GLAYが6月13日と14日にイタリア・ヴェネツィアにてワンマンライブ「HAPPY SWING 30th Anniversary GLAY SPECIAL LIVE We♡Happy Swing Vol.4 extra "DREAMY" in VENEZIA」を開催した。
この公演の発端となったのは、2016年に千葉・幕張メッセ国際展示場で開催されたGLAYのオフィシャルファンクラブ発足20周年記念ライブ。TERU(Vo)は「30周年はヴェネツィアでライブがしたい。俺にヴェネツィアでライブをさせてくれ!」とサプライズで発言し、ファンを大いに驚かせた。それから10年の間に現地を訪れ、ヴェネツィアカーニバルでのライブ出演などの歩みを続け、ついに念願のヴェネツィア公演が実現。会場はヴェネツィア映画祭でも使用される約600人収容のシアターで、1日2公演ずつが行われた。
オープニングムービーでは出会って数分のイタリア人スタッフに「My friend!」と呼びかけるTERUの姿が映し出され、その抜群のコミュニケーション能力に客席から笑いが起こる。そしてメンバーは客席脇の通路から登場しステージへ。国内のライブとは異なる演出でファンを沸かせたのち、ヴェネツィア公演への夢をテーマに制作された「the other end of the globe」でライブの幕を開けた。
TERUは客席に「ついに来たぜ、ヴェネツィア! 僕が皆さんに見せたかった景色は、見てもらえましたか?」と呼びかけ、大きな拍手と歓声を浴びる。そして「10年間、ヴェネツィアのステージに立ったらどんな気持ちになるだろうと思っていたけど、55歳でも夢は叶えられるんだということを、皆と一緒に味わえるのがうれしい」と喜びを語った。今回のライブでは最新シングル「Dead Or Alive」や代表曲「サバイバル」「口唇」、さらに先日終了したホールツアー「HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2026 "GLAY-complete BEST"」でも披露した未発表曲も織り交ぜたセットリストを展開。ヴェネツィアに集ったファンを大いに熱狂させた。
MCではTAKURO(G)が、10年前に50代後半のファンから「絶対にTERUさんと同じ夢を見たい、その夢が叶うことを夢見ながら生きていきます」という手紙が届いたというエピソードを紹介。「TERUの突拍子もない夢が、人に未来を見せるのか」と、ファンにもメンバー自身にも未来を見せてくれたことへの感謝を語った。本編終盤にはホールツアーでも話題を呼んだ抽選企画を実施し、当選したファンへのプレゼント贈呈や記念撮影を行った。
その後TERUは「ヴェネツィアで演奏するのにぴったりの曲をTAKUROが作ってくれました」と紹介し、「I'm loving you」を披露。さらにTERUは「今日が夢の終わりではなく、幕張のファンクラブ20周年ライブから始まったこの夢は、やはり幕張で回収しなければと思っています。あそこで言って、最後もあそこで締める。このプロジェクトを完結させたいので、皆さん幕張でお待ちしております!」と、7月31日と8月1日に幕張メッセで開催するファンクラブ30周年ライブまで続く思いを伝えた。
最後にTERUは「夢を叶えた瞬間を見てもらえたからこそ、自信をもって言えます。一緒に! 夢見ていこうぜ!」と叫んで「BEAUTIFUL DREAMER」を熱唱。「次の夢はなんですか、と聞かれることがあるけど、今回のライブから生まれてくるのではないかと信じています。だから皆さん、暴れて、ステージにパワーをぶつけてください。きっとそこから、何かが生まれると思います!」と言葉を添え、ライブを締めくくった。


