本日7月22日リリースの矢野顕子のニューアルバム「生きものたちへ」より、収録曲「YOU ARE SPECIAL TO ME feat. 松たか子」のミュージックビデオがYouTubeにて公開された。
「YOU ARE SPECIAL TO ME feat. 松たか子」は宇宙飛行士の野口聡一とその家族との交流から生まれた楽曲。このたび公開されたMVには矢野による演奏シーンが収められている。
「生きものたちへ」はNHK Eテレ「ねほりんぱほりん」のテーマソングとして書き下ろされた「生きものたちへ」、野球をテーマにした「LIFETIME BASEBALL」をはじめとする全8曲を収録した作品。アルバムの発売と矢野のソロデビュー50周年を記念して、アルバムに参加した糸井重里、野口聡一、松たか子からのコメントも到着した。
糸井重里 コメント
太さと敬意。
たぶん、渋谷公会堂でやった最初の大きなコンサートを、ぼくはおぼえている。褒め言葉としては「物怖じしない」ということになるかなぁ。デビューってことは、新人だっていうことじゃないですか、多少はおどおどしていてもおかしくはないはずだ。それなのにほんとに自信にあふれていたんだよ、まだまだ若いし、どれほどのもんじゃい、太てぇ野郎だと反発さえ感じたわけですよ。そこから、ずうっと、太いです。野郎ではないですが。一貫して太い。矢野顕子本体をそのまま出して文句は言わせないぜ、という芯の通った太さが、自然のままなのだとよくわかりました。なにせ50年間、見てきましたから。太い矢野という大樹にとまる蝉のようにね、おつきあいをしてきましたが。この太い樹木は、意外にも、森羅万象に対しての「敬意」というものを持っているんですよね。
上だ下だ外だ内だ老だ若だとか、ことさらに分けることもせず、みんなを少し「敬している」のがわかるんです。そこんところが、いいんです。蝉のあたしなんかにでも、ラーメンのネギに対するくらいの「敬意」を持ってくれているので、あんがい気持ちがいいんです。つまりは、その「太さ」に「敬意」があるせいで、総合的に「いいやつ」なんですよね。書いてて思ったけど、そんなの最高じゃないですか、いいな、矢野顕子。うらやましいぞ。
今回の「DO YOU LOVE ME」は、聴けばわかるとおり、「愛されたいよねぇ、おれたち」と、しみじみ図々しくお願いする曲です。いまのままで十分だよ、と愛されたい。そういうほんとのこころを、太く歌ってます。そしてもちろん、愛してくれる人への、そしてじぶん自身への「敬意」がそこにあるんですよね。
野口聡一 コメント
顕子さん、ソロデビュー50周年、そしてニューアルバム「生きものたちへ」のリリース、誠におめでとうございます! 顕子さんとは、音楽界、いや芸能界きっての’'宇宙Buddy’'としてこれまでもいろいろとコラボさせていただき、ありがとうございます。
今回は私の家族と顕子さんのコラボ作品である「うちゅうから」と「THREE ROCKETS」と「YOU ARE SPECIAL TO ME feat.松たか子」の3曲が収められております。宇宙飛行という大冒険を支える立場からの曲で、宇宙飛行士としては家族のありがたみがぎゅっと詰まっている作品だと思います。素敵に仕上げてくれた顕子さんにも大感謝!です。
これからも、宇宙ネタで盛り上がりましょうねーーー
Godspeed, Akiko!
松たか子 コメント
矢野さんの言葉やメロディは、いつも優しいなぁと思う。
愛がある。そして、優しいことは強いな、と思わせてくれる。
確かなものが必ず、ある。


