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愛美「夢のような時間」自主企画ツーマンで相羽あいなと実現させた“最高の試合”

左から愛美、相羽あいな。(撮影:高田真希子)
6分前2026年08月14日 10:05

愛美の自主企画ツーマンライブ「AIMI Presents 2MAN LIVE SHOW『A-GAME』」が、8月8日と9日に東京・ヒューリックホール東京で行われた。この記事では相羽あいなをゲストに迎えた9日公演の模様をレポートする。

愛美たっての希望で実現した初のツーマンライブ企画は、彼女と同様に幅広い活動を展開する盟友との対バン公演に。初日のゲストである田所あずさも含め、出演者全員の名前が「あ」で始まることから「A-GAME」と銘打たれた。2日目公演も初日同様に有馬孝幸(G)、小川悠斗(B)、森田龍之助(Dr)、ジョー(Key)からなる愛美バンドがすべての演奏を担当。“ベストバウト”や“最善を尽くす”といった意味を持つライブタイトル通りの“名勝負”がこの日も展開された。

問答無用のハードパンチで観客を熱狂させた相羽あいな

初日公演と同様に金網デスマッチテイストの装飾が施されたステージに、ヒョウ柄の衣装をまとった相羽が勇ましく姿を現すと、プロレス経験者ならではの特有のオーラと佇まいが殺伐とした舞台美術との絶妙なハーモニーを奏で、たちまちステージビジュアルの説得力を倍加させた。アニメ「多数欠」2クール目エンディングテーマのマイナーピアノロック「REASONS」でクールかつアグレッシブにライブの幕開けを飾った相羽は、持ち前の鋭く輝く歌声で瞬く間にオーディエンスの耳と心を奪い去る。さらに女子プロレス団体「スターダム」の2020年団体テーマソング「Beauty or Beast」、かつてPoppin'Party×湊友希那としてもカバーしたAKINO from bless4「創聖のアクエリオン」を立て続けに投下。状況を飲み込む前に次なるハードパンチが加えられる問答無用のセットリストで、知らず知らずのうちに熱狂させられているオーディエンスがフロアの大半を占めるに至った。

さらなる追撃は、ホストである愛美を呼び込んでコラボレーションした「Lead the way」だ。テレビアニメ「カードファイト!! ヴァンガード(新右衛門編)」オープニングテーマが2人のツインボーカルによって届けられ、初日公演で愛美が田所あずさとのコンビネーションで披露した“クロスマイク”演出に挑むシーンも。鬼気迫る歌声の応酬が猛々しい楽曲世界を加速させ、フロアを真っ赤に染め上げたペンライト光を激しく揺動させる。ラストは愛美と相羽が背中合わせでポーズを決め、観客を色めき立たせた。

続くMCでは、「愛美と相羽がおったらそこはもう大阪や」とでも言わんばかりの高濃度な関西弁トークが小気味よく展開。ステージ上では「 BanG Dream! 」の“戸山香澄と湊友希那”として並び立つ機会が圧倒的に多い2人だけに、“愛美と相羽あいな”として共演できた喜びをしみじみと噛みしめる。さらに先ほどのコラボパフォーマンスについて、相羽が「クロスマイクの形、変じゃなかった? あいみん(愛美)の腕が逆やった」と指摘すると、「ホンマや!」と目を丸くする愛美。のちほどアンコールで改めてやり直す意向が伝えられ、ライブ序盤にして早くもアンコールの実施が確定した。

そして相羽は軽快なミディアムディスコポップ「センスオブワンダー」、「S.T.D.M.」を経て、仕上げとばかりに「僕だけの地平線」を投下し、タオル回しとシンガロングを誘発。先攻・相羽のステージは、にぎにぎしく華やかにその幕を下ろした。

新曲初披露やクロスマイク成功で歓声を浴びた愛美

後攻・愛美の攻撃は、「ドラマチック逃避行」「HELP」、そしてライブ定番曲「ザ・センセーション」と、初日公演と同様の打順で幕を開けた。そんな盤石の上位打線に続く“4番打者”として用意された楽曲は、キュートな振付が会場全体でシンクロするポップなピアノロック歌謡「オネシャス!」。先ほど熱狂のステージを締めくくったばかりの相羽を再びステージに呼び戻し、2人のコラボレーションで楽曲を届けた。

「あいあい(相羽)に歌ってほしかったんよ、この曲」と満足そうな笑みを浮かべた愛美は、「めっちゃぴったりじゃない?」と客席に同意を求めて盛大な喝采を浴びる。その「オネシャス!」がホーンセクションをフィーチャーした楽曲であることから、2人の数多い共通点の1つ、吹奏楽部の話題に波及。愛美はテナーサックス、相羽はアルトサックスの経験があり、さらに愛美がかねてよりSNS上で“女性声優ブラスバンド部”構想を温めてきた件に触れると、2人は「老後の楽しみやな」と夢を膨らませた。さらに愛美は相羽の知られざる“乙女”な一面を追及し始め、「それ、くどはる(工藤晴香)にも言われんねんなー」とのリアクションを引き出して会場を笑いに包み込んだ。

そんな相羽とのほっこりトークを終えたのち、愛美はおもむろにフライングVを抱えて新曲「AIM STAR」を初披露。10月リリース予定のEPに収録されるタイトル曲であり、シンボリックなコーラスパートを含む疾走感あふれるストレートなマイナーチューンだ。イントロで愛美が「歌って!」と呼びかけると、大多数のオーディエンスたちは類いまれな対応力を発揮してその要求に見事応えてみせた。そして愛美はギターをSGに持ち替え、「LIVE for LIFE ~狼たちの夜~」と「AthisCode」を畳みかけて本編を大々的に締めくくったのち、アンコールでは赤地に黒いトラ柄模様が刻まれたランダムスターを装備して登場。相羽とのツインボーカル体制でPoppin'Party「ティアドロップス」を披露し、客席に爆発的な興奮を巻き起こした。なお、バックバンドの有馬孝幸(G)もこの日のアンコール以降はランダムスターをチョイス。ツインランダムスターというレアな絵面が完成した。

「こんな夢のような時間があるのかと」と改めて感慨にふける愛美は、「いい友達を持ったなって」と曇りのない笑みでつぶやく。相羽と握手&ハグを交わして喝采を起こしたのち、「ほないくで」とラストナンバー「メリトクラシー」へなだれ込んだ。懸念していたクロスマイクを無事成功させたほか、「ジャンプ禁止の会場だから」という理由で愛美が提案した“ジャンプのタイミングでみんなでしゃがむ”作戦も実行。すべて滞りなく遂行され、愛美は清々しい表情で「最高の試合でした!」と相羽やバンドメンバー、会場のファンにねぎらいの言葉を送った。

セットリスト

「AIMI Presents 2MAN LIVE SHOW『A-GAME』」2026年8月9日 ヒューリックホール東京

01. REASONS / 相羽あいな
02. Beauty or Beast / 相羽あいな
03. 創聖のアクエリオン / 相羽あいな
04. Lead the way / 愛美・相羽あいな
05. センスオブワンダー / 相羽あいな
06. S.T.D.M. / 相羽あいな
07. 僕だけの地平線 / 相羽あいな
08. ドラマチック逃避行 / 愛美
09. HELP / 愛美
10. ザ・センセーション / 愛美
11. オネシャス! / 愛美・相羽あいな
12. AIM STAR / 愛美
13. LIVE for LIFE ~狼たちの夜~ / 愛美
14. AthisCode / 愛美
<アンコール>
15. ティアドロップス / 愛美・相羽あいな
16. メリトクラシー / 愛美・相羽あいな

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