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「あなたたちがいるから僕たちがいます」BUDDiiSツアー「FLORiiA」大団円、涙の先で開いた笑顔の花

BUDDiiS
9分前2026年06月07日 12:07

BUDDiiSの全国ツアー「BUDDiiS vol.11 Hall Tour -FLORiiA-」の最終公演が、本日6月7日に千葉・幕張イベントホールで開催された。

FUMINORI「幕張待たせたな!」

開演時刻を迎えステージを覆う紗幕に映し出されたのは、四季折々の花や緑の中にメンバーが佇む姿を捉えたオープニング映像。それぞれの表情を順に捉えるメンバー紹介にバディ(BUDDiiSファンの呼称)たちの期待がにわかに高まったその瞬間に紗幕は落とされ、大歓声に迎えられたBUDDiiSはメジャーデビューアルバム「THIS IS BUDDiiS」のリード曲「#KISSYOU」で勢いよくライブの幕を開けた。

ステージの上層部に立ち並ぶ9人は、ビジューやラメが輝くパステルカラーのカラフルなセットアップ姿。その表情や声色からはそれぞれの高揚感が伝わり、YUMAの威勢のいいボーカルやTAKUYAのキュートな決めポーズといった一挙一動がオーディエンスのテンションを引き上げる。オープニングナンバーを終えるなり、リーダーのFUMINORIは「幕張、待たせたな! みんなの声聞かせてもらっていいですか? いけますか!」とバディを鼓舞。そのまま1人ひとりの個性の輝きを讃えるアンセム「Brightness」へとつなぎ、まっすぐなきらめきで会場を満たしていった。

弾ける恋心をポップに歌い上げる「LÖVE ME」でセンターステージへと歩みを進め、四方を囲むバディにハートマークを送りまくったBUDDiiSは、続く「more rain」で会場の空気を一変させる。スパークラーの火花に囲まれながら南欧の熱い風を吹かせる情熱的なナンバーをハイテンションに歌い踊る9人。スパニッシュギターの音色が踊る間奏パートでは躍動感に満ちたダンスパフォーマンスを見せ、会場中から悲鳴のような歓声を誘った。

「YO HO」「Under The Sea」「BLUE SODA」をつないだサマーメドレーがスタートすると、今度はトロッコに乗り込んでアリーナ通路へと飛び出し、バディのすぐそばでコミュニケーションを楽しんだ9人。「YO HO」で全員が一斉に変顔を見せるブレイクポイントを作ったり、SHOWが「どこも神席じゃ~ん!」と叫んだりと、ハイテンションかつサービス精神たっぷりに客席をまるごと笑顔にしていく。そんな彼らがメインステージへとたどり着くと、披露されたのは7月8日にリリースされるメジャー1stシングル「キミは都市伝説 / クラッシュパラダイス」の表題曲の1つ「クラッシュパラダイス」。SHOOTが主演を務める映画「ウォーターガーディアンズ」の主題歌でもあるこの曲は、ハイテンションなサマーバイブスに満ちたダンスチューンだ。メンバーはご機嫌な声色のボーカルとにぎやかに躍動するパフォーマンスで楽曲の世界観を陽気に浮かび上がらせた。

ユニット曲で見せたBUDDiiSの新たな表情

定番曲から最新曲まで、夏曲を詰め合わせたひとときで観客を楽しませたBUDDiiSは、続くセクションで「THIS IS BUDDiiS」収録のユニット曲を3曲連続でバディに届ける。1組目に登場したのはKEVIN、MORRIE、SHOWで、3人は「べり~ぐんない」をスタンドマイクで披露。シュールな世界観の歌詞が特徴的なディスコチューンながら、BUDDiiSのボーカルの核を担う3人は複雑なコーラスワークで持ち前の歌唱力もしっかり提示し、面白さと巧みさのコントラストでバディを惹きつける。続いて赤いスポーツカーのハリボテの奥から姿を見せたのはYUMA、TAKUYA、SHOOTの3人。サングラスやメガネをかけたそれぞれのドライブルックで「カンケイナイ」を歌い、バディのコールとともに盛り上がった彼らは、テンションに身を任せるように客席へ降りて通路を駆け抜け、バディの大きな驚きを誘う。ラストの3組目に登場したFUMINORI、SEIYA、FUMIYAは“推し”をテーマにしたリラクシンなヒップホップ「NEW OSHI」をセンターステージで披露。流れるようなフロウのマイクリレーでフロアを心地よく揺らしつつ、自分たちを“推し”ているバディへの感謝の思いを届けた。

