9月18日に公開される映画「さとこはいつも」の主題歌として、折坂悠太が新曲「シミレ(feat. 柴田聡子)」を書き下ろしたことが発表された。
「さとこはいつも」は、長編映画デビュー20周年を迎える沖田修一が監督を務め、有村架純、石田ひかり、姫野花春がトリプル主演を務める完全オリジナル作品。初めての恋を持て余し、妄想が暴走していく15歳の中学3年生・中井聡子、不倫も仕事も迷走中の映画配給会社勤務の35歳・西田沙都子、子育てがひと段落し、ひさびさの自分時間で夢に目覚めた55歳の飯島里子という3人の“さとこ”の人生が交差していく様が描かれる。
折坂は本楽曲について「エンドロールが終わりじゃなく、句読点になるように。またここから物語を紡ぎ出す誰かに、思いをはせながら歌いました」と楽曲に込めた思いをコメント。本作の劇中音楽も担当した4人目の“さとこ”である柴田は、「時間をかけてじっくりと物事を描く映像と言葉に満たされ、おかしみ、かなしみ、よろこび、さまざまな感情を抱き込んだ心の開かれる映画」と語っている。
もともと2人のファンであったことから、緊張しつつも強い希望でオファーをしたという沖田監督は、柴田が手がけた劇中音楽について「柴田さんが作ってくださる音楽はどれも素晴らしく、三人の『さとこ』にそっと寄り添うように、彼女たちの心情を引き立ててくれています」と絶賛。さらに沖田監督は折坂が書き下ろし、柴田とともに歌う主題歌のデモ音源を初めて聴いた際、不思議と涙が出たと明かし、「映画の主題歌として素晴らしいのはもちろん、それとは関係なしに、この曲がただ好きで、今でも繰り返し聴いています。早くたくさんの人に聴いてもらえると嬉しいです」とコメントしている。
折坂悠太 コメント
創作の途中にふと、「これは誰かの物語とつづいてる」と思う事があります。偶然か必然か、時空を超えて、知らない誰かとゆるやかに重なる。この映画の脚本を読んだ時、その不思議な感覚が自分だけのものじゃなかったんだと、ほっこりと嬉しくなりました。
煙の立つ彼方、のびる影が重なりあう土手で、柴田聡子さんと待ち合わせ。エンドロールが終わりじゃなく、句読点になるように。またここから物語を紡ぎ出す誰かに、思いをはせながら歌いました。
柴田聡子 コメント
3人の女性がそれぞれに新しい冒険をしていく素敵な作品に音楽で携われたことがとてもうれしく感謝の気持ちでいっぱいです。折坂悠太さんに誘って頂いてエンディングテーマを一緒に歌わせていただいた経験も忘れられないものとなりました。
時間をかけてじっくりと物事を描く映像と言葉に満たされ、おかしみ、かなしみ、よろこび、さまざまな感情を抱き込んだ心の開かれる映画だと思います。
公開がとても楽しみです。
沖田修一 コメント
そもそもファンであるお二人に、映画の音楽をお願いするのですから、とても緊張しました。折坂さんの主題歌のデモを、ソファーでお二人に挟まれる形で聴いたら、なんだか不思議と涙が出まして、映画が報われたような気がしました。
歌い手でもある柴田さんに映画音楽をお願いするなど、そもそもしてもよいものか最初は腰が引けましたが、全部杞憂で、柴田さんが作ってくださる音楽はどれも素晴らしく、三人の「さとこ」にそっと寄り添うように、彼女たちの心情を引き立ててくれています。柴田さんのハミングはもう、もう一人の「さとこ」のようでした。
ずっと以前から、プロデューサーの筒井さんと、いつか折坂さんに主題歌をお願いしようと話していたのが実現しました。そして更にそこに柴田さんが参加するとなった時に、ちょっと冷静でいられませんでした。映画の主題歌として素晴らしいのはもちろん、それとは関係なしに、この曲がただ好きで、今でも繰り返し聴いています。早くたくさんの人に聴いてもらえると嬉しいです。
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