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the perfect me、6年の歳月経て新アルバム完成 阿南智史や荒谷翔大らコメント

the perfect me
16分前2026年09月16日 7:03

福岡を拠点に活動している音楽家、西村匠によるソロユニット・the perfect meのニューアルバム「Something Winged Laughed」が本日9月16日に配信リリースされた。

the perfect meにとって2020年発表の「Thus Spoke Gentle Machine」以来、およそ6年ぶりのフルアルバムとなる「Something Winged Laughed」。本作には既発曲「do over」「into the house」のリメイク版、aldo van eyckのtomohiro onoueとryunosuke sakaguchiがトランペットおよびサックスの演奏で参加した「How Does it」など7曲が収められている。11月にはCDでも発売される予定で、詳細な発売日は追ってアナウンスされる。

また「Something Winged Laughed」のリリースに際し、西村、onoue、阿南智史(ex. never young beach、PAELLAS)、荒谷翔大、Takehiro Ono(ex. Attractions)、yuya saitoのコメントも公開された。

the perfect me「Something Winged Laughed」収録曲

01. do over(remake)
02. into the house(remake)
03. Here Come
04. How Does it
05. My Dungeon
06. Our Theory
07. armours

西村匠(the perfect me)コメント

楽曲のマスタリングが済み、リリースのためPCのデータを整理し必要な情報を集めたり整理したりして、これを書いている今は夏盛りの7月末を迎えています。
今回のアルバムの中には2021年夏の日付をもつデータがあり、この5年の間私は、ある時は古い音楽に傾倒し、ある時はヒットチャートを追いかけ、ある時は若い学生の演奏や歌などをフラッシュ暗算のように録音したり編集したりして過ごしていました。
アルバムのラインナップたちにはそうした様々な音楽の琥珀が詰まっており、それは当初それぞれに予定されていたストーリーだけでは成し得なかった複雑な(あるいは煩雑な)背景を生み出しています。このことは、今回の長期制作を多くの意味のある行為にしてくれました。今回のアルバムには再度録音しなおした以前からある楽曲も含まれていて、それらは特にこの影響が大きく、前ヴァージョンからの視点の変化は非常に面白いものになっています。また、それが新規曲のポジションを一層明らかにすることになりました。結果的に各楽曲が意図を超えて有機的に繋がりあう良い形が作れたと感じます。

さて、アルバムの背景には、ちょっとしたストーリーがあります。
先程私は日々の蓄積を音楽の琥珀と呼びましたが、これは一部のうまくいっている例のことで、多くの場合実際にはもう少し煩わしい存在かもしれません。ただそれは悪の存在という意味ではなく、厄介な悪戯のようであり、かつ魅惑的な存在だということです。
どこかで聞いた曲や、誰かが歌った声、とにかく何でも、一度気にかかった音は拍子抜けな心霊現象のように少しずつ近づいてきては、だんだんとその存在感を増して、気づけば傍に現れています。それから小さな可愛らしい笑い声とささやきで私を誘惑するのです。
(そっちじゃない、こっちに行こうよ)(もっととびきり跳ねないと)(まだだよ)(良いことを教えてあげるよ)などなど。
どこかで聞いた曲や、誰かが歌った声、とにかく何でも、その中にそれらはいます。それらは小さくて音のない羽を広げて、我々の気付かぬ間に部屋の中に入ってきては、人にささいな提案をします。それはあなたを有機的な混乱に落とすでしょう。音楽は一層大きくなり、そして冒険が始まってしまうのです。
もし一人で部屋にいておかしな笑い声が聞こえたら、気をつけなくてはいけません。あるいは、それこそあなたが望んでいることなのでしょうか?

阿南智史(ex. never young beach、PAELLAS)コメント

2017年頃、初めて彼の1stアルバムInto the houseを聴いた時のワクワク感は今でもはっきりと覚えている。センスの塊だった。そこから10年近く経ち、彼は技術を磨き、膨大にインプットし、研究し、そして少しずつアウトプットしながらトライアンドエラーを絶えず繰り返してきたのだろう。日々のクライアントワークをこなしながら、ここまで完璧主義的な作品を完成させるというのは、本当にすごいことだ。振り返らず、先を見ながら今をサバイブしていないと作れない作品だと思います。勇気をもらいました。

荒谷翔大 コメント

the perfect meとの出会いは地元福岡のライブハウスUteroでした。
当時10代のぼくは彼らのライブパフォーマンスに完全に圧倒されたのを今でも鮮明に覚えています。
そして当時からライブでやっていた曲たちも収録されているこのアルバム「Something Winged Laughed」は、ぼくにとってタイムカプセルのようでいて、新たな風のような熱い予感も感じて、初めてthe perfect meのライブをみたときのような感覚が蘇ります。
つまり最高に今ワクワクしています!
またあのとき感じた熱風を再びライブでも味わえるのを楽しみにしています。
アルバムリリース本当におめでとうございます!

tomohiro onoue(aldo van eyck)コメント

do overを聴かなければ僕はユーテロにいくことはなかったしそこで組んだバンドと共に東京に行くようなマネもしなかっただろうと思います。
柑橘が弾けるようなギターのピッキングに複雑に絡み合う和音とリズム、歪にうねるベースラインと優しくクールで切ない歌声、ほぼ同い年のこの青年に僕は今すぐに会わなければならない、何かがもう始まっていてそしてまた始まる気がする、胸の奥から踊り出したくなるような衝動と共に僕のオルタナティブは始まりました。
あれから10年が経ち世界は歪なまま僕らは依然としてオルタナティブでdo overはより明瞭になりinto the houseはよりヘビーに、シュールなダンス、西洋古典音楽との戯れ、哀愁と愛嬌、雄大なスケール感で繰り広げられる知的な悦びの中、彷徨う己の不協和なトランペットを今一度しみじみと聴いて、ああ、もう僕らも結構歳をとったのですね、たっくん氏、と心の中で呟きました。
未だに貴方の考えていることはよくわからないのですが、確かに言えることは美しい音楽を追い求める旅は今だに終わらないのですねということです。
Everyone’s just dancing in their own alternative life !!!

Takehiro Ono(ex. Attractions)コメント

何を食って、何を見て、何を思いながら過ごしたら、こんなに遊び心に溢れた音楽が生まれるんでしょうか。
どの曲もウィットに富んでいて素晴らしいですが、中でも「do over」と「into the house」のremakeは、ライブ感があって、今のthe perfect meのスタンスが表れている気がしていて、必聴です。
タクミくんのことは、彼が10代(高校生くらい?)の頃から知っていますが、今も変わらずの鬼才ぶりには、いつも驚かされてばかりです。
今度久々飲みましょう。
アルバムリリース、おめでとうございます!

yuya saito コメント

もうかれこれ10年以上ファンなので、最初のremake2曲で大歓喜だった訳ですけれど。
後半にかけての展開もドラマチックで何回でも繰り返し聴きたいアルバムです。音楽を作ってくれて本当にありがとうございます。そんな気持ちです。

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