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デラックス×デラックス結成10周年で魅せたダイナミックワンマン、SGCホール有明にカロリー集結

アサガオ(Vo / デラックス×デラックス)(Photo by QB)
8分前2026年07月21日 2:02

デラックス×デラックスが昨日7月20日に東京・SGC HALL ARIAKEで全国ツアー「デラックス×デラックス10th ANNIVERSARY 天晴れ!!和気藹愛ツアー 第一幕」の千秋楽を迎えた。

ようこそ!デラデラワールドへ

沖縄で結成され、2016年の初ライブから地道に、かつ情熱的に活動を続けてきたデラックス×デラックス(通称:デラデラ)。アサガオ(Vo)、スイレン(G)、スズラン(B)、サクラ(Dr)のバンド隊4名に、パフォーマーである“SP”のコク、シダ、ラシを加えた7人体制で、歌謡曲をベースとした独自のパフォーマンスを磨き上げてきた。バンドメンバーの総体重は555kg超という圧倒的なスケール感だ。活動10周年の節目に彼らが選んだ舞台は、グループ史上最大規模のキャパシティを誇るSGC HALL ARIAKE。会場には“カロリー”と称される、多くのデラデラファンが詰めかけた。なおファンクラブ会員を“ハイカロリー”、ファン同士のことを“カロリーメイト”と呼ぶそうだ。

和の情緒漂うSEが流れる中、メンバーが次々と登場。番傘を差し、雅なる足取りで現れたアサガオが「“おまんたせ”いたしましたー!」と第一声を放つと、「飼いならされたいの」でライブの幕が上がる。アサガオの圧倒的な声量と存在感が、広いホールを隅々まで瞬時に支配。上手では真っ赤な衣装のスイレンがギターをワイルドにかき鳴らし、下手では純白の衣装に身を包んだスズランが優雅な運指で重低音を刻む。ステージ奥ではサクラが巨体を揺らしてタイトなビートを刻み、その間をSPがキレのあるダンスで彩った。視覚、聴覚ともに情報量の多い、デラデラならではの濃密な空間が構築されていった。ライブ中盤、アサガオは「あたしが20歳のときからなので、まるまる20代はデラデラでした。不思議な人生!」と10年間を振り返る。沖縄から上京して3年半、遠く離れた大切な人への思いを込めた「ヨバナシのテーマ」では、パワフルな歌声の中に繊細な情感を滲ませ、観客を魅了。一部楽曲ではデラデラと同郷のダンサーユニット・NeIROも参加し、総勢9名によるパフォーマンスが繰り広げられた。

喉を潤す“ステージチキン”とおいしい“ステージメロンパン”

またデラデラの真骨頂の1つと言えるのが、往年のヒット曲のカバーだ。シティポップからメタルまで幅広いカバー範囲を持つデラデラが、SGC HALL ARIAKE公演でセレクトしたのは、昭和、平成を行き来するダンサブルなポップスの数々。「LOVEマシーン」「ダンシング・ヒーロー」「どうにもとまらない」では、原曲へのリスペクトを込めつつも、ヘビーなバンドアレンジとダイナミックなダンスで場内を“デラデラ色”に染め上げた。

ステージには、ステージドリンクのほか、おなじみだという喉を潤すための“ステージチキン”、さらに東京・月島のメロンパン専門店・久栄のメロンパンも並ぶ。「んまーい!」と喜んだアサガオは、「みんな食べてほしいです。こういうご当地のおいしいものをいただきながら全国を回って、大きくなっております我々。移動ばっかりしてちゃ痩せちゃうでしょ? カロリー摂取が大事なんです」と語った。

アコースティックコーナーでは「スイートメモリー」がしっとりと届けられたあと、アップテンポな「め組のひと」へ。アサガオはこのコーナーで座っていた観客たちに「あんたたち立ちなさいよ! この情熱的なギターを聴いて!」と呼びかけ、再び場内を熱いライブ空間へと誘った。そんな流れから通常のバンド編成に戻ったデラデラは、和風ロックのインストナンバー「KAMIWAZA」を演奏し、「あっぱれ」「日本一」のコール&レスポンスをオーディエンスと楽しんだ。ライブ終盤、デラデラは新曲「魂(マブイ)ぬ花」や、和テイストで攻める華やかな最新リリース曲「キンレンカ」を投下。10年を経てなお進化を続ける彼らの現在地を示し、最後は「セクシー★ダイナマイト」で会場一体となる大合唱を巻き起こした。

大団円の“第一幕”を終え、7月26日から“第二幕”へ

この日のアンコールは2度あり、ダブルアンコールでアサガオは、自身の胸中を吐露。「ずっと自信がなかった私が、こうやって自分のこと大好きになるなんてね。私が歌うからこそ、誰かが明日踏ん張れると信じて歌ってます」。20代のすべてを捧げ、コンプレックスを武器に変えてきたアサガオの言葉は、10年という歳月の重みを感じさせる。そして7人は、ラストナンバー「一夜一夜に人見頃」を全力でパフォーマンスし、「待ち合わせ場所はデラデラの音楽が鳴る場所! 10年間ありがとう!」と再会を誓った。

有明で自身最大規模のワンマンを終えたデラデラの歩みは止まらない。7月26日からは、本ツアーの“第二幕”が幕を開ける。日本武道館、東京ドーム、紅白歌合戦、海外進出といった大きな夢を掲げるデラックス×デラックスの今後の活動に弾みをつける形で、ライブは大団円を迎えた。

セットリスト

「デラックス×デラックス10th ANNIVERSARY 天晴れ!!和気藹愛ツアー 第一幕」2026年7月20日 SGC HALL ARIAKE

SE. MEITEN
01. 飼いならされたいの
02. ブラックキャット・スウィング
03. かもめが翔んだ日
04. エンドレスダンスホールナイト
05. ヨバナシのテーマ
06. ラララブラ
07. LOVEマシーン
08. エバビバ
09. サウスポー
10. ダンシング・ヒーロー
11. どうにもとまらない
12. スイートメモリー
13. め組のひと
14. KAMIWAZA
15. 魂(マブイ)ぬ花
16. キンレンカ
17. ダイナミック琉球
18. ギギギギルティ
19. オニサンコチラ
20. セクシー★ダイナマイト
<アンコール>
SE. GAISEN
21. 恋してよDISCO
22. シーヤ!!!
<アンコール2>
23. 一夜一夜に人見頃

公演情報

デラックス×デラックス10th ANNIVERSARY 天晴れ!!和気藹愛ツアー 第二幕

2026年7月26日(日)長野県 NAGANO CLUB JUNK BOX
2026年8月22日(土)熊本県 熊本B.9 V2
2026年8月23日(日)福岡県 DRUM LOGOS
2026年9月12日(土)鳥取県 米子AZTiC laughs
2026年9月13日(日)岡山県 CRAZYMAMA KINGDOM
2026年9月19日(土)茨城県 mito LIGHT HOUSE
2026年9月26日(土)大阪府 NHK大阪ホール
2026年11月14日(土)高知県 X-pt.
2026年11月15日(日)香川県 高松MONSTER
2026年11月22日(日)愛知県 名古屋ReNY limited
2026年11月23日(月・祝)滋賀県 滋賀U★STONE
2026年12月12日(土)沖縄県 沖縄コンベンションセンター劇場棟

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