中島美嘉の新曲「名も無き詩人のように」が、11月20日に全国公開されるアニメーション映画「装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女」の主題歌に決定した。
「装甲騎兵ボトムズ」は1983年にテレビシリーズが放送され、その後の続編アニメやプラモデルの展開も含め40年以上にわたりファンを熱狂させている作品。映画では押井守が監督を務め、戦場ロボットアニメの金字塔である本シリーズの新たな物語を描く。AT(アーマードトルーパー)と呼ばれる人型兵器“スコープドッグ”に搭乗し、命を消耗品として扱われる兵士たちのドラマが展開される。
主題歌「名も無き詩人のように」は、押井作品のファンであるTHE ALFEEの高見沢俊彦が作詞および作編曲を手がけた。中島は「初めてデモをいただいたとき、イントロを聴いた瞬間から、高見沢さんの唯一無二の世界観とアニメの情景が広がって、一気に物語に引き込まれました」とコメント。高見沢はこの曲のサウンドについて「ストリングスとギターのリフをぶつけ合うように配置することで、戦場に漂う緊張感や、いつ何が起きるか分からない不穏な空気を表現したつもりです」と語り、中島の歌唱については「希望を声高に歌い上げるのでもなく、かといって絶望の中に沈み込んでしまうのでもない。その狭間に立ちながら、暗闇の奥に小さな灯をともしていくような『歌の力』があったように感じています」と言及している。
「名も無き詩人のように」は映画の公開日である11月20日に各音楽配信サービスで配信され、11月25日にCDシングルとしてリリースされる。YouTubeではこの曲を使用した映画の予告映像が公開されている。
中島美嘉 コメント
この度、「装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女」の主題歌を担当させていただけることを大変嬉しく思います。
楽曲は、高見沢俊彦さんに「名も無き詩人のように」をご提供いただきました。
初めてデモをいただいたとき、イントロを聴いた瞬間から、高見沢さんの唯一無二の世界観とアニメの情景が広がって、一気に物語に引き込まれました。
高見沢さん、素敵な楽曲をありがとうございました。
大切に歌い続けていきたいと思います。
映画と一緒に楽曲を楽しんでいただけたら嬉しいです。
高見沢俊彦(THE ALFEE) コメント
百年戦争とは一体何なのだろう。絶望と希望が交差する中、生と死が背中合わせに存在し、自ら選び取ったはずの運命が、いつしか逃れることのできない宿命へと姿を変えていく。そんなことを考えながら、歌詞を書いてみました。サウンド面では、ストリングスとギターのリフをぶつけ合うように配置することで、戦場に漂う緊張感や、いつ何が起きるか分からない不穏な空気を表現したつもりです。ストリングスが運命のうねりだとすれば、ギターはそこに抗おうとする人間の意志。その二つがせめぎ合いながら、楽曲全体を前へ前へと押し進めていくそんなイメージで作りました。そして何より、中島美嘉さんの存在が大きかったと思います。希望を声高に歌い上げるのでもなく、かといって絶望の中に沈み込んでしまうのでもない。その狭間に立ちながら、暗闇の奥に小さな灯をともしていくような「歌の力」があったように感じています。あと個人的にも押井守さんの作品のファンですので、今回お声がけいただけたことを、とても光栄に感じています。そんな心地よい緊張感にも背中を押されながら、いつも以上に思いを込めて仕上げた楽曲になったと思います。
中島美嘉「名も無き詩人のように」収録曲
01. 名も無き詩人のように
02. 名も無き詩人のように(Instrumental)


