Hilcrhymeが7月18日に東京・SGC HALL ARIAKEで活動20周年を記念した公演「朱ノ鷺 2026」を開催した。
“歌いたくない”曲もセトリに
こうこうとしたまばゆいライティングの中、ステージに登場したHilcrhymeのTOCは「朱ノ鷺」でライブを開始。序盤から力強いボーカルでオーディエンスの心をつかみ、大きな盛り上がりを作り上げていく。「20年! 長い旅だった」と感慨を漏らしつつ、「今日はパーティだぜ」と告げた彼は、次々とキラーチューンをドロップ。“1MC+1DJ+6Dancers”の形態で活動をしていたデビュー当初を振り返るように、「パーソナルCOLOR」や「ジグソーパズル」は懐かしのミュージックビデオの映像を交えて披露された。さらに、東日本大震災やそれに付随する社会情勢を受けて制作された楽曲で、15年ぶりの披露となった「二〇一一日本ニテ記ス」、TOC自らがピアノでイントロを彩った「Your Smile」と続き、大ヒットナンバー「春夏秋冬」ではオーディエンスの大合唱が会場に響き渡った。
TOCが「歌いたくないけど、歌わないと」と語ってから届けられたのは、ドキュメンタリー風のリリックが特徴の「十二月一日」。彼は現在の1人体制になった2018年のHilcrhyme最大のターニングポイントから目を背けず、赤裸々に歌声を放った。この曲が披露されたからこそ、TOCのMCとしてのアイデンティティが語られたその後のトークや、Hilcrhymeとしてのアティチュードを注いだ「THE MC」「Killer Bars」「大注目」のパフォーマンスに強烈な説得力が宿った。
HY仲宗根泉とのコラボや新曲披露も
ヒルクライマー(Hilcrhymeファンの呼称)から募った写真を用いた映像を交えながらラブソング「ヨリドコロ」「コイゴコロ」を歌ったのち、TOCは「恋愛の神様を呼ぼうかなと思います」と切り出し、スペシャルゲストの仲宗根泉(HY)をステージに招き入れる。MCで軽妙なやりとりを繰り広げて笑いを巻き起こした2人は「事実愛」「千夜一夜」でコラボパフォーマンスを展開し、感情たっぷりに声を重ねた。
そこからライブは重厚なクライマックスへ。観客1人ひとりが灯すスマートフォンのライトが幻想的な光景を描き出した「夜光性」、TOCがステージの天井ギリギリまでリフトアップした「Moments」、未来への新たな決意をにじませた「Hill Climb」を経てライブ本編は幕を閉じた。その後アンコールで「もうバイバイ」「大丈夫」、ダブルアンコールで「ルーズリーフ」と初期シングルが3曲続く。そしてTOCは「新曲いきましょう!」と声を上げると、7月15日にリリースしたばかりの最新曲「美しき日々」を初公開のミュージックビデオをバックにパフォーマンス。さらにラストナンバーとして「喜怒哀楽」を届け、20年のストーリーを濃密にパッケージしたライブを大団円に導いた。終演後にはステージ上のスクリーンを通して、10月より全7公演のライブツアー「ヒルクライム ZEPP TOUR『2026』」が行われることが発表された。
「朱ノ鷺 2026」の模様を有料ライブ配信したローチケ LIVE STREAMINGでは7月26日23:59までアーカイブ配信を実施中。
セットリスト
Hilcrhyme「朱ノ鷺 2026」2026年7月18日 SGC HALL ARIAKE
01. 朱ノ鷺
02. トラヴェルマシン ~ トラヴェルマシン Electro Remix
03. パーソナルCOLOR
04. ジグソーパズル
05. Dancers Anthem
06. NEW DAY, NEW WORLD
07. Changes
08. 二〇一一日本ニテ記ス
09. Your Smile
10. 春夏秋冬
11. Fake City(Instrumental)
12. Lost love song【II】~ Lost love song【III】
13. 十二月一日
14. THE MC
15. Killer Bars
16. 大注目
17. East Area ~ East Area-戒-
18. ヨリドコロ
19. コイゴコロ
20. 事実愛 feat. 仲宗根泉(HY)
21. 千夜一夜 feat. 仲宗根泉(HY)
22. 夜光性
23. Moments
24. Hill Climb
<アンコール>
25. もうバイバイ
26. 大丈夫
<ダブルアンコール>
27. ルーズリーフ
28. 美しき日々
29. 喜怒哀楽
今後の公演情報
ヒルクライム ZEPP TOUR「2026」
2026年10月11日(日)福岡県 Zepp Fukuoka
2026年10月12日(月・祝)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2026年10月31日(土)愛知県 Zepp Nagoya
2026年11月3日(火・祝)東京都 Zepp DiverCity(TOKYO)
2026年12月5日(土)北海道 Zepp Sapporo
2026年12月13日(日)新潟県 新潟テルサ
2026年12月19日(土)神奈川県 KT Zepp Yokohama


