=LOVEが10月15、16日に東京・TOYOTA ARENA TOKYOにて活動9周年を記念したコンサート「=LOVE 9周年コンサート『=LOVE 9th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT』」を開催した。
2017年のデビュー以降、毎年周年コンサートを行っている=LOVE。今年6月に東京・MUFGスタジアム(国立競技場)で2DAYSコンサートを成功させるなど、トップアイドルとしての地位を確固たるものにした彼女たちは、今回の公演でもファンを大いに満足させる華々しいステージを繰り広げた。チケットが完売し、2日間で約2万人を動員したこのコンサートのうち、本稿では2日目公演の模様を中心にレポートする。
髙松瞳のアカペラで華やかに開幕
「Overture」が会場に鳴り響いたのち、赤いバラで彩られた華やかなステージに、赤を基調とした鮮やかな衣装を身にまとって登場した=LOVE。柔らかな笑みを浮かべる髙松瞳が「アイカツハッピーエンド」の一節をアカペラで歌唱すると、会場全体が盛大な歓声で満たされた。そして同曲を皮切りに、=LOVEは王道アイドルの魅力を存分に詰め込んだパフォーマンスを展開。床に大きなハートがあしらわれたセンターステージへ飛び出すと、まばゆい笑顔で場内を照らし出した。続く「恋人以上、好き未満」ではメンバーがそれぞれトロッコに乗り込み、アリーナを巡りながらファンとのコミュニケーションを満喫。本格的なブレイクのきっかけとなった昨年リリースの楽曲「とくべチュ、して」も序盤に披露され、大きな盛り上がりが生まれた。
次のブロックでは日替わりの衣装でコンサートが進行。DAY1では1stコンサートで着用した懐かしの水玉衣装、DAY2ではデビュー2周年コンサートの衣装などに身を包んだメンバーが、アニバーサリー公演ならではの多彩なパフォーマンスを届けてファンを楽しませた。中でも2日目はダンサブルでスタイリッシュなユニット曲「24/7」がミュージックビデオ内で着用した赤のセットアップ衣装で、野口衣織のソロ曲である狂気的なラブソング「狂想カタストロフィ」が過去ツアーの黒衣装で届けられ、観客の視線を釘付けに。15thシングルの表題曲「ラストノートしか知らない」を齋藤樹愛羅と佐々木舞香がデュエットで歌う演出もこの日のハイライトの1つになった。
9本のバラの花言葉は
幕間映像を挟み、=LOVEはチェック柄の新衣装を身にまとってステージに登場。メガネを身に付け大人びたムードを振りまく大谷映美里や野口衣織をはじめ、メンバーの新鮮な装いが観客の心を鷲づかみにした。「届いてLOVE YOU♡」の間奏ではステージ上でくじ引きをし、当たりを引いたメンバーが愛らしいセリフを披露。DAY1では大谷が「大好きだよ」、DAY2では佐々木が「ねえ、『大好き』って言って?」と愛の言葉を放って大きな歓声を引き出した。
また彼女たちは白いマフラーを巻いて「僕らの制服クリスマス」を歌い、この曲のアフターストーリーを描いた「The 5th」も続けて歌唱。天井から吊るされたイルミネーションのような装飾やきらびやかなスパークラーが会場を彩る中、ひと足早いクリスマスムードを創出する。温かな場面が続いたかと思えば、次いで披露された「記憶のどこかで」「劇薬中毒」では真っ赤な紙吹雪や炎の演出とともに情熱的で艶やかな世界観が広がり、=LOVEが持つ多面的な表現力が存分に発揮された。
公演が後半に突入すると、メンバーは中華風の衣装を着用し、活気に満ちたパフォーマンスで勢いを加速させていく。会場の一体感が右肩上がりに増していく中、「夏祭り恋慕う」ではファンの力強いコールが響き、最新シングルの王道アイドルソング「恋、はじめました。」では混じり気のない晴れやかな笑顔が輝いた。その後、彼女たちはバラの花束をバトンのように受け渡しながら、1人ずつ9年間の思い出を口にし、ファンへ感謝の思いを伝えていく。そして最後に髙松が「9本のバラには『いつも一緒にいてください』という花言葉があります。私たちには皆さんの存在が必要です。10年目もずっと一緒にいてください」とほほえんだのち、「青春”サブリミナル”」のパフォーマンスへ。そこからグループの始まりの曲「=LOVE」へと続き、エモーショナルな空気と幸福感が満ちていった。
