A.B.C-Z主催のライブイベント「A.B.C-Z CONNECTION Vol.2」が8月19日に大阪・グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)、29、30日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで開催された。この記事では昨日30日に行われたファイナル公演の模様をレポートする。
「A.B.C-Z CONNECTION」は2025年に純烈とBREAKERZをゲストに迎え、神奈川で初開催されたツーマンライブ企画。メンバー発案によるライブタイトル「CONNECTION」には「自分たちが今までつながりのなかったアーティスト、ジャンルなどとつながる」という思いが込められている。大阪会場を加えてツアー形式で実施された第2弾には、1日目にZiDol、2日目に新浜レオン、3日目に大黒摩季という、A.B.C-Zとは異なるスタイルでエンタテインメントを届ける3組がゲスト出演した。最終日のゲストの大黒には、A.B.C-Zに2022年発表のシングル曲「#IMA」と2023年発表の1st EP「5 STARS」収録曲「オリジナルストーリー」を提供してもらった縁からオファー。2024年に大黒主催のチャリティライブで初共演した2組は、今回2度目の共演を果たした。
大黒摩季
大歓声を浴びながらステージ上段に姿を現した大黒は「パシフィコ横浜よ! 熱くなれ!」と叫び、代表曲の1つ「熱くなれ」でライブの幕を開ける。生バンドの力強いサウンドに乗せて貫禄のある歌声を響かせ、早くも会場の温度を一気に引き上げた。さらに大黒は「DA・KA・RA」「チョット」といったヒットチューンを惜しみなく連投。そして「夏が来る」を情熱的に歌い上げ、場内に夏のムードをもたらした。
大黒はA.B.C-Zにチャリティライブの参加をオファーしたときのことを「二つ返事ですぐに来てくれたんです。本当にスイートボーイズ。ボーイズというか、私にしてみれば息子や弟ぐらいの年の差なんですけどね」と振り返り、「今日はオファーをもらえてうれしかったので張り切って参りました! A.B.C-Zをただひたすら盛り上げて、花火のように散りたいと思います!(笑)」と気合いたっぷりに語った。その後、彼女はデビュー35周年を記念して今年7月にリリースした最新曲「いつかのメロディー」を披露。「君が思うより 君を愛してる」というストレートな愛の言葉がつづられたラブソングで温かな空気を生み出した。
「永遠の夢に向かって」を届けたあと、大黒は「『SLAM DUNK』の曲です。よかったら大合唱が聴きたいな」とねだり、「あなただけ見つめてる」を熱唱。会場は熱のこもったシンガロングに包まれ、続く「いちばん近くにいてね」では壮観なハンドウェーブが広がった。ラストに大黒はスタンドマイクを豪快に回しながら「Anything Goes!」をパフォーマンス。最後までパワフルなステージングで会場を盛り上げ、「このあとのえびちゃんを楽しんでください!」と笑顔で告げてステージを去って行った。
A.B.C-Z
大黒からバトンを受け取ったA.B.C-Zは、ロマンチックなダンスチューン「Just Romantic!」でライブをスタート。そして今年5月に配信リリースしたエレクトロなナンバー「TAP」や自己紹介ソング「A.B.Cra-Zy」を届けてコールを巻き起こした。続いて彼らは「Take a "5" Train」「テレパシーOne! Two!」を皮切りにポップなナンバーをメドレー形式で次々と歌唱。「チートタイム」や「JOYしたいキモチ」ではメンバーが2階席にまで足を運び、オーディエンスとハイタッチを交わしながら客席の間を楽しげに歩いた。サマーソング「Summer上々!!」では塚田僚一が連続バク転を披露。華麗なアクロバットに会場は大きく沸き立った。
MCタイムに入るとA.B.C-Zの4人は大黒のパフォーマンスを興奮気味に振り返り、「まきねぇかっけえ!」と大盛り上がり。ステージに大黒を呼び込み、彼女に提供してもらった楽曲「#IMA」を一緒に歌唱した。大黒はこのライブのために振付を考案してオーディエンスにレクチャー。キャッチーな振付を通して5人とオーディエンスの心はひとつになった。
大黒を見送ったA.B.C-Zの4人は、7月にリリースした3rd EP「THE WAY」のリードトラック「マジマジック」をパフォーマンス。オリエンタルな空気をまとった中毒性に満ちたこの曲で躍動感あふれるダンスを繰り広げた。「マジマジック」では新たな試みとしてスマートフォンによる撮影が許可され、オーディエンスはこの日の思い出としてメンバーの姿をカメラに収めた。
「幻想イミテーション」を艶やかに歌い踊ったあと、メンバーは疾走感あふれるロックナンバー「頑張れ、友よ!」を熱唱。そしてEDMナンバー「FORTUNE」で会場をダンスフロアへと変え、最後には「Perfect Sky」を観客とともに歌い上げた。
アンコールを求める「エビコネ」コールに応えて、A.B.C-Zと大黒はステージに登場。A.B.C-Zはデビュー35周年を迎えた大黒に大きなケーキをプレゼントした。アンコールの模様はInstagramで生配信され、「インスタライブでご覧の皆さんー! A.B.C-Zと大黒摩季で“えびまき”です」という大黒の挨拶で新たなユニット名が誕生。えびまきの5人が「ら・ら・ら」を歌うと、大合唱とともにピースフルな空気が場内に広がった。ラストナンバーは2023年に大黒がA.B.C-Zに提供した楽曲「オリジナルストーリー」。A.B.C-Zと大黒はエネルギーたっぷりにこの曲を届け、2回目の「A.B.C-Z CONNECTION」を晴れやかに締めくくった。
セットリスト
A.B.C-Z「A.B.C-Z CONNECTION Vol.2」2026年8月30日 パシフィコ横浜 国立大ホール
大黒摩季
01. 熱くなれ
02. DA・KA・RA
03. チョット
04. 夏が来る
05. いつかのメロディー
06. 永遠の夢に向かって
07. あなただけ見つめてる
08. いちばん近くにいてね
09. Anything Goes!
A.B.C-Z
01. Just Romantic!
02. TAP
03. A.B.Cra-Zy
04. Take a "5" Train~テレパシーOne! Two!~チートタイム~JOYしたいキモチ
05. Summer上々!!
(MC:大黒摩季提供曲「#IMA」をA.B.C-Z×大黒摩季で披露)
06. マジマジック
07. 幻想イミテーション
08. 頑張れ、友よ!
09. FORTUNE
10. Perfect Sky
<アンコール>
01. ら・ら・ら
02. オリジナルストーリー