MORRIEが光を、KEVINが音を操るイリュージョニストとなって客席の注目を集め始まったダンストラックでは、SHOOTがダイナミックな足技を、TAKUYAがパワフルなアクロバットを、そしてFUMINORIとFUMIYAが持ち前のスキルを全解放する圧巻のダンスを見せるなど、それぞれの個性が強く現れた力強いソロパフォーマンスでバディの歓声を誘ったBUDDiiS。改めて9人全員がステージにそろうと、「Iris」で繊細かつ叙情的な歌とダンスを披露して、直前のダンスセクションとの鮮やかなコントラストを描き出した。

「BUDDiiSからのでっかい愛を受け取る準備、できてるか~!」。TAKUYAの叫びをきっかけにキラーチューン「The One」が届けられるとライブも折り返し。日替わりでメンバーが指名される“今日の告白タイム♡”ではYUMAが選ばれ、1人センターステージへと駆け出したYUMAは「これからずっと俺のこと……ずっと好きでいろよ」とバディへの思いを叫び、そのままラストサビを会場のど真ん中で1人歌い踊ってメンバーとバディの心を熱くする。「The One」終わりで設けられたこの日最初のMCタイムでは、このツアーが「四季」をテーマにしていることをFUMIYAが説明し「『季節が変わっても皆さんのそばに居続けましょう』という思いで、ここまでツアーを回ってきました」と語る。また、SHOOTはユニット曲のコーナーを振り返り「僕、『カンケイナイ』ではしゃぎすぎて靴がぶっ壊れました」と衝撃の告白。するとSEIYAはこの「カンケイナイ」について「本当に“関係ない”メンバーが出てきたら面白くない? 俺マジで出ていっちゃおうかな!」といたずら心をのぞかせ、今後の展開に期待を含ませていた。

秋から冬へ、アルバム収録曲の初披露も

映像演出を挟み、オールホワイトのジャケットスタイルに衣装替えしてステージに戻った9人は「P.A.R.T.Y」をスタンドマイクのパフォーマンスで歌い踊り、ツアーならではの演出で楽曲の新たな魅力を提示。そのまま「RUN」へと展開すると、今度はセンターステージを巧みに使いこなし、鮮やかに正面を切り替えるフォーメーションダンスで周囲を囲むバディへと訴えかけていく。スタイリッシュなダンストラックと熱を帯びたボーカルのコントラストが美しい「Koi to me」では、MORRIEのロングトーンやSHOOTのフェイクが冴え渡った。

「Go Go バディ Go!」のコールでメンバーもバディもひとつになった「BUD」で熱い一体感が形成されると、ステージ上のビジョンには季節が秋から冬へと移り変わったことを示唆するVTRが映し出される。クール&スタイリッシュなダンスボーカルで聴衆を魅了した「LIGHTS」を経て、BUDDiiSの代表的なバラードナンバーの1つ「her+art」では雪の結晶が舞い落ちる映像演出の中で楽曲を披露した9人。KEVIN、MORRIE、SHOOTが柔らかく声を重ねるハーモニーに寄り添うように、ダンスパフォーマンスを担う6人はたおやかに力強く舞い、ホール全体をエモーショナルな空気で満たしていった。

YUMAの「もっと盛り上がれるだろ? いくぜ幕張!」という煽りで「HONEY」が投下されると、9人はクライマックスへ向けて勢いを加速させていく。噴き上がるファイヤーボールの中で艶やかに歌い踊ってバディを挑発する中、SHOOTは「教えてほしいんだろ?」という言葉を放ってパフォーマンスの勢いをブースト。勢いのままに今ツアーが初披露となった「THIS IS BUDDiiS」収録曲「青炎」になだれ込むと、9人は“青い炎”というタイトルの通り、熱を帯びながらもソリッドなダンス&ボーカルを見せる。SHOWによる芯の通ったロングトーンもパフォーマンスに厚みを加え、BUDDiiSが示した“2色の炎”によって、場内はいっそうヒートアップした。

