モーニング娘。'26が本日6月24日、東京・日本武道館にて全国ツアーの最終公演となる「モーニング娘。'26 コンサートツアー春 - Rays Of Light - Final ~牧野真莉愛 卒業スペシャル~@日本武道館」を開催。このコンサートをもって、12期メンバーとして約11年9か月間在籍した牧野真莉愛がグループを卒業した。
卒業と加入を繰り返して
牧野は2012年秋よりハロプロ研修生として活動を始め、2014年9月にモーニング娘。'14(当時)に加入。持ち前の明るいキャラクターと北海道日本ハムファイターズを中心とした野球への深い見識によりバラエティ番組などでも広く活躍し、2016年からはソロ写真集もコンスタントに発表している。まさに近年のモーニング娘。の顔、新規ファンにとっての“入り口”と言える存在だった。
メンバーの卒業と加入を繰り返しながら進化を遂げてきたモーニング娘。だが、本日のコンサートでは今月加入したばかりの新メンバー、安田美結、鈴木もあ、石川華望が初めてステージに立った。安田は「ハロー!プロジェクト新メンバーオーディション2025」の合格者で、鈴木と石川は牧野と同じくハロプロ研修生出身。3月にはハロプロ研修生から杉原明紗がひと足早くグループに加入しており、牧野を含む12人中4人が今年加入というフレッシュな顔ぶれに。ステージに並ぶ姿は新たな時代の幕開けを予感させた。
18期新メンバーお披露目、好きな給食のメニューは?
約1万人の来場者、そして日本全国81カ所および台北の映画館に集まったファンが見守る中、コンサートは2005年のナンバー「THE マンパワー!!!」のアップデートバージョンで幕を開けた。腰椎椎間板ヘルニアの治療でリハビリ中の野中美希もステージに立ち、9人で「One・Two・Three(23 Ver.)」「そうじゃない」とアッパーなダンスチューン3曲を連続で披露。牧野は「今日も楽しく動き出していきましょう!」とTBS系「ラヴィット!」のフレーズで明るく挨拶した。その後新メンバーの3人が呼び込まれ、安田は「フルーツポンチです」、鈴木は「揚げパンです」、石川は「ココアパンです」とそれぞれ好きな給食のメニューを紹介。同じ18期メンバーとなる杉原は「同期ができてうれしい気持ちですし、一緒に切磋琢磨してがんばりたいと思います」と意気込んだ。
新メンバーと野中が退席し、「なんちゃって恋愛」でライブは再開。時代を超えて愛される代表曲「ザ☆ピ~ス!」「LOVEマシーン」「そうだ!We're ALIVE」「恋愛レボリューション21」がノンストップミックスによるメドレー形式で披露される場面もあり、6基のミラーボールがギラギラとした光を反射させる中、牧野は誰よりも高く激しく何度もジャンプした。新メンバーの紹介を挟み、続いてはメンバーシャッフルのユニットコーナーへ。小田と牧野が2017年発売のアルバム「⑮ Thank you, too」収録曲「Style of my love」をデュエットし、櫻井、井上、弓桁の3人はプッチモニの「バイセコー大成功!」、岡村と山﨑愛生はミニモニ。の「CRAZY ABOUT YOU」を歌った。
あなたは少年誌の主人公
牧野のデビュー時から現在までを振り返る映像「Maria Makino Memorial」が上映されたのち、衣装をチェンジしたメンバーは紗幕の後ろでバラード「雨の降らない星では愛せないだろう?」を熱唱。美しい映像とシンクロした9人の姿を、観客は息を呑むように見守る。「Chu Chu Chu 僕らの未来」から再びメドレーへと突入し、野中と杉原を除く8人で一気に6曲をパフォーマンスした。
「憧れのステージでパフォーマンスできてうれしい」と喜ぶ杉原が再び合流すると、コンサートもいよいよ終盤。8人は2025年の楽曲「私のラミンタッチオーネ(Lamentazione)」「明るく良い子」など4曲を歌い、息の合ったダンスと艶のある歌声で観客を魅了する。さらに、牧野のモーニング娘。として最後の参加作品となる9月リリースの77thシングル収録曲「Lonely...But not Alone」が初披露された。
最後の1曲を残し、メンバーは1人ずつツアーファイナルを迎えた感想と牧野へのメッセージを伝えていく。牧野は自身の出番が来るとおもむろにマイクを手放し、手話と思われる動きのみをして「ありがとうございました。牧野真莉愛でしたー!」と締めくくり、場内をどよめかせた。牧野の1期先輩である小田は「長年一緒にいてわかったけど、あなたは少年誌の主人公です」と讃え、同期の野中は涙を流しながら「12期が発表された武道館でやりたいことがあります」と告げると、牧野に耳打ちし、2人でくるりと回って「まりあん LOVEりんですっ」とポーズを決めた。最後は9人で「ENDLESS SKY」を歌い、盛りだくさんのステージを終えた。
