超特急が、本日9月19日に音楽フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2026」に出演した。
ロッキン初見参!「ライブでここまで這い上がってきました!」
9月12、13、19、20、21日の5日間にわたり、千葉・千葉市蘇我スポーツ公園にて開催されている「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2026」。このフェスに超特急が出演するのは今回が初となる。また、療養に専念するための活動休止期間を経て、リョウガが9月7日に活動再開を発表したばかりの超特急にとっては、フルメンバーでのライブパフォーマンスは約2カ月ぶり。朝一番のHILLSIDE STAGEには8号車(超特急ファンの呼称)はもちろん数多くの観客が詰めかけ、ロッキン初見参となる超特急のアクトに注目した。
厚い雲が空を覆うHILLSIDE STAGEに鳴り響いた発車ベルの音。登場を待ち望んだオーディエンスの歓声に迎えられた超特急は、最新ツアー「BULLET TRAIN ARENA TOUR 2026『ESCORT』」のテーマソング「Secret Invitation」で高らかにライブの幕を開けた。9人の先頭に立つリーダー・リョウガのジェントルな一礼から始まるこの曲で、9人はエレガントかつ大胆なダンスステップを踏んでその場に集った人々を自分たちのショーへとエスコート。ロッキン初登場ながら余裕すら感じさせる卓越のステージングで聴衆の視線をさらっていく。すると次の瞬間ステージ前方から炎が吹き上がり、2曲目の「Countdown」へ。イントロで「What's up, ROCK IN JAPAN! 初めましても知らないも関係ない! みんなで盛り上がっていくぞ!」と気炎を上げたボーカルのシューヤが思い切りがなりを効かせたパワーボーカルを放つと、ダンサーメンバーもみなぎる気迫をむき出しにしたアグレッシブな躍動でオーディエンスのテンションを引き上げる。ラスサビで9人が舞台の端から端まで大きく広がりさらなる声を求めたのち、タカシが放ったのは「僕たち超特急、ライブでここまで這い上がってきました! ……死ぬまで声出せよ」という言葉。ステージに懸ける熱い思いが宿った煽りに、観衆は悲鳴混じりの大歓声で応じる。
復帰のリーダー、大暴れ!「超えアバ」で大放水も
猫の仕草をモチーフにしたキャッチーな“爪トゲポーズ”で盛り上がる「NINE LIVES」では、ダンスリーダーのユーキが「獲物は逃がさない」のフレーズに合わせてマシンガンを“乱れ打ち”し、ステージを囲む全方位のオーディエンスを射程圏内に捉えてみせる。3曲を終え設けられた自己紹介タイムでは、その復帰第一声に8号車の注目が集まったリョウガが「みんな楽しんでるかーい!? ロックにいこうぜ~!」とワイルドにメロイックサインを決めたのち「……よろしくお願いしま~す」と即座に常温のテンションに戻るという“通常運転”のユーモアあふれる挨拶でファンの笑顔を誘った。続くタクヤは「ロッキン初めましてということで、お邪魔してます! 超特急と申します」と丁寧に自己紹介して「あともう少しだけお時間ください!」と呼びかけ、ハルははちきれんばかりのテンションで「レッツ、エンジョ~イ!」とおなじみのフレーズを叫んだ。
マサヒロとアロハによる声出しタイムを経て、アロハが「リーダーよろしく!」と振ると、リョウガは「みんな~! 突然だけど友達いるかな? これを機に、友達になっちゃおうぜ!」と呼びかけて自身のセンター曲「メタルなかよし」を導いた。アッパーなメタルサウンドに乗せて平和と友情のメッセージを放つこの曲で、タカシは「そんなもんか!? もっと声出せよ!」とオーディエンスを焚き付け、思い切りデスボイスを轟かせてメンバーや8号車を鼓舞。熱いムードの中、リョウガも特大のジャンプや軽快な足上げを決め、そのパワフルなパフォーマンスをもって復活を8号車にアピールしてみせる。そして、キラーチューン「超えてアバンチュール」へと流れるように展開すると、今度はステージ前方のウォーターキャノンが発動。突如勢いよく放たれた無数の水柱に驚きの声が上がる中で、メンバーと観衆のテンションは加速度的に高まっていった。熱狂の中心で変顔を炸裂させたリョウガは「みんな、頭振ってくれ!」とヘッドバンギングを先導。容赦ない放水が浴びせられる中、メンバーも8号車も無心で頭を振り、HILLSIDE STAGEには興奮のムードが充満する。また、リョウガが日替わりのパフォーマンスアレンジを見せる終盤のパートでは、ロックギタリストになりきった彼が丁寧にチューニングしたギターを即破壊するというパントマイムを披露。ロッキンのステージでも遺憾なく発揮されたリョウガのエンタテイナーぶりに、8号車は「(僕には)リョウガだけ!」という惜しみない愛のコールを送った。
雨もいとわず完全燃焼!「ガチ夢中!」が生んだ強固な一体感
「超えアバ」の放水パフォーマンスが“呼び水”となったのか、曇り空から雨が落ち始めたライブ後半。「Burn!」ではカイがオーディエンスをリードし、彼の呼びかけで会場には両腕を何度も交差させる“バッテンダンス”の波が広がっていく。強まる雨もいとわずに舞台前方袖まで大きく広がり、全力で歌い踊り叫んで観衆を巻き込んでいく9人。曲の最後にハルがセンターに躍り出ると、「いくぞお前ら、声出せ~!」という絶叫とともにラストナンバー「ガチ夢中!」へと突き進んでいく。ボーカルもフィジカルも全開放のハイエナジーなダンス&ボーカルで、超特急が聴く者の心を熱く鼓舞するこの曲。彼らがすさまじい熱量で「押忍押忍押忍押忍!」「好きは気合い!」と正拳突きを繰り返すと、オーディエンスも同じ動きとコールで彼らの作り出す熱波に乗り、HILLSIDE STAGEは打ち付ける雨を跳ね返すほど強固な一体感に包まれた。一切の妥協のない真摯な全力パフォーマンスで真骨頂を見せ、ライブ空間で叩き上げ磨き抜いてきた逞しい生き様を観衆の目に、耳に、心に焼き付けた超特急。“完全燃焼”の7曲を終えるとメンバーは晴れやかな笑顔でオーディエンスに手を振り、シューヤは「ロッキン最高!」と叫んでステージをあとにした。
セットリスト
01. Secret Invitation
02. Countdown
03. NINE LIVES
04. メタルなかよし
05. 超えてアバンチュール
06. Burn!
07. ガチ夢中!


