YOSHIKI(X JAPAN)が、一般社団法人日米協会が主催する「第6回 金子堅太郎賞」の特別賞を受賞。本日10月5日に東京・国際文化会館 岩崎小彌太記念ホールにて開催された授賞式に出席した。
日米関係に貢献「金子堅太郎賞」とは?
「金子堅太郎賞」は、日米協会の初代会長である金子堅太郎の功績を称えて、同協会の創立100周年となった2017年に制定された賞。草の根レベルで日米交流に貢献した個人に正賞が、日米関係に貢献した著名人には特別賞が贈られる。今年度は正賞に久野明子(一般社団法人日米協会顧問)とコーゾー・キムラ(東京エクスプレス社社長)、特別賞にYOSHIKIが選出された。
YOSHIKIは1992年の渡米以来、約34年にわたりアメリカを拠点に日米間の音楽交流に貢献。また遺児や難病を持つ子供たちの支援基金の設立、災害被災者への緊急支援といった慈善活動にも取り組んでおり、音楽とチャリティの両面を通じた日米友好への貢献が評価された。9月中旬には過密スケジュールと疲労により倒れ治療を受けていることを公表しており、今回の授賞式が体調不良からの復帰後、初の公の場となった。
授賞式でYOSHIKIは白のスーツ姿で登場し、選考委員長の茂木友三郎(キッコーマン名誉会長)から特別賞の盾を受け取った。来賓のジョージ・グラス(駐日米国大使)は、「今年、高市早苗首相がホワイトハウスを訪問した際に大統領直属の米海兵隊音楽隊がX JAPANの楽曲を演奏した」と明かし、「音楽と日米関係へのYOSHIKIさんのご貢献に対して、これ以上ない賛辞と言えるでしょう」と称えた。
日米国歌と「Forever Love」を演奏
スピーチに立ったYOSHIKIは「急遽日本に帰ってきました。まったくスピーチを用意してきませんでした」と切り出し、約34年前の渡米を「決して楽な道のりではなかったです」と振り返った。受賞については「僕のようなただがむしゃらに音楽を追求してきているアーティストが、このような賞を受賞することを本当に光栄に思っていますし、恐縮です」と述べ、「こんな僕でもできるんだから、皆さんもきっとできる。そういった言葉を伝えたいです」と語った。
そのあとYOSHIKIはピアノでアメリカ国歌を演奏し、続けて日本国歌の「君が代」を披露。「君が代」の演奏時にはサングラスを外した。さらに「Forever Love」も届けると、来場者からスタンディングオベーションが起こった。
NYでアクセル・ローズと共演予定だったが……
授賞式後の囲み取材で体調について聞かれたYOSHIKIは、スケジュールが立て込む中で貧血によるドクターストップがかかったと説明し、「体調は移動が多いので気を付けています」と話した。自身にとってのアメリカンドリームについては「扉を開けることができたと思っていますんで、ぜひその扉の向こう側、アメリカンドリームに足を踏み入れたいなと思っています」と意気込んだ。
まだ叶えていない舞台や夢について聞かれたYOSHIKIは「それはセントラルパークですね」と回答。現地時間9月26日に出演予定だった「2026 Global Citizen Festival: New York」は悪天候で中止となっており、「自分は歴史を変える意気込みで準備していた」「非常に悔しいです」と話した。同フェスでは「Red Swan」を披露する予定で、スペシャルサプライズゲストのアクセル・ローズ(Guns N' Roses)とリハーサルもしていたという。YOSHIKIは「どこかでそういったリベンジする場があればなと思っています」と述べた。


