Awich、CHICO CARLITO、ONE OK ROCK、Paleduskの4組のアーティストによるバンド・YAO(ヤオ)が始動。デビューシングル「777」を7月7日0:00に配信リリースし、同日19:00にYouTubeでミュージックビデオをプレミア公開する。
「YAO」とは
「YAO」は、本来であれば交わることのなかった4組のアーティストが集い、「混ざることで何が生まれるのか」を追求するプロジェクトとして誕生。バンド名は、日本古来の思想である「八百万(ヤオヨロズ)の神々」に由来しており、多様な価値観や存在を受け入れ、共存してきた日本文化の精神を象徴している。
分断や対立が加速する現代において、ロックとヒップホップ、メインストリームとアンダーグラウンドなど、異なる背景や価値観を持つ者同士が違いを抱えたまま共鳴し、違いを尊重し合うことで新たな表現を生み出すことの可能性を音楽で提示したい。そんな思いが、本プロジェクトの根底にある。
きっかけはONE OK ROCKとAwichの競演
「YAO」の構想は、ONE OK ROCKとAwichによるドーム公演での競演をきっかけに生まれた。公演後、Awichのライブパフォーマンスを目の当たりにしたTaka(ONE OK ROCK)がヒップホップカルチャーへの強いリスペクトを抱き、「いつか一緒に音楽を作れたら面白い」という会話を交わしたことがプロジェクトの出発点となった。
そこに、高いラップスキルと独自の存在感でシーンを牽引するCHICO CARLITO、さらにONE OK ROCKが以前からツアーや制作活動をともに行い、次世代のロックシーンを担う存在として信頼を寄せるPaleduskが参加。ジャンルや世代を超えた新たなプロジェクトとしてTaka(ONE OK ROCK)とAwichが中心になって「YAO」が始動した。
プロジェクトの発端には、ヒップホップとロックという異なるカルチャーが交わることで生まれる新たな可能性への期待があった。これまでもジャンルの垣根を越えたコラボレーションは世界中の音楽ファンを魅了してきたが、YAOもまた既存の枠組みにとらわれない新たな表現を目指している。
制作プロセス
制作においてメンバーたちは、「いい楽曲を作る前に、まず人として深く理解し合うことが必要である」という共通認識のもと、何度もミーティングを重ねてきたという。フランス南部での合宿や作曲キャンプをはじめ、食事や対話の時間を共有しながら互いの価値観やバックグラウンドへの理解を深め、アイデアを交換。その積み重ねの中からYAOの音楽は生み出されていった。
バンド名の由来でもある「八百万」の思想には、自分とは異なる存在や価値観を受け入れ、敬意を払うという意味が込められている。YAOが最も大切にしているのは、多様性そのものではなく、その違いに対する感謝とリスペクトであり、それこそがプロジェクトの核となっている。
ミュージックビデオについて
ミュージックビデオの監督は、Awichの数々の作品を手がけてきた堀田英仁が担当。映画作品を思わせる壮大なスケールで撮影された本作は、「YAO」が掲げる世界観を映像として具現化した意欲作となっている。楽曲と映像が一体となって生み出す圧倒的な没入感は、音楽ファンのみならず幅広い視聴者を魅了する内容となっており、「YAO」のデビューを象徴する作品として完成した。


