堂本光一と井上芳雄がホストを務める日本ミュージカル界初のアリーナツアー「New HISTORY COMING ARENA LIVE -The Imperial Theatre Symphony」が昨日8月7日に東京・東京ガーデンシアターで開幕。これに先駆けて、キャストによる会見と公開ゲネプロが行われた。
帝国劇場の歴史と未来をつなぐ
「New HISTORY COMING ARENA LIVE -The Imperial Theatre Symphony」、通称「帝コン」(ミカドコン)は、1966年にオープンし、昨年2月をもって建て替えのため休館している帝国劇場の歴史と未来をつなぐプロジェクト。2000年に帝国劇場に初めて立ち、数々の舞台で主演を務めてきた堂本と井上がホストとなり、華やかなエンタテインメントをライブとして届けている。
アリーナツアーの舞台となるのは東京ガーデンシアター、東京・東京国際フォーラム ホールA、北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる、兵庫・GLION ARENA KOBE、福岡・北九州メッセの5会場。レギュラーメンバーには島田歌穂、平原綾香、ソニン、佐藤隆紀(LE VELVETS)、桜井玲香、岡宮来夢が名を連ねている。さらに東京公演と兵庫公演には石丸幹二も参加。東京ガーデンシアター公演には市村正親、東京国際フォーラム公演には伊礼彼方、北海道立総合体育センター 北海きたえーる公演には氷川きよし、GLION ARENA KOBE公演には城田優、北九州メッセ公演には吉原光夫がゲスト出演する。キャスト陣は19人のシンガーズ&ダンサーズ、30人のフルオーケストラとともに、新たな帝国劇場へとつながるツアーを華々しく彩る。
ルーツを追うようなコーナーも
開幕会見には堂本と井上をはじめ、島田、平原、ソニン、佐藤、桜井、岡宮、石丸の9人が登場した。ベールに包まれた「帝コン」のゲネプロを前に、堂本が「どんなコンサートになるのかわかりません!」と切り出すと、井上が「まだわかりませんか?」とすぐさまツッコミを入れる。続けて、堂本は「ミュージカルのナンバーをやらせていただくんですけど、注目ポイントとしては、我々のルーツを追うようなコーナーもあり、ミュージカルが好きな方もそうじゃない方も楽しんでいただけると思います」と胸を張って語る。井上は「今までやったことのないタイプのコンサートです。豪華なセットや特殊効果もありますし、『エリザベート』と『Endless SHOCK』を15分ずつのダイジェストにまとめたコーナーがあって、チケット代的にはお得なんじゃないかと思います」と見どころを述べた。
平原綾香とソニン「なんでやねん!」
リハーサルに入るまで「帝コン」の全貌が見えていなかったというキャスト陣。平原は「『Jupiter』を歌ってほしいと言われたときは『なんでやねん!』と思って。帝国劇場でやってなかった演目をやると言われたときも『なんでやねん』と思いました(笑)。でも、リハーサルをしてみると納得できたんです。私にとって“帝劇クルーズ”が出航することをうれしく思います」と軽妙にトークする。ソニンも「私も打ち合わせで『カレーライスの女』を歌ってほしいと言われて『なんでやねん!』って。帝劇はもちろん建物ですけど、人々の歴史でもあり、ミュージカルの歴史でもあるんだなっていうことを、このコンサートでお客様に感じていただけるんじゃないかと思います」と平原の発言に共感しつつ、「帝コン」をアピールした。
帝劇は今までもこれからも憧れの場所
乃木坂46を卒業してもうすぐ7年が経つ桜井は「乃木坂46でアリーナツアーを回らせていただいたことがあるんですけど、それ以来のアリーナライブなのでうれしいです。ミュージカルがかけ合わさっていて、私が経験してきたライブとは別物みたいな感覚があるので、緊張感もあります。帝劇は今までもこれからも憧れの場所なんです。私は一生関わることがないんだろうなと思う曲にも参加させていただいて、レジェンドの皆さんとデュエットさせていただけて……最初で最後かもしれないです」と恐縮した様子。井上が「そんなことないでしょ! なんでそんな恐る恐るしゃべってるの? 諸先輩方の圧がすごいんですかね?」と島田、平原、ソニンという女性陣を見ると、桜井は「そんなことないです! 楽しくやらせていただいております」と強く否定した。
ツアーの各会場には「令和8年熊本地震災害義援金」の募金箱が設置されている。堂本は「熊本のほうで苦労されている方がたくさんいらっしゃると思うんです。そんな中、自分たちにできることは何か、個人としてもできることがあれば協力していきたい所存です。会場に募金箱を置いてますので、ご無理のない形でぜひとも協力いただけたらと思います。我々はステージから元気を届けます」と真剣な眼差しで意気込みを語った。
ルーツメドレーで披露したのは
イスや看板など帝国劇場で実際に使用されていた歴史のある品々が並ぶステージ。ゲネプロでは、帝劇を代表する舞台「エリザベート」のメドレー、「Endless SHOCK」のメドレー、「チャーリーとチョコレート工場」の楽曲など多彩なナンバーが本番のような高い熱量で届けられる。キャストのルーツをたどるメドレーでは、堂本が自身のソロ曲「The beginning of the World」、井上が浦井健治、山崎育三郎とのユニット・StarSの楽曲「Gleam」、平原がデビュー曲「Jupiter」、ソニンが「カレーライスの女」、桜井がかつて所属していた乃木坂46の楽曲「命は美しい」を披露した。なお「帝コン」は9月6日に福岡・北九州メッセでフィナーレを迎える。
公演スケジュール
New HISTORY COMING ARENA LIVE -The Imperial Theatre Symphony(※終了文は割愛)
2026年8月8日(土)~8月9日(日)東京都 東京ガーデンシアター
2026年8月13日(木)~8月14日(金)東京都 東京国際フォーラム ホールA
2026年8月20日(木)北海道 北海道立総合体育センター 北海きたえーる
2026年8月28日(金)~8月30日(日)兵庫県 GLION ARENA KOBE
2026年9月5日(土)~9月6日(日)福岡県 北九州メッセ


