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Maverick Mom、対バンツアー「-干渉-」で見せたクジラ夜の街との特別な一夜

Maverick Mom 東阪対バンツアー「-干渉- Interferencia」の様子。(撮影:金子千夏)
3分前2026年10月13日 9:02

石川県発の4人組ロックバンド・Maverick Momが、10月6日にLIQUIDROOMにて東阪対バンツアー「-干渉- Interferencia」の東京公演を開催した。

先日、メジャー1stフルアルバム「Travessia」を携えて初の全国ワンマンツアーを行ったばかりの彼らが、新たに始動させた本企画。ツアータイトルにもある「干渉」には、「異なる音楽性や個性を持つアーティスト同士が交わり、互いに影響を及ぼし合うことで高め合いたい」という思いが込められている。初日となる東京公演には、メンバーにとって憧れの“先輩”でもあるクジラ夜の街がゲストに迎えられた。

憧れの“先輩”クジラ夜の街がつなぐバトン

場内が暗転すると、無機質な女性の声で「食券番号、736番。チーズホットドッグプレートのお客様」とアナウンスが流れ、オーディエンスを現実からクジラ夜の街の物語の世界へと誘う。「もしも私の人生が映画だったなら」というアナウンスを合図に紗幕が開き、先攻を務めるクジラ夜の街のライブがスタートした。序盤で披露された「ホットドッグ・プラネッタ」から、彼らはファンタジックで浮遊感のあるバンドサウンドを展開。「ここにいるからね 触れられなくても」と歌う「ここにいるよ」、報われない思いをポップに昇華した「End Roll」といった楽曲で、異なる情景を描き出していく。「オロカモノ美学」ではコール&レスポンスを巻き起こし、堂々としたパフォーマンスでMaverick Momへとバトンをつないだ。

「いま、君の世界に、干渉する」

後攻のMaverick Momのライブは、おなじみのSEではなく、クジラ夜の街・宮崎一晴(Vo, G)のポエトリーリーディングで幕開け。宮崎の声に導かれるようにステージへ現れた4人は、「いま、君の世界に、干渉する」という一節から続いた南出大史(Vo, G / Maverick Mom)の弾き語りによる「宝島」でライブをスタートさせた。緻密に音が絡み合うアンサンブルでフロアを高揚させ、続く「カラクリ」では巧みなビートチェンジや変拍子のサウンドでオーディエンスを惹きつけていく。勢いのままに披露された「Travessia」では、タイゾー(B / Maverick Mom)がベースソロで、ON(Dr / Maverick Mom)が力強いドラミングでスケールの大きなサウンドを響かせた。

その後、メンバーはクジラ夜の街の楽曲「詠唱」をカバーするサプライズで観客を驚かせたのち、間髪をいれずにキラーチューン「儚夏」へ。さらに前進感のあるリズムが印象的な「蝉時雨」、語りかけるような歌唱が胸を打つ「スイセン」を届け、緩急をつけた展開でオーディエンスを魅せていく。

「クジラ夜の街に愛を込めて」披露するスペシャルカバー

南出の「この対バンが僕らとクジラ夜の街とだから成せる、今日1日限りのMaverick Momをお見せしたいと思います」という宣言から続いたのは、ソリッドなパフォーマンスが光る「徒花」。さらに南出が発した「ここからは、クジラ夜の街に愛を込めて」という言葉とともに、原曲へのリスペクトと自分たちの色を融合させたクジラ夜の街「マスカレードパレード」のMaverick Momバージョンを披露しフロアを沸かせた。そこから勢いをつけた4人は、中野武瑠(G / Maverick Mom)のアグレッシブなギターソロが印象的な「ジーニアス」につないだ。

タイゾーの煽りからラストスパートへ突入したあと、メンバーは「G.A.P.P.A」でフロアの熱気を一気に引き上げ、南出がハンドマイクでアジテートする中、アンセム「Shower!!!!!」を投下。ラストは「アルカディア」で大合唱を巻き起こし、会場を一体感に包み込んで本編を締めくくった。

鮮やかな化学反応で迎える“ハッピーエンディング”

アンコールでは、ONが胸に秘めていた素直な思いを吐露。「これからも『干渉』をやっていきます。俺はもう1回、パンパンのLIQUIDROOMでクジラ夜の街とやりたいんですよ。一緒にデカくなっていきたい」と未来の展望を熱く語った。「ここからは、まだ俺らの番だから!」という南出の言葉に続いて演奏された「青く、春」では、温かいシンガロングとクラップが響き渡る。イベントの最後にMaverick Momは、ゲストボーカルとしてクジラ夜の街の宮崎を呼び込み「あばよ大泥棒」でコラボ。Maverick Momの演奏に宮崎の歌声が“干渉”することで鮮やかな化学反応が生まれるという“ハッピーエンディング”で初回の「干渉」は幕を下ろした。

なお、東阪対バンツアー「-干渉- Interferencia」の次回公演は、ゲストアーティストにハク。を迎えて11月12日に大阪・梅田CLUB QUATTROで開催される。チケットは各プレイガイドにて販売中。

セットリスト

Maverick Mom「-干渉- Interferencia」2026年10月6日 東京都 LIQUIDROOM

01. 宝島
02. カラクリ
03. Travessia
04. 詠唱(クジラ夜の街カバー)
05. 儚夏
06. 蝉時雨
07. スイセン
08. 徒花
09. マスカレードパレード(クジラ夜の街カバー)
10. ジーニアス
11. G.A.P.P.A
12. Shower!!!!!
13. アルカディア
<アンコール>
14. 青く、春
15. あばよ大泥棒(クジラ夜の街カバー / Guest: 宮崎一晴[クジラ夜の街])

公演情報

Maverick Mom 東阪対バンツアー「-干渉- Interferencia」

2026年11月12日(木)大阪府 梅田CLUB QUATTRO
<出演者>
Maverick Mom / ハク。

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