ドーム公演のタイトル、追加公演の開催発表
リーダー山本杏奈の「皆さんが支えてくれたから、このステージに10人みんなで立って9周年を迎えることができています」「そしてこの10人だったからここまで来れたんだなと実感しました」という感謝の言葉を経て、本編の最後に披露されたのは「夢の続き」。2027年1月19、20日にかねてよりの夢であった東京・東京ドーム公演の開催を控える中で、グループの絆やファンへの感謝の思いを歌った1曲だ。メンバーとファンの明るい未来を指し示すような、優しい歌声が響いた。
アンコールに移ると、=LOVEは再びトロッコに乗り込み「Oh! Darling」を歌唱。曲中に振り回していたタオルを客席に投げ込み、ファンを歓喜させる。「樹愛羅、助けに来たぞ」の間奏では、道着を着た齋藤樹愛羅が“板割り”に挑戦する気合いたっぷりのパフォーマンスで会場を沸かせた。
その後のMCでは特報映像が上映され、東京ドーム公演のタイトルが楽曲「=LOVE」の歌詞の一節「全ては=LOVE」に決定したこと、さらにその追加公演が2月24、25日に愛知・バンテリンドーム ナゴヤで行われることが明らかに。原点を大事にしながらも歩みを止めない=LOVEに大きな拍手が送られた。そして「=LOVE 9th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」のトリを飾った楽曲は「探せ ダイヤモンドリリー」。楽曲のクライマックスでファンとメンバーによる大合唱がこだまし、今回のアニバーサリーコンサートも大盛況のうちに幕を閉じた。
セットリスト
「=LOVE 9周年コンサート『=LOVE 9th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT』」2026年10月15日(木)TOYOTA ARENA TOKYO
DAY1
01. アイカツハッピーエンド
02. 僕らの制服クリスマス
03. The 5th
04. とくべチュ、して
05. セノビーインラブ
06. BPM170の君へ
07. 今、この船に乗れ!
08. どこが好きか言って
09. 好きって言えなかった
10. 届いてLOVE YOU♡
11. 恋人以上、好き未満
12. 木漏れ日メゾフォルテ
13. 記憶のどこかで
14. 劇薬中毒
15. CAMEO
16. 夏名残サマーチューン
17. この空がトリガー
18. 夏祭り恋慕う
19. 恋、はじめました。
20. 青春”サブリミナル”
21. =LOVE
22. 夢の続き
<アンコール>
23. Oh! Darling
24. ナツマトペ
25. 樹愛羅、助けに来たぞ
26. 探せ ダイヤモンドリリー
DAY2
01. アイカツハッピーエンド
02. 恋人以上、好き未満
03. 木漏れ日メゾフォルテ
04. とくべチュ、して
05. cinema
06. ラブロケ
07. 24/7
08. 狂想カタストロフィ
09. ラストノートしか知らない
10. 届いてLOVE YOU♡
11. 僕らの制服クリスマス
12. The 5th
13. 記憶のどこかで
14. 劇薬中毒
15. CAMEO
16. 夏名残サマーチューン
17. この空がトリガー
18. 夏祭り恋慕う
19. 恋、はじめました。
20. 青春”サブリミナル”
21. =LOVE
22. 夢の続き
<アンコール>
23. Oh! Darling
24. ナツマトペ
25. 樹愛羅、助けに来たぞ!
26. 探せ ダイヤモンドリリー
今後の公演情報
=LOVE in TOKYO DOME「全ては=LOVE」
2027年1月19日(火)東京都 東京ドーム
2027年1月20日(水)東京都 東京ドーム
=LOVE DOME LIVE in NAGOYA「全ては=LOVE」
2027年2月24日(水)愛知県 バンテリンドーム ナゴヤ
2027年2月25日(木)愛知県 バンテリンドーム ナゴヤ


