Kis-My-Ft2がデビュー15周年記念日である昨日8月10日にデビュー15周年ツアー「Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2026 fan IS ・・・・・・」の神奈川・横浜アリーナ公演を開催した。
“fanくん”が導いた15年の物語
今年デビュー15周年を迎えたキスマイは、デビューを知らされた記念日である2月12日の“茶封筒の日”より毎月新曲をリリース。ツアーで全国9都市を回り、15年分の感謝の思いを込めて新曲やファンに長く愛されてきたナンバーを披露している。本ツアーにはキスマイを見守り続けてきたファンの代表として、スペシャルナビゲーター“fanくん”が登場。fanくんは記憶をたどりながら、15年の物語へとオーディエンスを導いた。この記事では演出や曲名など一部ネタバレに関する記述があるので、以降の公演に参加予定の人はご注意を。
キスマイ初の試みのコーナー
オープニングでスクリーンに映し出されたのは、fanくんが大切に保管してきた、キスマイがファンとともに歩んできた15年の軌跡。懐かしい記憶の数々が詰まった映像が終わると、巨大なLEDモニターが大きく開き、その中から黒の衣装に身を包んだメンバーが登場した。ライブの幕開けを飾ったナンバーは、昨年12月31日に配信リリースされた「SILENCE」。8名のダンサーを引き連れたキスマイは、ブルーのレーザーライトに彩られながらクールなパフォーマンスを繰り広げて会場を大きく沸かせた。
大きな爆発音が轟いてスタートした「FOLLOW」では約930発の激しい炎が上がる中、二階堂高嗣が華麗にバク転を決めて歓声を浴びる。さらにメンバーは「Kiss魂」でトロッコに乗ってオーディエンスの近くまで訪れたあと、ミラーボールが設置されたバックステージで「Up&Down and Up&Down, Yo Dance!」をグルーヴ感たっぷりにパフォーマンスした。「C'monova」では会場に散らばった6人がそれぞれリフターに乗り、スタンド席の目線まで上昇して熱い歌声を届ける。そして柔らかな素材を使用したシックな衣装にチェンジしたメンバーは、今年4月リリースの和のテイストが漂うナンバー「HEARTLOUD」を赤を基調とした世界観の中でつややかに歌い踊った。
ライブ中盤にはオーディエンスのスマートフォンによるリアルタイム投票でセットリストが決定するという、キスマイ初の試みのコーナーが設けられた。オーディエンスはQRコードを読み取り、画面に表示された3パターンのセットリストの中から1つをセレクト。メンバーは最も獲得票数が多かったセットリストで、ユニット曲を含む6曲を披露した。衣装は過去ライブで使用した5パターンの中からメンバーがランダムで選択。この日デビュー15周年を記念して再録バージョンを配信リリースしたジュニア時代からの人気曲「祈り」もエモーショナルに歌い上げた。
キスマイ名物の“特効祭り”
この日デビュー15周年記念日を迎え、宮田俊哉は「皆さんがいなかったら僕らもステージに立つことはできません。15年という年月をアイドルとして歩み続けることができているのは皆さんのおかげです。本当にいつも感謝しております!」とファンに感謝の思いを伝えた。藤ヶ谷太輔は「今はお昼すぎくらいだから、15年前の今頃は、ちょうどオープンカーが出発したくらいだね」と真っ白なタキシード姿で真っ赤なオープンカーに乗って恵比寿ガーデンプレイスに登場したデビューイベントの話を切り出す。メンバーは発注ミスでデビュー日にメイク担当者が不在だったことや、近くのホテルのウエディング専門の人を呼んでメイクをしてもらった思い出を懐かしそうに話した。
「みんなで『おめでとう』と『ありがとう』を言い合えたらいいよね、という思いを込めて作った楽曲です」という宮田の曲振りを経て、メンバーが結成日の7月26日に配信リリースした新曲「HB2U」を歌おうとすると、デビュー記念日を祝してサプライズでケーキがステージに登場。オーディエンスの「Happy Birthday!」の掛け声を合図に6人がケーキに向かって息を吹きかけたのち、祝祭感あふれる歌が届けられた。
スパンコールがちりばめられたグレーの衣装に着替えた6人は、現在ABCテレビ・テレビ朝日系で放送されている玉森裕太主演のドラマ「マイ・フィクション」の主題歌「My Affection」を披露。大切な人を思う温かな愛情をまっすぐに表現したあと、スタンドマイクでミディアムバラード曲「Luv Bias」をたおやかに歌い上げる。かねてより横尾渉が一番好きな曲だと主張し続けてきた「タナゴコロ」では、砂絵仕立てのストーリームービーとともに優しい世界観が生み出された。
ライブ後半にはメンバーが1人ずつステージや花道を歩くファッションショー風の演出を経て、マッシュアップコーナーがスタート。6人は「A.D.D.I.C.T.」や「PSYCHO」など歴代のライブで人気を博してきたアッパーチューンを次々と熱唱した。そして彼らは6月に配信リリースしたオーケストラとEDMがアグレッシブに融合する楽曲「King King」へ。1530発の炎が吹き上がるキスマイ名物の“特効祭り”で迫力のあるステージを繰り広げた。
終演後に伝えられた“未来情報”
アンコールを求める声に呼ばれて再びステージに現れたキスマイは、メジャーデビューが告げられた記念日の2月12日である“茶封筒の日”に配信リリースした「UNISON」を歌唱。ファンが掲げる白いペンライトの光に彩られながら、15年間の歩みを胸に刻み込むように、これまでリリースしてきた楽曲のタイトルやキーワードが織り込まれた大切なナンバーを届けた。最後には15年前にリリースしたデビューシングル曲「Everybody Go」をパフォーマンス。ファンの愛情のこもった盛大な「キスマイGo!」コールに包まれながら、6人は笑顔でデビュー記念日のライブを終えた。
ライブ終了後、fanくんから告げられたのは「私のデータにはまだ皆さまにお伝えしていない、未来情報が残っています。お手元のスマートフォンをご用意ください。これから皆さまの端末にデータを送信します」という言葉。オーディエンスのスマートフォンには12月に大阪・京セラドーム大阪、2027年2月に東京・東京ドームでライブ「Kis-My-Ft2 DOME TOUR 2026-2027 fan IS・・・・・・」が行われるというメールが届いており、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。
このツアーは9月19、20日の新潟・朱鷺メッセ・新潟コンベンションセンターまで続く。