ラストシーン、吹き荒れた花嵐

フレンドリーな笑顔を満開に、9人がハートフルなパフォーマンスで会場を満たしていった「Palette of Us」を終えると、FUMINORIが口を開く。「バディと過ごす時間は、いつでもかけがえのないものです。みんなと過ごしたいろんな日々を思い出すと、どんなときも笑顔であふれていました。これからも笑い合って、何度でも幸せの花を咲かせていきましょう。そして約束します。僕たちBUDDiiSはつないだ手を絶対に離しません。これからも一緒に歩いていきましょう」。そんなリーダーの言葉と共に、9人が本編の最後にバディへと贈ったのは「THIS IS BUDDiiS」収録のバラードナンバー「Season To Bloom」。桜吹雪が舞うセンターステージでバディをまっすぐに見つめながら、9人は1つひとつのフレーズにたっぷりと思いを込めて曲を歌いつないでいく。最終盤にKEVINが豊かな歌声を響かせたその瞬間、彼らの背後からは勢いよく無数の桜の花びらが吹き上がり、その花嵐はやがてメンバーの姿を包み込む。そして音が鳴り止むと同時に、9人は桜にさらわれるように舞台上から姿を消した。

新曲「キミは都市伝説」披露でお祭り騒ぎ!

バディの熱い声を受けて始まったアンコールでは、7月8日にリリースされるメジャー1stシングルの表題曲の1つ「キミは都市伝説」のパフォーマンスがお披露目された。レトロなシルエットのディスコパーティ風衣装でドレスアップした9人は、ハイテンションかつ華やかに“お祭り騒ぎ”を展開し、「キミ」への爆発的な愛を目一杯叫んでみせる。曲を終えるなり「これ本当に楽しくて!」と声を上げたのはFUMINORI。SHOOTは曲中にたびたび登場する“キミ都市ポーズ”をバディにレクチャーし「親指、人差し指、小指を立てるんだけど、親指と小指が“一直線”じゃなきゃだめ!」というワンポイントを挙げた。

そしてここから9人は、ツアーを終える今の思いをバディに伝えていく。今ツアーは一部パフォーマンスを制限しつつの参加となったMORRIEは「自分自身ケガがあって心配かけたけど、俯瞰してメンバーを見ていたらいろいろ学ぶことがあったから、くじけずモチベにも勉強にもなって。『Season To Bloom』と『キミは都市伝説』は、僕のほうから『踊りたい』と言って参加させてもらったので、心配せず純粋に楽しんで帰ってもらえたら。そしてこれからを楽しみにしていてください」とコメント。SHOWは「自分はステージに立つのが好き」と改めて実感したことを明かし「この先、より深く曲の世界観に“憑依”してパフォーマンスしようと思いました。その曲自身になれたらうれしいな、と思いながら。自分のパフォーマンス力で少しでもグループに貢献できたらいいなと思うし、『BUDDiiSには西田がいるんだぞ』となったらうれしい。令和の憑依型アイドル目指してがんばります!」と力強く誓う。「先に進んでるなというのを感じたツアーだけど、変わらないのは1人ひとりに歌を届けること」とツアーを総括したKEVINは、メンバー全員でボーカルをつなぐバラード「Season To Bloom」にグループの進化を感じたと伝え「これまでは(メインボーカルの)3人で歌うバラードが多かったけど、1人ひとりのパートで作り上げるのが、グループのよさを物語ってるなって。これからもBUDDiiSともどもKEVINをよろしくお願いします!」とバディに呼びかけた。

