フィッシュマンズとスキンケアライフスタイルブランド・OSAJIのコラボアイテムが、9月29日より数量限定で発売される。
今回のコラボアイテムは、フィッシュマンズが1996年10月に発表したアルバム「LONG SEASON」のリリース30周年を記念して企画されたもの。茂木欣一(Dr, Vo)のインスピレーションに基づき、OSAJIブランドディレクターの茂田正和を中心とした調香師チームが香りを開発した。何度も繰り返し楽曲を聴きながら、1つの楽曲の中に存在するそれぞれの季節とさまざまな情景に、香りを組み込んでいったという。
商品はオードトワレとスティックインセンスが用意され、それぞれ「Melt(溶け始める)」「Float(浮遊する)」「Echo(残響)」「Dissolve(境界が溶けていく)」という4つのテーマで展開される。アートワークおよびパッケージデザインは木村豊が手がけた。商品はOSAJI公式オンラインショップのほか、後述のライブや写真展の会場で販売される。
本商品の発売を記念して、9月29日に東京・ADRIFTで茂木欣一による“叩き語り”ライブ「OSAJI presents 『LONG SEASON SHOWCASE』」が開催される。茂木欣一の「1人でもライブをやるということに挑戦したい!」というアイデアから、フィッシュマンズにとって前例のない新たなステージが実現する。当日はDJとして川辺ヒロシ(TOKYO No.1 SOUL SET)も出演。チケットは8月5日10:00よりイープラスにて200名限定で販売される。
さらに10月14日から25日にかけて、京都・お匙 京都にてフィッシュマンズの作品ジャケットやアーティスト写真を撮影してきた茂木綾子の特別写真展が開催される。最終日の10月25日には茂木綾子、茂木欣一、茂田正和によるトークイベントも行われる。
OSAJI × フィッシュマンズ「LONG SEASON」30周年企画コラボレーション商品
・The Scent of "LONG SEASON" – Water Drop Collection(コンプリートボックス)
オードトワレ4種 各10mL / スティックインセンス4種 各15本入り:19800円(税込)
※茂木欣一 直筆サイン入りステッカー付き
・The Scent of LONG SEASON - Eau de Toilette(オードトワレ)
Melt / Float / Echo / Dissolve 各10mL:3850円(税込)
・The Scent of LONG SEASON - Stick Incense(スティックインセンス)
Melt / Float / Echo / Dissolve 各15本入り:2750円(税込)
OSAJI presents "LONG SEASON SHOWCASE"
2026年9月29日(火)東京都 下北沢ADRIFT
<出演者>
LIVE:フィッシュマンズ(茂木欣一 叩き語り)
DJ:川辺ヒロシ(TOKYO No.1 SOUL SET)
茂木綾子 特別写真展
2026年10月14日(水)~10月25日(日)京都府 お匙 京都
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜
トークイベント
2026年10月25日(日)京都府 お匙 京都
<出演者>
茂木綾子 / 茂木欣一/ 茂田正和
コメント
茂木欣一
OSAJI × フィッシュマンズ「LONG SEASON」30周年企画について
楽曲「LONG SEASON」の歌詞の中には“口ずさむ歌はなんだい、思い出すことはなんだい”という一節があるのですが、僕はこの曲を演奏したり聴いたりしてる最中、ある夏の日の花火大会のことや、片思いした人と川沿いを歩いてた時に吹いた風のことだったりを、ふと思い出したりします。「音」がそのようなことを呼び覚ます、そんな瞬間が何よりも大好きです。
楽曲のリリースから30年。今回OSAJIさんが取り組んでくださった「香り」を感じるとき、自分が過ごしてきた季節から思い出すことは一体何だろう? それを想像すると、とってもとってもワクワクします。そしてもちろん、香りにただただ身を委ねてリラックスしたいですね!!
このようなプロダクトが実現したことを、心から嬉しく思っています。どうもありがとう。
記念ライブ「OSAJI presents "LONG SEASON SHOWCASE"」に寄せて
弾き語りっていいよなって、昔からずっと思っていました。好きなタイミングで好きなように表現をする。ただ僕はギターは弾けずエアギター専門なので諦めていたのですが、そんなある日「だったら叩き語ったらいいんじゃない?」と閃いたのです。ドラムを叩き、歌ったり声を使ったりサンプラーを駆使したりして、何だかいろんな表現が出来そうだなと。
今回この機会に、自分が届けたい自由な表現で「LONG SEASON」の演奏に一人でチャレンジしてみることにしました。これを書いてる時点で全貌は見えていませんが、歩みを進めた先に生まれるであろう未知の世界を楽しみに、そして楽しんでもらえるように準備します。
「LONG SEASON」の新たな香りに加えてもらえるように頑張ります!!どうぞヨロシク。
茂田正和(OSAJIブランドディレクター)コメント
僕がまだ高校生だった1996年、「LONG SEASON」はリリースされました。35分で1曲のアルバムという、交響曲を彷彿とさせるその構成に鮮烈な印象を受けたことを今でも覚えています。この作品が国内外を問わず、幅広い世代から愛され続けているのは、ポップスという枠組みでありながらもジャンルの例えようがない、「唯一無二のサウンド」がもたらす普遍性ゆえなのだと思います。
90年代後半の日本の音楽シーンは、一歩街へ出てレコード屋に足を運べば、見たことも聴いたこともない音楽で溢れ、新しいものや実験的なものを求める人たちの熱気に包まれていました。音楽に限らず、あらゆるカルチャーにおいて多種多様な個性が存在し、それぞれが独自の生きる道を持っていました。それはまるで、さまざまな個性的植物によって育まれる「妖艶で美しい幻想の森」のような世界でした。あの時代には、その熱量が確かに存在していたのです。
あの頃はよかった、と懐古的な思いに浸りたいわけではありません。ただ、過去の記憶の断片を今に投影することで、未来が面白くなるきっかけが生まれるのではないか。そう思ったのです。
個性に蓋をし、コモディティ(同質化)を美徳としてきた2000年以降の数十年間、息苦しさを感じてきた人は多いのではないでしょうか。かくいう僕もその一人です。
個性的な人が、個性的なままでいられる未来を一緒に描く。その輪がここから広がっていくことを願いながら、30年経った今も鮮やかに響く「LONG SEASON」を、香りのコラボレーションという新たな形を通して、改めて多くの方にお届けできることを嬉しく思っています。
木村豊(アートディレクター)コメント
「LONG SEASON」を聴くという行為は、音楽に耳を傾けるというより、「その音響空間に身を浸す」という感覚に近いです。そこにOSAJIの香りが加わることで、耳から入る音の波動と、香りの粒子がシンクロするのではないでしょうか。


