場で言われるんですか…?(笑)」と戸惑いつつ、うれしそうな笑みを浮かべていた。