SHOOT「あなたたちがいるから僕たちがいます」

「僕が今こうやってステージに立てているのは、当たり前じゃないっていうか。先に事務所に入ってたお兄ちゃん(MORRIE)が誘ってくれて、その(事務所に入るという)選択を僕が取っていなかったら、こんな素晴らしい景色を見れてなかった。選択1つでこんなにも人生が変わるんだなって、今、体全体で感じています」。そう言葉を紡いだSHOOTの瞳には、みるみるうちに涙が。そしてSHOOTは、昨日特典会で対面したというライブ初参加のファンに「グループ結成から応援しているけどずっと自分に自信がなくて、でも今日は勇気を振り絞ってライブに来ました」と伝えられたことがうれしかったと語り、こう続けた。

「僕たちだって人間だから自信ないときはあるし、でもみんなに会えるから胸張ってステージに立てるし。メンバーのことは一番近くで見てるから、うまくいかないことかうまくいかないことがあるのも、痛いくらい感じています。でもそれを表には出さず、みんなの笑顔を見るために、楽しむためにステージに立てる日々が幸せだと思っています。みんなも自信が持てないときがあるかもしれないけど、『自分なんて』って思う日もあるかもしれないけど、そんなあなたの、1人ひとりのおかげで僕たちはここに立てているので、それだけは忘れないでほしいなと思います。あなたたちがいるから僕たちがいます。つらいときは下むいていいし、たまに後ろ振り返ってもいい。横を見たら僕たちがいて、一緒に前を向いてもっともっと上に、みんなと一緒にずっとこのグループを続けられたらいいなと思います」

FUMINORI「俺たちBUDDiiS、9人で」

SHOOTの挨拶に涙を流していたYUMAは、やけにハイテンションな「ありがとうございましたー!」で場の空気をガラッと変えて笑いを誘いつつ「バディの歓声をもらうのが大好きなんだなと再確認できた2日間でした。チームのみんなが輝いているのをステージ上で見るのが好きだなと思いました。メンバー大好きです!」という言葉で8人とバディを喜ばせた。そして、最後にマイクを握ったのはリーダーのFUMINORI。彼は、2023年に同じ会場で行ったワンマンで自身が伝えた「リーダーとして、この船が沈まないように……もし何かあったら俺がなんとかして支えるから。ずっとついてきてくれたらいいなと思っています」という言葉に触れ「あのとき伝えた気持ちは変わらず持っていますし、この先何かあったら、俺たちBUDDiiS、9人でなんとかします。だから、これからもついてきてくれたら」と、3年前の言葉をアップデートする。リーダーのこの言葉を聞いた8人が笑顔やサムズアップで同調する中、FUMINORIは「これからもBUDDiiSらしく、いろんなエンタテインメントで皆さんに愛を届けていきますので、これからもよろしくお願いします!」と呼びかけた。

「Feelink」で再び5台のトロッコに乗り込み、ペンライトの海の中を進みながらバディの声を集めていったBUDDiiS。楽しげな高揚感に包まれた「FLORiiA」ツアーファイナルのラストシーンを締めくくる楽曲として選ばれたのは「Sonic」で、9人はステージの端から端までを駆け抜けながら、持てる力の限りの歌声とダンスを届けて全曲のパフォーマンスを終えた。最後まで手を振ってバディとの別れを惜しみ、FUMINORIは「日々の中で暗い気持ちになってしまったときは、今日この瞬間を思い出してくれたらうれしいなと思います。また、また絶対お会いしましょう!」と約束。9人は何度も「愛してるよ!」と叫び、ステージの奥へと姿を消した。

セットリスト

「BUDDiiS vol.11 Hall Tour -FLORiiA-」2026年6月7日 幕張イベントホール

01. #KISSYOU
02. Brightness
03. LÖVE ME
04. more rain
05. Summer Medley(YO HO~Under The Sea~BLUE SODA)
06. クラッシュパラダイス
07. べり~ぐんない / KEVIN、MORRIE、SHOW
08. カンケイナイ / YUMA、TAKUYA、SHOOT
09. NEW OSHI / FUMINORI、SEIYA、FUMIYA
10. Iris
11. The One
12. P.A.R.T.Y
13. RUN
14. Koi to me
15. BUD
16. LIGHTS
17. her+art
18. HONEY
19. 青炎
20. Palette of Us
21. Season To Bloom
<アンコール>
22. キミは都市伝説
23. Feelink
24. Sonic

撮影:笹森健一、小坂茂雄

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