飯田圭織、そして“新庄つーたん”からのエール
一面ピンクのペンライトで染まった武道館に鳴り響く「まりあ!」コール。牧野はモーニング娘。のデビューシングル「モーニングコーヒー」を彷彿とさせる赤いチェックのスカートでステージに現れると、そこにオリジナルメンバーの飯田圭織が花束を持って駆けつける。活動期間はまったく重なっていない2人だが、飯田は「今日初めて話すことがあります」と、牧野が今日の18期生のようにモーニング娘。の新メンバーとして初めてステージに立ったとき、ひと目惚れをしていたことを告白。「ずっと美しいまりあ……すごく真面目なんですまりあは。今日のステージは本当に輝かしくて素晴らしくて、モーニング娘。愛を感じました」と称賛の言葉を送った飯田は「私、自分の卒業でも泣かなかったんだけど」と涙を流しながら「これからも、似た者……母と娘ではなく、似た者姉妹で仲よくしてください」とメッセージを送った。
さらに、牧野が愛するファイターズのゼネラルマネジャー補佐・木田優夫と山﨑福也投手からのビデオメッセージが上映され、大満足な様子の牧野に、マネージャーから1通の手紙が手渡される。その送り主は、牧野が幼少時から愛する大スター、新庄剛志だった。送られた手紙を自分で読むという珍しい演出だが、牧野は涙を流しながら手紙を読み上げていく。
「卒業は終わりじゃありません。ここからはまりあちゃんが主役の新しいシーズンです。失敗してもいい。空振りしてもいい。思い切りバットを振ってください。その先には必ずまりあちゃんらしいホームランが待っています」という“新庄つーたん”のエールを胸に、牧野は「今日まで、こんなどうしようもねえ自分を愛してくれて、ありがとう」とつぶやくと、センターステージへと移動し、1人きりでドリーム モーニング娘。の「あっと驚く未来がやってくる!」を歌う。この曲は、モーニング娘。のオーディションに落選し続けていた牧野が「どうしてもモーニング娘。に入りたい!」とオーディションに再チャレンジするきっかけになったという思い入れの強い楽曲で、「卒業するときは必ずこの曲を歌う」と決めていたという。メンバーと合流した牧野は「青空がいつまでも続くような未来であれ!」をさわやかに歌い上げ、2010年のナンバー「ブラボー!」でフィニッシュ。メンバー全員を見送ると、ステージの端から端まで全力疾走し、深々と頭を下げてステージを去った。
初披露された新曲「Lonely...But not Alone」を含む77thシングルは、9月9日に発売予定。これに先駆け、明日6月25日にダウンロード&ストリーミングで配信リリースされる。YouTubeではさっそくミュージックビデオが公開された。
セットリスト
「モーニング娘。'26 コンサートツアー春 - Rays Of Light - Final ~牧野真莉愛 卒業スペシャル~@日本武道館」2026年6月24日 日本武道館
01. THE マンパワー!!!(updated)
02. One・Two・Three(23 Ver.)
03. そうじゃない
04. なんちゃって恋愛
05. 気まぐれプリンセス(23 Ver.)
06. 3. 2. 1 BREAKIN' OUT!
07. Hey! Unfair Baby
08. わがまま 気のまま 愛のジョーク(23 Ver.)
09. ザ☆ピ~ス!(23 Ver.)
10. LOVEマシーン(updated 23 Ver.)
11. そうだ!We're ALIVE(updated 23 Ver.)
12. 恋愛レボリューション21(updated 23 Ver.)
13. Style of my love
14. バイセコー大成功!(オリジナル:プッチモニ)
15. CRAZY ABOUT YOU(オリジナル:ミニモニ。)
16. 雨の降らない星では愛せないだろう?
17. Chu Chu Chu 僕らの未来
18. よしよししてほしいの
19. 私のなんにもわかっちゃない
20. 勇敢なダンス
21. Wake-up Call~目覚めるとき~
22. What is LOVE?(23 Ver.)
23. Fantasyが始まる
24. 私のラミンタッチオーネ(Lamentazione)
25. Are you Happy?
26. 明るく良い子
27. Lonely...But not Alone
28. ENDLESS SKY
<アンコール>
29. あっと驚く未来がやってくる!(オリジナル:ドリーム モーニング娘。)/ 牧野真莉愛
30. 青空がいつまでも続くような未来であれ!
31. ブラボー!


