CORTISのワールドツアーの日本公演「2026 CORTIS TOUR <PUT YOUR PHONE DOWN> IN JAPAN」が、9月4、5、6日に神奈川・ぴあアリーナMMで開催された。この記事では5日公演の模様をレポートする。
今日の雰囲気マジでヤバい! めっちゃいい!
BTSやTOMORROW X TOGETHERが所属するBIGHIT MUSICから6年ぶりにデビューしたボーイズグループ・CORTIS。昨年8月にデビューした彼らは楽曲だけではなく、振付やミュージックビデオなどの制作にも携わる“ヤングクリエイタークルー”で、今回のワールドツアーではアメリカの都市を中心に各地を巡り、神奈川・ぴあアリーナMMでファイナルを迎えた。
開演時間になると、舞台裏で自撮りする5人の姿がLEDビジョンに映し出され、そのまま彼らがステージに登場。「PUT YOUR PHONE DOWN」というタイトル通りスマートフォンを手放した彼らはCOER(CORTISファンの呼称)に立ち上がるように呼びかけ、「YOUNGCREATORCREW」を歌い始める。さらにCORTISは「FaSHioN」「REDRED」と人気曲を惜しみなくドロップ。客席から湧き上がる統率の取れた大きなコールが、いかにCOERが彼らの公演を待ちわびていたのかを証明するようだった。
CORTISのパフォーマンスは、EDMベースの楽曲に合わせて一糸乱れぬフォーメーションダンスを繰り広げる、いわゆるK-POPのそれとは異なる。5人それぞれがリズムに身を任せ、声と全身を使って自由に音楽を楽しむというスタイルだ。もちろんコレオグラフが付いている楽曲もあるが、自由に歌って踊る楽曲が多く、ヒップホップクルーのようなステージングで観客を魅了している。「ACAI」や「MOTION (feat. Juicy J)」など今年リリースした楽曲を次々繰り出したCORTIS。「今日、本当にハンパないぞ! 今日の雰囲気マジでヤバい! めっちゃいい!」(JAMES)、「今日、声デカ!」(MARTIN)とCOERの盛り上がりを肌で感じ、興奮が抑えきれない様子だった。
歌でつながるCORTISとCOER
SEONGHYEONがペンライトを掲げるように促し始まった「JoyRide」からはバンドサウンドのナンバーが続く。「Lullaby」や「Blue Lips」「Wassup」といった自分たちのリアルな思いを色濃く反映した楽曲を届けたあとは、CORTISとして最初にリリースした楽曲「GO!」へ。ミニマルなトラップビートを乗りこなし、パワフルなパフォーマンスを繰り広げると、COERの声援もよりヒートアップしていった。
1990年代のロックバンドを彷彿とさせるスケール感のあるロックチューン「What You Want」でシンガロングを巻き起こしたCORTIS。曲が終わるとSEONGHYEONは「What You Want?」とMARTINに質問し、MARTINは「水」とジョークを繰り出す。メンバーたちに「早く言えよ!」と急かされる中、MARTINは「本当に欲しいことは……みんなのハーモニーです」と言い、JUHOONがリードする中、CORTISはアリーナとスタンドにチームを分けて、オーディエンスに「What You Want」を歌わせる。客席のハーモニーが完璧になると、5人は再び「What You Want」を披露。1回目よりも観客は大きな声でシンガロングし、ステージと客席の一体感がより強固なものとなった。
CORTISは8月にデビュー1周年を迎え、2nd EP「GREENGREEN」の拡張版「GREENGREEN_playextended」を発表。ここに収録された新曲「PACK IT UP」「MONEYMONEYMONEY」や未音源化楽曲「NANI」も本公演で披露した。まだ「COLOR OUTSIDE THE LINES」「GREENGREEN」という2枚のEPと配信シングルしか発表していない彼らの曲数は限られているが、同じ曲でもアレンジを変えたり、リミックスしたりと、さまざまなスタイルで楽曲を届けて観客を喜ばせていく。中でも「GO!」のリミックスや終盤に披露された2回目の「YOUNGCREATORCREW」「FaSHioN」は、上がりきった観客のテンションを限界突破させるには十分すぎるほどのエネルギーで、グルーヴの高まった5人のパフォーマンスにオーディエンスが大熱狂していた。
今日のこと、忘れられないです
最後のMCでJUHOONは「僕、日本語が話せないじゃないですか。でも僕たちは(来場者と)歌や眼差しで心を通わせることができると思いました。皆さんが心の底から楽しんでいると感じることができて、それを見ていると僕たちも幸せな気持ちになりました。最後の国になりますが幸せにツアーを終えることができそうです」と韓国語で話し、日本語で「今日のこと、忘れられないです」と付け加える。その後もメンバーたちは韓国語で率直な思いを話し、用意してきた日本語でメッセージをCOERに送っていく。
KEONHOは「COERの皆さんは目が本当にきれいですよね。今日皆さんと会って目を合わせてCOERの声を聞くことができて、めちゃ幸せでした。これが僕の一番幸せ! COERの皆さんと会うことが! COER大好き!」、SEONGHYEONは「今日は来てくれて本当にありがとう、皆さん。本当に涙が出るくらい幸せだったよ。また次も絶対に会おうね」、JAMESは「公演をすることを、僕の人生の中で本当に大切なことだと思っています。公演をすることが好きな理由は、みんなの笑顔を見られるから。だから今日公演をするとき、皆さんの笑顔を見て本当に元気をもらいました。とにかく皆さん今日一緒に遊んでくれて本当にありがとうございます」と、日本語でCOERへの思いを述べた。
最後にMARTINが日本語で「僕たちが全力で準備したステージに全部ついてきてジャンプして歌って遊んでくれて本当にうれしいです。だから僕たちがまた日本に来たとき、もう1回このエネルギーを聞きたい(感じたい)です。みんな本当にありがとうね! みんな! 最後に……愛してるよ!」とあふれる思いをCOERに真摯に伝えると、客席から大きな拍手が起こった。
心の底から楽しんでくれたその魂に感謝したい
「NANI」で始まったアンコールは、その場でリクエストを募っていく方式で、観客から次々と挙がるリクエストの中からCORTISは「What You Want」「GO!」「YOUNGCREATORCREW」をピックアップ。最後までCOERと音楽で遊び尽くしたMARTINは「心の底から楽しんでくれたその魂に感謝したい。また日本に来るときには同じようなエネルギーでやりたい。以上、CORTISでした!」と叫び、熱狂冷めやらぬステージをあとにした。
セットリスト
「2026 CORTIS TOUR <PUT YOUR PHONE DOWN> IN JAPAN」2026年9月5日 ぴあアリーナMM
01. YOUNGCREATORCREW
02. FaSHioN
03. REDRED
04. ACAI
05. TNT
06. MOTION(feat. Juicy J)
07. Mention Me
08. JoyRide
09. Lullaby
10. Blue Lips
11. Wassup
12. GO!
13. What You Want
14. What You Want
15. TNT
16. ACAI
17. MONEYMONEYMONEY
18. NANI(Demo ver.)
19. PACK IT UP
20. GO!(Remix)
21. YOUNGCREATORCREW
22. FaSHioN
23. REDRED
24. NANI(Demo ver.)
25. What You Want
26. GO!
27. YOUNGCREATORCREW


