離婚伝説のワンマンライブ「離婚伝説2026 ONEMAN LIVE『愛が一層メロウ』」が昨日9月10日と本日11日に東京・日本武道館にて開催された。この記事では1日目の模様をレポートする。
「離婚伝説2026 ONEMAN LIVE」は離婚伝説にとって初となる日本武道館でのワンマン。当初は11日にのみ行われる予定だったが、チケット完売を受けて2DAYSでの開催に。着実にステップアップし続ける彼らの勢いを体現するライブとなった。
2人がサポートメンバーとともに登場すると、メロウな音が優しく響き、途端にミラーボールが光を放つ。ノスタルジーを感じさせる歌謡的なメロディと、松田歩(Vo)の甘い歌声。そこに熱を添える別府純(G)のギターが武道館の広大な空間に鳴り響いた。その後も彼らは「まるで天使さ」「スパンコールの女」など、レトロさと洒脱さを併せ持った楽曲群でオーディエンスを離婚伝説の世界に浸らせる。その世界を視覚的に具現化するライティングもバリエーション豊かで、ピンクを基調とした妖しい照明が松田の影を大きく引き延ばし、橙色の光が別府を雄大に照らすなど、多彩な演出が観衆の心を奪い続けた。
ライブタイトルにも冠された代表曲「愛が一層メロウ」のギターカッティングがさわやかに鳴らされると、それを合図にステージバックの幕が落ち、ハートを模した紙吹雪が一気に吹き出す。パフォーマンス中に大合唱していた観客の声が、演奏が終わるとともに歓声へと変わり、最初のクライマックスが作られた。ここで松田は「1stシングル『愛が一層メロウ』をリリースしてから4年が経ちました。あのときはこんなことになるなんて思ってなかったけど、このタイトルで武道館という素敵な舞台に立つことができて本当にうれしく思います」と感慨深げに語り、初の武道館公演開催への喜びと感謝の気持ちをにじませた。
その後も、モータウン感満載のポップチューン「本日のおすすめ」でハンドクラップを発生させたり、壮大なバラードナンバー「萌」をじっくり聴かせたりと、さまざまなアプローチでオーディエンスを惹きつけてやまない離婚伝説。「大空港」では心地よい切なさをたたえたメロディで武道館を優しく満たした。ひとしきりパフォーマンスを続けたのち、松田は離婚伝説結成からの歩みについて回想。これまで支えてくれた周囲の人たちやリスナーへの感謝を丁寧に告げると、温かな拍手が客席から送られた。
早くもライブは終盤を迎え、「しばらく」「紫陽花」といった穏やかなナンバーが届けられる。松田のハイトーンボイスが際立つキラーチューン「眩しい、眩しすぎる」で会場の空気が温まったのち、「You Should Know Your Love」が奏でられ、武道館は再びしっとりしたムードを帯び出す。その空気のまま2人は「メルヘンを捨てないで」を披露。松田が伸びやかな歌声を聴かせ、サウンドは徐々に激しさを増していく。ラストにはミラーボールが鮮烈な輝きを放つ中、別府がギターを思いきり歪ませ、ステージを締めくくった。
アンコールに応えて再び登場した離婚伝説は、「さらまっぽ」でライブを再開。金テープが勢いよく飛び出し、高揚感で会場がいっぱいになる中、2人は思い思いにステージを移動する。目の前のファンとコミュニケーションを交わすようにパフォーマンスを繰り広げたのち、彼らは演奏が終わった途端さっそうとステージ袖へと退場。さわやかな余韻だけをそこに残して、ライブを閉幕へと導いた。
なお離婚伝説は、10月21日にアルバム「ファーストキス」をリリースする。さらに12月からは全国ホールツアーが開催される。
セットリスト
「離婚伝説2026 ONEMAN LIVE『愛が一層メロウ』」2026年9月10日 日本武道館
01. ステキッ!!
02. まるで天使さ
03. スパンコールの女
04. 追憶のフロマージュ
05. 愛が一層メロウ
06. ファーストキス
07. 本日のおすすめ
08. ファニーとファンキー
09. 萌
10. あらわれないで
11. 大空港
12. しばらく
13. 紫陽花
14. 眩しい、眩しすぎる
15. You Should Know Your Love
16. メルヘンを捨てないで
<アンコール>
17. さらまっぽ


